いつの間にか年をくっている

10月は修学旅行シーズンらしく、五島市の民泊家庭に大勢の学生さんたちがやって来ます。

前にも書きましたが、わが家は民泊はやっていないのだけれど、修学旅行生の体験活動を引き受けています。

体験活動のメニューが少ないから、ということで頼まれて、いくつかうちで出来る体験活動の項目を作りましたが、予想としては、五島に来るのだから、釣りとか磯遊びとかシュノーケリングなどなどが人気で、こっちにはあまり来ないだろうと、気軽に考えていたところが、「ふくれもち作り体験」に女子中学生が来た、というのは先日書いた通りです。

そしたら今度は「鶏のエサやり体験」も希望者があるとのこと。お次は「肉まん作り体験」と、けっこう次々やって来ます。

来週は五島の中学生の職場体験もあるし、3週続けて中学生や高校生がやって来る、ということで、なかなか忙しい「木ノ口かたし」&「うとん山農場」でございます。

でも民泊家庭の方はもっと忙しいことでしょうからね、それくらいでつべこべは言えませんが。

この間、初めて修学旅行生の体験活動を受け入れて、とっても楽しかったので、まぁ次回も楽しくやりましょう。そして、これは民泊のヒトビトも言っていることですが、こういう受け入れをやると、いつもより掃除をちゃんとやるのが良い、ということなのです。

ワタクシもせっせと「木ノ口かたし」を掃除したので、随分と気持ちが良かったです。本来ならば、いつもちゃんとするのが当たり前なのですが、ついつい忙しさにかまけて行き届かなくて、お店のお客さまに失礼しております。本当にスミマセン。

3週続きの体験活動を起爆剤にして、いつもきちんとしておきたいものです。

それにしても、ついこの間まで自分が高校生くらいだったような気がするのに、こうして修学旅行生などを受け入れる立場になっている、というのが不思議でたまりません。もう自分の子供も中高生なのですから、当たり前と言えば当たり前のことなのですが。

そして、わが家の高校生はセンター試験のお金を振り込まないといけない、などと言ってきましたよ。
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昨日は夏の合宿代の残り1万円を持って行かないといけない、などと言って1万円をさらっていったので、ギャーと叫びたくなりますな。しかし、まだこれはほんの序の口ですから、これくらいで驚いていてはイケナイのです。そう考えると、中学生も部費とかなんとかでタイヘンだぁ、と思ってたけど、そんなのは前相撲であったということか。

しかしワタクシは自分がセンター試験を受けた時には、それがいくらかかったか、などと考えもしなかったし、全く覚えてもいないのです。

若い時というのは本当に自分のことしか考えていないものですね。

冷や汗をかきつつ、わがまま放題で、どこまでも自分中心だった若かりし頃を思い知らされる今日この頃でございます。

なので、学生さんたちの受け入れをしっかりやりたいと思っているワタクシなのでした。

そうそう、明日の「木ノ口かたし」も心を込めて、お客さまをお迎えいたします。ホントホント。今度こそ、新米をバッチリ炊きたいものです。

ではでは、明日もよろしくお願いいたします。















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# by sanahefuji | 2017-09-22 22:29 | 「うとん山農場」のこと | Comments(0)

本日も長崎へ

2週間前に行ったばかりでしたが、今日もまた長崎へ。ながさき女性農業委員ネットワークの役員会でした。「順番」が回ってきて離島地区の理事になってしまったからです。

農業委員、などという身分ですら、ワタクシなど身の縮まる思いだというのに(農業部門が全然何もできてないワタクシですので)、今日の話し合いでは、今度、女性農業者の集いというのが開催されるのですが、そこで事例発表をして下さいと頼まれたりもして、いろいろなことが、アレ?なんで?と思っている間に自分の意志とはかけ離れて決まっていく感じなので、どうしよう、と冷や汗ものです。

こんなに何も出来てない者が、なんでそういうことになるのか?これが謙遜だったらいいんだけど、農業部門に関してはワタクシ自身は本当に何も出来ていない、というのが残念なところです。

今出来ていないのなら、これから頑張りなさい、という天の思し召しと思ってやるしかありません。今までの経験上、自分が何が何でもこうしたい、というだけではなく、とりあえず流れに乗ってみる、引き受けてみる、というのもいいのかもしれない、と思ったりしますので。

今日は日帰りなので、もう帰ってきました。

海上は今日も凪だった、というわけで、船内ゆっくり読書ができました。
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欲張って4冊も持って行きましたが、松本清張、やっぱりめっぽう面白く、この上下巻だけしか読みませんでした。
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人間の欲望が渦巻く都会の話ですが、どこの世界にも似たようなことはあるなぁ、と人間理解の一助になります。いやはやスリルとサスペンス、秋にはもってこいです。

しかし、農業委員としての仕事、9月中に終わらせなければならない農地調査の仕事がまだ終わってないことに、ジリジリと焦りを感じるスリルとサスペンス、これはヨクナイ。

早く安心したいものです。



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# by sanahefuji | 2017-09-20 22:21 | 雑記 | Comments(0)

バァの味噌は黄金の翼に乗って

「バァの味噌」第2弾の仕込みが終わりました。

年々愛好者が増えるので、一緒に作業をする仲間が増えていき、とっても楽しいです。今日はワタクシよりも一回り年下で同じ丑年だからが、いろいろと話が合う若いヒトも助っ人に来てくれたりして、嬉しいことでした。

今朝は暗いうちから火をおこし、麦や大豆などを蒸し始めまして、その途中に、その道具などに朝日が神々しく当たり、湯気が出ている様子に充実した一日の始まりを感じました。
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やっぱりこういう作業は一人で黙々とやるよりも、お喋りしながらやるのがいいなぁ、と思ったことでした。
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モチブタ(モロブタとも言いますね)、29枚分できました。

「バァの味噌」は、まだまだ広がりそうなイキオイです。

この「バァの味噌」のことを考えると、良いものは、ヒトがあれこれしなくても、まるで自分に翼があって飛んで行くかの如く、ごく自然に広がっていくんだなぁ、と思います。そしてこちらは、何も引っかかるところとか、イヤだな、とかタイヘンだな、とか思うことがない。

何かをやっていく上での、一つの答えを出してくれているような「バァの味噌」でございます。

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# by sanahefuji | 2017-09-18 14:31 | 食べ物 | Comments(0)

台風の休日

こちらは台風の暴風域には入らずに、何事もなかったのですが、わが故郷の津久見市では川が氾濫したりしているそうです。

浸水被害も出ているとのこと。わが実家は集合住宅の4階なので、浸水の心配はありませんが、近くにある市役所も浸水しているということなので、本当に大変なことだと思います。

九州は災害続きで、被害に遭われた方々が大勢いることと思いますが、状況が良くなることを願うことしか出来ませんが、お許し下さい。
たまたま今回は大丈夫だった、というだけで、いつ何時、自分たちにも降りかかってくるかは分からない、と思います。

しかし今日は台風のため、予定していた「バァの味噌」の仕込みも明日に延期したし、高校生や中学生も学校や部活が休みになり、思いがけず家族が揃う昼の食卓、となりました。
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なぜかタコ焼き。五島産のタコを贅沢に使用しております。五島はホントになんでもあるのです。

みんなが揃う食卓、笑顔の食卓、というのが目下のところ、一番の財産ではないか、と、災害列島に住むワタクシは、感じます。



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# by sanahefuji | 2017-09-17 23:52 | 雑記 | Comments(0)

通常営業できました

台風接近のため、本日は予約されていた島外からのお客さまが「かたしのお昼ごはん」に来られなくなったり、夜の部も休みになったりしましたが、まぁなんとか昼の部は通常営業できまして、ヨカッタです。

本日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・アジバーグのおろし和え
・鶏肉とピーマンの炒め物
・たまご焼き
・焼きナス&焼きオクラ
・スパゲッティサラダ
・キャベツとタマネギと油揚げの味噌汁
・カマド炊きごはん
・ブルーベリーケーキ

でした。

JAごとうの直売所で見つけた有機栽培の紅茶をメニューに加えてみようかな、などと思って試飲してみました。
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茶葉の量が少なかったらしく、ちょっと薄かったようでしたが、すっきりとした味わいでした。でもミルクには合わないので、ストレートティーが良いでしょう。

夜の部がなくなったので、のんびりと「木ノ口かたし」で晩ごはん。朝もはよからガンバッタので1パイつけちゃうよ。
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昼の残りが良いつまみになります。

米の販売が始まると、一気に心が安らぐ「木ノ口かたし」でございます。

農産物の生産および販売が、やはり肝心要の「木ノ口かたし」でございます。

なんとか卵の増産も目指していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。






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# by sanahefuji | 2017-09-16 23:08 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

明日は平常通り営業いたします

嵐の前に、
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「ふくれもち」の葉っぱを採ってきました。昨日の女子中学生の「ふくれもち作り体験」で、けっこう消費したので、急いで調達してきました。

数日前から台風18号の動きを注視しておりまして、ひょっとして今度の土曜日は「木ノ口かたし」休業かなぁ、と思っていましたが、どうもまだ日中は大丈夫そうなので、いつも通りに開けております。

台風に備えて、いろいろお忙しいかもしれませんが、よろしかったらぜひどうぞ。

夜の部は・・・休みですね。



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# by sanahefuji | 2017-09-15 20:31 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

はつらつ女子中学生

昨日はとってもいい事がありました。

まず一つ目。

合唱団の用事があって市役所に行くと、そこで働いている同じ地域の方がつかつかと寄って来られて、ワタクシに「先日はお世話になりましたねぇ」とお礼をおっしゃるではありませんか。

「先日?なんでしたっけ?」と、しばらく何のことか分からなかったのですが、火曜日にソフトボールの決勝戦があって、チームが優勝し、その後「木ノ口かたし」でお祝いをやっていたその中に、その方の旦那様もいたから、ということに思い当たりました。

だいたい「夜の部 かたし」あるいは「居酒屋 えいじ」に関しては、ワタクシは後片付け&掃除の担当で、しかもその日はコータローに絵本を読んでやっている途中で寝てしまっていて、その「どんちゃん騒ぎ」をおぼろげながらにしか聞いていない、という状況だったので忘れていたのでした。

その方と共に「男のヒトたち、ホント楽しそうでいいですよねぇ」と語り合ったことでした。そして「木ノ口かたし」にとってもそれは、本当にありがたいことなので、お礼はこちらが言わないといけないくらいだというのに、こうして地域の方からお礼を言っていただけるというのはお店冥利に尽きるなぁ、と思ったことでした。

そして二つ目。

今月末に職場体験にやって来る女子中学生が3人、昨日打ち合わせにやって来ました。
去年来た子のうちの一人の男の子は、第一希望が通らなかったので、わが家に来た、ということだったので、また今度もそうかな、などと思っていたところが、3人並んでお行儀よく正座したその女子たちは、みんな口を揃えて「第一希望です!」と言うではありませんか。しかも一人の子は「農業にはすごく興味があります。」などと言います。

その少し緊張しながらも明るくハキハキとして答える様子に、こちらも本当に嬉しくなったことでした。

それから三つ目。

その女子中学生が帰ったすぐ後に、今度は近畿地方からの修学旅行生が「ふくれもち作り体験」に「木ノ口かたし」にやって来ました。

この地域で民泊をする二組の班の子供たち8名です。
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女子が8人も寄れば、それはもう花が咲いたように明るく賑やかで、何をするのも楽しく面白い、という感じ。

毎週土曜日の早朝に一人黙々とやっている「ふくれもち作り」とはエライ違いです。こんなふうな新鮮な感覚を忘れていたなぁ、と少し反省したくらい、みんな感動してくれました。

生地をこねては「気持ちいい!」、生地をひとまとめにした様子に「これ、カワイイなぁ、このまま持って帰りたい!」などと言い、丸めては「カワイイ」、蒸し上がって文字通り「ふくれ」た様子がまた「カワイイ」で、ホント、その女子たちの様子が「カワイイ」と思ったワタクシです。

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イマドキの子供たち、みんな写真撮影です。

お茶を淹れてみんなで試食した後も、まだたくさんあったので、ひょっとしたらいらない分は残るかな、と思っていたら、なんのなんの、民泊先に持って行って食べたい、朝でも食べられますか?などと言って、きっちり全部持って行きました。

美味しいものが山ほどある今の時代、餡子が苦手、というのもよく聞くことだし、この「ふくれもち」が中学生に喜ばれるのかなぁ、などと少し心配もしていたのですが、それは全く無用の心配であったのでした。

それにしても、「バァの味噌」にしても、この「ふくれもち」にしても、前の「かたし」で縁があって、いつの間にかこうして自分がそれを伝える役を担うようになっている、というのが不思議でもあり、また、ありがたいことだと感じます。

ワタクシは確かに「バァの味噌」や「ふくれもち」はたまた、もうすぐ始まる「竹かご作り」などなど、そういうものを地元のヒトビトに教えていただいておりますが、実はそういうモノそのものではなく、最初に書いた方のように、ほんのちょっとしたことでも「お世話になりましたねぇ」と忘れず声をかけて下さるような、地元に生きるヒトビトのそのような姿勢、というものを学ぶことが、一番大切なことなんだ、ということを思います。

ワタクシも、、まだまだ愚かな人間ですので、そういうことをついつい忘れて、表面的なことにとらわれてしまいがちなのですが、いつも忘れずにいたい、と思ったことでした。

そういう新鮮な気持ちを「木ノ口かたし」に吹き込んでくれた、女子中学生に感謝!






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# by sanahefuji | 2017-09-15 05:05 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

今はもう秋

昨年の米が、餅米以外は一粒もなくなったので、わが家や「かたしのお昼ごはん」は完全に新米に切り替わったわけですが、まだまだその水加減や火加減が掴めておりませんで、完璧な炊き上がりになっておりません。
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「うとん山農場の米」と「さとうのしお」の塩ムスビはいつも美味しい、のですが、これとて水加減・火加減がどうもいけなくて、米がしゃっきりと炊けていなかったので完璧とは言い難い。

そんな先週の「かたしのお昼ごはん」は、
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・酢鶏(酢豚の鶏肉バージョン)
・明太子スパゲティ
・ポテトサラダ
・たまご焼き
・焼きナスのおかか和え
・ナスと油揚げと長ネギの味噌汁
・ブルーベリーマフィン
・カマド炊きごはん

でした。

いつもいつも同じようにやっていては美味しいごはんは炊けないのですね。ホント飯炊きというのは、奥が深いものです。飯炊き3年、ですな。

先週は涼しくなってきて、地元のヒトビトが動き出した感がある、「木ノ口かたし」でありました。

前の晩、定期演奏会の打ち上げで高3のハナがもらった花を飾った窓辺に差し込む朝の光が秋だったように、
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お店が終わったほんのひととき、窓から見えた空も、もう秋でした。
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# by sanahefuji | 2017-09-12 06:16 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

折り返し地点

昨日は五島体育祭と高校の文化祭が重なったので、最初にアサのバレーの応援に行き、そのまま今度は高校に行って、茶道部の3年生であるハナのお点前を見に行ってお抹茶を頂き、昼からはその文化祭のバザーのお手伝い、で、けっこうクタクタになり、晩ごはんの準備に手間取ってしまって、結局、夜はエアロビに行くことが出来ませんでした。なんだか体力の衰えを感じてしまう今日この頃であります。

一番上が高3ということで、合唱の定期演奏会に先週の体育祭、そして昨日の文化祭、と次々と終わっていくのですが、よくよく考えてみるに、わが家で本当にこれらの行事が終わるのは、4番太郎の時ですから、12年後ということになるのです。

うーん、まだまだですな。

上と下が一回り離れているということは、学校が6・3・3で12年ですから、大学は別として最初の子が小学校に入学して最後の子が高校を卒業するまでに24年の歳月がかかるんですよね。殆ど四半世紀ですがな。

なので今はちょうど折り返し地点ということです。それなのに、こんなにクタビレてどうする!

と思うのですが、ま、4つの学校関係が重なっているのは昨年からの2年間なので、今年までが一番タイヘンということで、これも仕方がないことなのです。

まぁしかし、子供たちのおかげで様々な経験をさせてもらい、ありがたいことだと感じます。

今年のお抹茶のお菓子は、こんなのでした。
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昨年の稲穂をかたどったお菓子にも感動したものですが、これもまた淡い色彩が素敵です。

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お点前をしております。他の子たちは今風の華やかな浴衣でしたけれど、ハナの場合は自分のを持っていませんから母が持っていた昔の浴衣におそらく祖母のものであると思われる帯、という格好なのですが、この古風なのがワタクシ好みです。

何かの事情で母親がいなくなってしまった動物の子供というのは、毛艶が良くなかったり病気がちだったり性格が難しかったり、ということが多い、という例を動物と関わることが多かったワタクシはよく目にしていました。そして、それは自分自身にも当てはまり、自分はその発育の良くない小動物のようだった、と思います。

何も特別なことではなく、世の中には、そういう例がたくさんあるのです。

それでも自分はなんとか親になり、四半世紀近くも学校と関わるような運命になったということは、それくらいの長い年月をかけて、自分にとっての未知の領域、すなわち母親が行事を見に来たり、弁当を作ったり、というようなことを始めとする、自分の母が果たすことが出来なかった子供のお世話を代わりにやりなさい、ということかもしれない、と思ったりしています。

ようやく折り返し地点、振り返ってみれば、みんな少なくとも体格だけは母のいない小動物のようではなく、毛艶も良い感じです?!
保育園時代も4人とも病気は全然しなくて、そういう面ではあまり困らなかったので、これはやはりせせこましい人間の力ではなく、大地や海の恵み、そして地域の環境のおかげですね。

ワタクシが田舎での子育てをおススメする所以です。

ぜひぜひどうぞ。











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# by sanahefuji | 2017-09-11 11:52 | 家族のこと | Comments(0)

ようやく長崎県民

農業委員の研修を終えて昨日の昼に戻って来たのですが、「木ノ口かたし」は前日の夜にお客さんがあったらしい様子でした。
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来ていたのは常連のお客さんで、その日は夫の親友、オキノの命日であったことから、夫も一緒に飲んでいたようです。山で撮った写真が卓上にありました。2人は大学の山岳部で知り合ったのでした。

ヒトというのは出会いと別れを繰り返していくものですね。

ワタクシたちが五島に引っ越してくる時、あちらこちらに寄り道をしながら来たのですが、島根に住んでいたオキノの家にも寄ったというのに、今はもうそのオキノがこの世にいなかったりするのですから。

ワタクシたちが五島にやって来てから16年、けっこう長い時間が流れたので、五島のヒトになった、という感じはしているものの、島に住んでいるせいなのか、長崎県民になった、という気がしないまま今まできていました。

しかし、ワタクシは何年か前に農業委員になったり、農協女性部の役員になったりして、何かの集まり(今回のような研修なんかでも)でちょくちょく長崎本土に出かけて行って、長崎のいろいろな地域のヒトビトと話をしたり、顔見知りになったりしているうちに、ようやく長崎県の地名なども少しずつ覚え、その地域ではどんな農業があって、どんなふうにヒトが暮らしているのか、という、ごく一部であっても垣間見ることで、あ、自分も長崎県に住んでいるのだったなぁ、という感じがやっとしてきました。

随分と遅いのですが、島に住むとは、そういうことかもしれません。時間や感覚の流れ方がゆっくりしているのです。それはワタクシのような、ゆっくりとした人間にとっては、実にちょうど良い感じです。

そうそう、今回はたまたま隣に座った農業委員の方が、実は前の「かたし」に来たことがある方で、思わぬ再会を喜んだり、そうかと思えば、ワタクシたちが五島に来たのと同じ頃にやはり移住して来た方が、何年か前に故郷に戻っている、という話を一緒に行った農業委員のオジサンに聞いて驚いたりもして、五島で過ごした歳月を感じたことでした。

それから駅で、いつも卵を買いに来て下さっている方にも会って、これもビックリ!
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鬼岳プリンです。わが農場は実に小規模ですから、全部うちの卵ではないそうなのですが、他の卵も有精卵を使用している、ということですよ。外観も味もリッチな感じです。

長崎本土をウロウロしていても知っているヒトに会うようになった、ということで、あぁ、なんか長崎県民になったなんだなぁ、と感じた出張でありました。

「かたし」創成期の大切なお客さまにご縁がある方とホントにばったり再会したりしたことで暗示的な何かを感じて、船の中では、なんだかいろいろなことを考えながら、帰ってきました。

早いもので、明日はもう「かたし」の日。

その前に今夜は先日の定期演奏会の打ち上げもあるので、そちらの方にも気をとられておりますが、明日の「木ノ口かたし」もどうぞよろしくお願いいたします。







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# by sanahefuji | 2017-09-08 15:14 | 雑記 | Comments(0)

読書の楽しみ

昨日は授業参観で、全校生徒が水泳の授業でした。

その後、学級の話し合いがあり、全国一斉に行われる学力テストの結果についての話がありました。それによると長崎県は全国で比べてみるとと点数がかなり低い方であり、また、長崎県の中でも五島はさらに低い、ということでした。

それで先生方も子供たちの学力をつけるために、ということで、家庭学習の様子などを聞かれてました。

ワタクシがサトを見ていると、常に宿題や自学などの家庭学習は後回しにして、学校から帰ってきたらいつまでものんびり本を読んでいる感じなので先生にも正直にそう申し述べたのですが、他のお母さんたちは違いました。もっときっちり子供にやるべきことをやらせている、という感じなのでワタクシなど不肖の母親は感心するばかりです。

「こうしなさい」「ああしなさい」などということを子供に言う時、自分が出来ていないことだと途端に説得力がなくなるもので、やるべきことを後回しにして本を読んでしまう、というようなことは、まさに今もワタクシがいつもやってしまうことであるからして、サトのそういうところを見ていると、まるで自分のことのようだ、と思ってしまうのです。

なので、ワタクシ「やることを先にやってから、本を読んだり後でゆっくりしなさいよ。そういう癖がついていたら将来ホント助かるんだから。」と実感を込めて言うことはできます。もうこれはホントにその通りなんですから。しかし子供には先のことが見えませんから、どこまで聞いていることやら。

子供は親の言うことよりもやることを見てしっかり真似するのだ、という見本のようなことですね。

しかし、本を読むってホント楽しくて面白いですからね。なかなかやめられないのも分かるのです。

夏休みにサトが買った「赤毛のアン」を、この間パラパラとめくって読んでいたところ、自分が子供の時に読んだのとはまるで違う感覚になるのに驚きました。あれ、赤毛のアンって、こんな静かな感動で泣ける話だっけ?というように。

自分の経験値が上がっているから、人生の機微というか、細かいことがいろいろ分かるようになっているんですね。読書にはこういう楽しみもあるんだなぁ、と思いました。

普段は、なかなかまとまった読書の時間というのはとれませんが、どこかに出かけるとなると、それが可能になります。そう、船の中です。

本日は、また農業委員の研修が諫早であるので、それに行くことになりまして、早速図書館で本を借りてきました。少し涼しくなってくると、推理小説などがいい感じだなぁ、と思って、なかなか有名なコレ。
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ドラマなんかにもなったんじゃなかったかな。でもワタクシは読んだことがないので借りてみました。

読み終えたら困るから、その「赤毛のアン」と昨日、小学校の図書館で手にとって、これは読まねば、と思った本も持って行こうと思います。
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残念ながら、とワタクシは大いに言いたいのですが、今回はジェットフォイルなので行きは船の時間が短いのです。フェリーの方が断然いいのですが。

こんなこと言っていては、まるで遊びに行くようでイケマセンが、ワタクシはもう何十年も農業について大真面目にいつも考えているのであるからして、農業委員の研修もきちんと受けてきますよ。ホントホント。

それでは、皆様も良い一日をお過ごし下さいませ。




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# by sanahefuji | 2017-09-06 07:48 | | Comments(0)

放牧計画を開始しました!

昨年、イノシシ被害で米がボロボロだったことから、ワタクシたちの大切な友人の形見でもある、わが家の乳牛「ももか」を田んぼの周囲の藪に放牧して、イノシシが近寄れない緩衝帯を作る、ということを計画いたしました。

しかし、それにはちゃんとした電気柵が必要なことから、昨年度中には無理でした。

この度、上等の電気柵が来たことから、いよいよその計画を実行すべく、昨日から放牧を始めたのです。

さっき農場に行ってみたところ牛小屋は、もぬけの殻、どこかにお出かけのようです。
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藪に入ってみたところ、いましたいました。
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お食事の最中のようです。敷地内には子供が水遊びする程度の小川も流れておりますから、飲んだり食ったり休んだり、自由です。まだ狭い範囲ですが、繋がれっ放しの今までのことを思えば、なんという自由!

スミマセン、ぼやけました・・・。
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帯広畜産大学~アインス、ツヴァイ、ドライ、桎梏(しっこく)の綱を解き放ち~自治に目覚めし若人が~ハイデルベルヒの香を求め~柏が丘に決起せり~、などと帯広畜産大学逍遥歌なんか歌いたくなりましたな。

明日はその親友オキノの命日です。

今話題の秋篠宮家の長男が生まれたその日にオキノは亡くなりました。なので、ワタクシたちは、オキノが今度は天皇家に生まれ変わったんじゃ、などと言っています。そうして高貴と言われれば高貴な感じがしなくもない、オキノのことを懐かしく思い出しているのです。

懐かしく、というよりもワタクシは、今、本当に痛切にオキノに会いたい、という思いが湧いてきます。それは、時代が少しずつ変わっていき、自己中心が当たり前というような風潮が世の中にじわじわと浸出していくことに、なんだかものすごく葛藤を感じて、疲れていたからかもしれません。

浮世離れしていて、損得なんかまるでカンケイなく生きていたオキノと、酒でも飲みたいなぁ、と、この間も夫と話したばかりでした。

だから、オキノの形見の「ももか」を自由にしてやれたこと、また、わが農場のために一役買ってもらうことになったのが、本当に嬉しいことです。

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オキノよ、ももかは元気だぞ。
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# by sanahefuji | 2017-09-05 11:30 | 「うとん山農場」のこと | Comments(0)

やっと新米とれました!

昨年のお米がいよいよなくなってきたので、早いとこ早期米を収穫して脱穀して精米して欲しかったのですが、わが「うとん山農場」を8頭のイノシシ家族がうろついている、という目撃情報もあり、夫は7頭家族に遭遇した、などと言い、もちろん田んぼにもちょくちょく入られていたので、夫が涙ぐましいほどのイノシシ防御柵をこしらえたりしているうちに、日にちはどんどん過ぎていきました。

そして、いざ稲刈りをしたら、機械の不具合とかなんとかで、やっぱりなかなか進まずに、今日の夕方になってやっと!一部を精米して明日の「かたしのお昼ごはん」にどうやら間に合いそうだ、ということになりました。

明日の朝にもう少し精米するので、少しは売る分もありそうです。

あとそれから、この間、大量のお洋服を頂きまして、気に入ったものをコータローに選ばせたのですが、まだまだたくさんありますので、残りはご自由にコーナーに置いておきます。
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これです。

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一箱、全部になりました。120サイズの男の子用です。あまり着ていない感じのものもけっこうあるので、よろしかったらどうぞ。

この「ご自由にお持ち帰り下さいコーナー」、前の「かたし」からの継続ですが、なんせ前の「かたし」と違って「木ノ口かたし」は狭いので、衣装ケース3つ分に収まる程度しかありませんが、ずっとあるようでいて、モノや洋服など、意外となくなるものです。活用していただければ幸いです。

オトナの服も頂くのですが、スペース的に無理なので、オトナ用は殆ど置いてませんけれど。

いつも頂くとなるとだいたい大量なので、この洋服の仕分け、というのが、ワタクシは本当に早くなりました。自分が着るかどうか、というのを瞬時に判断できるようになったのです。そうやって選んだものは、長いこと着られます。

ワタクシが普段着ているものの9割くらいが誰か彼かから頂いたものなんですけどね、多分、ごく普通の格好をしていると思うんですよね(自分では)。なので、こうしてヒト様がいらない、というものが破れたようなものでも継ぎ接ぎのものでもなくて、上等でごく普通に着られるものばかりってことは、本当に今は贅沢な時代なのですね。

本当にありがたいことです。

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昨日は夏休みの最終日、鬼岳に行きました。
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秋の風が吹いてました。

ようやく過ごしやすい「木ノ口かたし」になりました。

また明日もよろしくお願いいたします。











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# by sanahefuji | 2017-09-01 21:57 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

雑巾を縫っていた

年度始めと夏休み明けは、子供が学校に持って行くための雑巾を、ギリギリになってアタフタと縫う、というのが毎年のことだったような気がするのですがね、今年はもう今日あたりに縫ってしまうよ、ふふふ、まだあと2日もあるのだがね、などと思って、棚を開けたらばですね、ナント既にもう縫った雑巾が入ってました。
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いつ縫ったものやら、さっぱり覚えてないのですが、じーん、と静かに感動したワタクシです。

低レベルですが、なんという進歩だろうか、と思って。

その実、今年の夏休みに最初に立てた目標「よく学び よく遊び よく働く 夏休み」はあまり達成できていない感じがするだけに、この小さな進歩が嬉しいのでした。

今年の五島の夏は過酷で、頭も体も働きにくかった、と思います。

わが家は、この家に越してきて以来ずっとクーラーは持っていなくて、それでも暑すぎてツライ、などと思うことは、これまで殆どなかったように思うのですが、今年はもう暑い暑い、夜も暑くてたまらん、という日が何日もあって、さすがにキツかったですね。

この頃、ようやく朝晩が過ごしやすくなってきて、心からホッとしています。

ワタクシは、この時期になると、ゆく夏を惜しむ気持ちが湧いてきて淋しくなるのですが、今年の夏は行ってしまうのが惜しいと思えないほど暑かった、と思います。淋しさよりも安堵の方が勝るなんて、初めての経験かもしれません。

ワタクシはカラっとした五島の夏が大好きなので、今後もずっとこんなムシムシした夏だったら困るなぁ、と思っているところです。


夕方のジョン(犬です)の散歩にサトとコータローで行っていて、前からオジサンが歩いて来たので、サトが姉らしくコータローに「『こんにちは』って言いなさいよ」と促したところ、コータローがオジサンに向かって「グーテンタ―ク」と言った、というのが、食卓の皆の大爆笑を誘った本日の晩ごはん時のこと。

数日前に、何かのきっかけで母ちゃんはドイツに行ったことがある、という話から、ドイツ語で「こんにちは」は「グーテンタ―ク」だと教えたところが、本日、実践、ということになったようです?!

この夏はみんな(と言ってもハナ&アサは除く)で長崎に行ったりしたのも楽しかったけれど、こんな何気ない会話で家族全員が笑うような、ありふれた日常も、しみじみいいものだ、と思う夏の終わりです。





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# by sanahefuji | 2017-08-29 23:35 | 雑記 | Comments(0)

「同じ釜の飯を食う」あるいは「苦楽を共にする」こと

ワタクシたち家族は、ここ五島の福江島に移住して今年で17年目になりますが、地元で出会ったハルさん・ユウさん姉妹と一緒に古い商店を改装して、直売所兼集会所のような多目的な場所を作ろうと動き出したのが移住して3年目のこと。

その翌年に「かたし」が開店、「かたし」と共に生まれたわが家の三女のサトが10歳になる年に「かたし」は閉店。

そして自宅横のオンボロ倉庫を再び改装して「木ノ口かたし」開店までこぎつけて今に至るわけですが、旧「かたし」を一緒に作り上げてくれたヒトビトとは、緩やかにつながる親族のような結びつきがあるんだなーと、旧「かたし」がなくなってからの、この2年の間に実感することが多くありました。

「絆」という言葉が、どこか美しく、良いイメージの言葉として使われるようになったのは、比較的最近である、と何かで読んだことがありますが、もともとは犬とか馬など家畜をつないでおくための綱のことで、それが転じて断とうにも断ち切れない人との結びつき、つまり「しがらみ」や「呪縛」「束縛」というような、あまり良いイメージでは使われない言葉だったようです。

家族の絆、親族の絆などと言ったりもするけれど、家族や親族というのはキレイゴトでは済まない部分が多くあるものです。それゆえヒトは、その「絆」すなわち「しがらみ」あるいは「呪縛・束縛」から逃れて自由になりたい、と思ったりもするものではなかろうか。

それなのに、無性に懐かしいのが故郷であり、家族なのですから、人間の心というのは複雑なものです。このことのみならず、人間の心というのは本当に複雑でやっかいなものですからね。

そのことを決して軽く見てはいけないのです。

地元に生きるヒトビトは、そういうことを本当によく心得た上で、周囲のヒトに配慮しながら暮らしているのだ、ということに、ワタクシは長いこと気がついてなかったと思います。ヒトは自分が痛い目に遭って、そこで初めて気がつく、ということが多いのですね。

そんな痛い目に遭ったワタクシは、随分と長いこと打ちひしがれたような気分でいましたが、文字通り「同じ釜の飯を食」って、「苦楽を共にした」仲間である、旧「かたし」を一緒に作り上げてきてくれたヒトビトとの交流のおかげで立ち直ってきました。

同じ釜の飯を食う、というのは本当に大事なことですね。

さて、そんな「かたし」が、NHK BSプレミアムの「桃源紀行」という番組にちょこっと出ることになりました。

30分番組ですから、「かたし」が出るのはほんの一瞬のことかもしれませんが、五島のことを取り上げているそうなので、五島のことが知りたい方はぜひ見てみて下さいませ。

放送日は10月21日の土曜日、午前6時からです。まだまだ先のことすぎて忘れてしまいそうですが、近くなったらまたお知らせしますね。

あいにく、わが家はBSを見ることができませんが、まぁ誰かがDVDにしてくれることでしょう。内容はここでは多く語りませんが、「かたし」を取材することになった理由というのが、ワタクシたち旧「かたし」のスタッフ一同にとって、本当に感激する話だった、ということのみ、記しておきましょう。

その取材のおかげで思いがけず、旧「かたし」メンバーが集まるきっかけをもらって(個人個人とはちょこちょこ会う機会はあるのですが)、話に花が咲きすぎて閉店後も別れがたく、「かたしのお昼ごはん」の残りもので晩ごはんにしよう、ということになって、「かたしのお昼ごはん」ならぬ「かたしの晩ごはん」になりました。

昨日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・鯖の竜田揚げ&キャベツの和えもの
・そうめんと豆腐のサラダ
・ピーマンと鶏肉の炒め物
・たまご焼き
・ナスの味噌汁
・カマド炊きごはん
・ブルーベリー
・ブルーベリージャムクッキー

でした。

さて、その「かたしの晩ごはん」が終わってちょっとしたら、今度は「夕焼けマラソン」で完走したヒトビトがやって来て、打ち上げらしく、ワタクシと入れ替わりで「居酒屋 えいじ」の店主が「かたしの台所」へ。

なんだかんだ、いろいろあったけど、そして現在進行形でいろいろあるけれど、とりあえず「かたし」という場を継続したことは、ヨカッタことだったんだなぁ、と思ったことでした。

本当のところを言えば、ずっと、心の中は霧が晴れない状態だったのですが、それが少しずつ少しずつ、晴れてきているのかもしれない、と思いました。

そうそう、やまない雨はなく、晴れない霧はないのですから。

昨日も、朝はものすごい雷雨でしたが、夕方にはスッキリ晴れましたもんね。

皆さま、夕焼けマラソンお疲れさまでした。




























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# by sanahefuji | 2017-08-27 10:30 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

明日は営業しています。

先週はお休みをいただきましたが、今週からはまたいつも通り、「土曜日開店 木ノ口かたし」は営業しております。

本当に月日が過ぎるのはアッという間、明日は夏休み最後の土曜日、夕焼けマラソンの日でもありますね。

ランナーの皆様、応援の皆様、蒸し暑くてタイヘンですがガンバッテ下さいね!

今夜は先日の少年少女合唱団の定期演奏会の反省会を役員でやりまして、それは飲み会などではなく、ごく真面目な話し合いでありましたけれども、みんなが一つの目的に向かって力を合わせてガンバッた仲間という意識が生まれたせいか、それは本当に楽しくて、金曜日の夜というとワタクシは普段は「いろいろさっさと終わらせて早く寝なければ!」と、けっこうピリピリとしてしまうのですが、今夜は遅くなってもまあいいや、というような気持ちになりました。

これから帰っていろいろしていて明日起きれなかったらどうしよう、と帰り道にチラッと思いましたけれども、こんなふうに心を開いて話ができると疲れを感じなかったりするんだなぁ、ということが分かりました。

そしてワタクシは、いろいろな関係がやっぱりあまり見えていなかったり、いろいろなことに気がついてなかったり、ということも分かり、有意義な反省会でした。

ではでは明日も「土曜日開店かたしの人生劇場」を、どうぞヨロシクお願いします。

本当に人間模様というのは人生劇場そのものですね。




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# by sanahefuji | 2017-08-25 23:36 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

ナントカ体験、大流行り

昨日、今日と「バァの味噌作り」の公民館講座がありました。

これはワタクシが講師を務めておりますんです、ハイ。講師などと言うと、なんかエラそうですけれども、エラくないんです、別に。エラいのはバァなんです。
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講座の皆さまはワタクシなんかよりも圧倒的に主婦力が高い方ばかりですので、あっという間に片付けなんかもして下さって、ワタクシは喋っているだけで良くて、実に楽をさせてもらっています。

ワタクシがバァから味噌作りを習ったのは、数えてみたら9年前、ということになりまして、もうすぐ10年、ということになろうとしています。

10年近くもたったら、このバァの味噌作りも暮らしの中にすんなり組み込まれまして、特にタイヘンなこともなく、アタフタすることもなく、ごく自然に、この時期になったらボチボチ準備して道具類を出して、というように、もう季節の行事のようになるものです。

こうなったら一応、「バァの味噌作り」を継承した、と言えるのではないだろうか、と思うんですね。

何かと中途半端なワタクシでも、このことは一つ、嬉しいことです。「バァの味噌」の愛好者も年々増えておりますし。

昨日は味噌の仕込みが終わってから、地域の民泊受け入れの会議に参加してきました。

わが家では民泊の受け入れはやっていないのですが、民泊に来たヒトビトの希望があれば体験活動の受け入れをやっているのです。まぁしかし、そうそう体験活動の依頼はなかろう、と高を括っておったらばですね、9月と10月に来る修学旅行生の体験活動で「ふくれもち作り」と「肉まん作り」の希望があったそうなのです。

それで昨日、会議に参加して打ち合わせをした、というわけです。

その時にいろいろ聞いていてビックリしたことには、動物アレルギーとか食物アレルギーの子がものすごく多い、ということです。本当に大変な時代だ、と思ったことでした。動物と暮らせなかったり、なんでもかんでも食べられなかったり、名前は読めなかったり(これは関係ないか)、今の時代の子供たちはホントに何かと難儀なことですな。

わが家は犬猫埃とアレルゲンだらけですから、やはり民泊受け入れなどしない方が無難である、と思ったことでした。

さて、その「ふくれもち作り」には8名、「肉まん作り」には12名の子供たちが来るそうなんですね。「木ノ口かたし」で毎週やっていることだから、なんとかなるでしょう、と思いますが、初めてのことなので、ちょっとドキドキします。

そうかと思ったら、9月には中学生が職場体験にも来る、とのこと。これも、先生に受け入れ先になってくれないかと頼まれた時には、なぁに農家の職場体験などそうそう希望はないだろうから、と思って引き受けたところが、昨年は2名が来て、今年は3名来るとのこと。

そして、さらに9月には時々島外から来て下さるお客さまの家族からも農場体験を頼まれたりしています。

誰もが便利な世の中で暮らすようになると、何かの「体験」というのは、わざわざ他所に行かないと出来なくなってしまうものなのかもしれませんね。

生産性は怖ろしく低い農家のわが家ですが、こういうところでお役に立てるのなら、それはそれでいいのかも、と思いつつ、それでもなんとか生産性も上げて、いつの日か立派な農家になることを夢見ているワタクシです。






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# by sanahefuji | 2017-08-23 14:35 | 雑記 | Comments(0)

思い出のミュージカル

一昨日、福江少年少女合唱団の定期演奏会が無事に終わりました。応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
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家に帰ってきた時間が遅かったので、ごく軽く家族で打ち上げ。おつかれさまでした。家族みんなで合唱団の話でワイワイ出来るのが嬉しいですね。

小5の時に合唱団に入団したハナの最後のステージが終わり、合唱団の先輩が表に写真、裏にハナがこれまでやってきたミュージカルの題名を書いてくれていました。このように。
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この中で一番思い出深いミュージカルは、今回の最後の「うらしま太郎の鬼たいじ」、ではなくて、実は36回の「サウンド・オブ・ミュージック」です。

この時のことが今でも深く心に残っています。

後から気がついたのですが、その頃ハナは反抗期だったのではないか、と思うのです。「と思うのです」というくらい、ぼんやりとしたものでしたが、その時はそうだと気がつかず、何かワタクシが意見を言っても全く聞かない、という状況に直面して、ダメな母親だから、母親らしくない母親だから信用されてないんだ、という思いしかありませんでした。

とりわけ、合唱団では友達のように仲良しの母と娘、というのをよく目にしていましたので余計にそう思うわけです。

何しろワタクシは母親らしくない、という以前に女らしくない人間ですので、家庭科でいうところの「被服」関係が苦手というのは先に書いた通り、美容関係、芸能関係、女子トーク関係全般に疎く、片付け&掃除関係苦手という致命傷(?)がありました。

そのような母親というのは、この合唱団の保護者ような立場になると途端に困るわけです。

何しろ、子供の衣装とか持ち物に気を配ってやることが出来ないからです。

自分のことなら無頓着でも仕方がない、ですむのですが、年頃の女子に対してもそれでは、子供がかわいそう、ということになりますな。

このサウンド・オブ・ミュージックの時に、ハナはシスターの1人とお屋敷のパーティーの時のお客の1人というのになっていたのですが、ワタクシはシスターの衣装のごく簡単な指示さえ分からずに間違って縫ったりしていました。

そして、パーティーの時のお客の時の衣装は深緑色のスカートに白いブラウス、それにスカーフを巻く、という格好でした。

ワタクシがやってくるように言われたことは、スカートの丈を子供に合わせて縫ってくる、ということだけでしたので、なんとか縫って例の「ゲネプロ」(リハーサルですよ)に間に合わせました。

ゲネプロの時に、ミュージカルでお屋敷のパーティーの場面で立っているハナを見てワタクシは愕然としてしまいました。

華やかなパーティーの中にいるヒトにしてはあまりにも地味で、野暮ったかったからです。

まず第一に、スカートの裾がゆがんでいます。下手なワタクシが慌てて縫ったからに違いありません。そして靴、これは合唱団の制服の時に着用する黒い皮靴でもいい、と言われていたので本当にそうしたら、黒い靴を履いている子などハナの他には一人もいませんでした。皆、それなりにパーティー場面にふさわしい華やかな靴を履いていたからです。

本人は何も言いませんでしたが、自信なさげに立っているように見えて仕方がありませんでした。

その時に、なんてことをしてしまったんだろうか、とワタクシはショックを受けて、これはどうにかしなければならない、と思ったのでした。

家に帰ったら、まず深緑色のスカートの裾を全部ほどき、最初からやり直しました。まっすぐになるように、慎重に慎重にマチ針で留めて縫い直しました。

そして、靴を買いに行こう、と言ってお店に行きました。安いものでも、それなりに見えるような踵の高い、銅色に光る靴を買いました。

上半身も地味だから、スカーフを留めるのに、何か光るものはないか、と探し、長崎でワタクシのお友達がハナに買ってくれた髪どめがちょうどいい、ということになって、それで留めてみました。

作りものではあっても、ダイヤモンドが埋め込まれたそれは、照明に反射してキラキラと輝き、若い娘のほっそりとした胸元によく似合いました。

それで臨んだ本番では、ゲネプロの時とは打って変わって、自信に満ちた、優雅なパーティーの客人となって舞台に立っていたと思います。

ミュージカルの中のその他大勢の格好など誰も気にしないとしても、本人とワタクシにとっては、それは本当に大きな大きな違いであったのです。

そして、劇中にシスターたちが歌っていた賛美歌の美しい調べとともに、いつまでも胸に残る、忘れ難いミュージカルとなりました。
















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# by sanahefuji | 2017-08-22 16:27 | 家族のこと | Comments(2)

清き一票をヨロシクお願いいたします

まだまだヒトの移動は続いているようで、昨日の長崎行きのフェリーは満員でした。

それで、寝っ転がる場所もないので、しばらく外の椅子に座っていました。
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ワタクシの前に広がるのはいつも凪の海でございます。なんちゃって。
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ホントに大好き、フェリーです。

福江港に着いたらその足で文化会館へ。ステージ練習の最中でした。

いよいよ明日が本番、福江少年少女合唱団の定期演奏会でございます。
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プログラムも刷り上っておりまする。

昨日の「ながさき農業委員会女性ネットワーク」の総会で、長崎県のそれぞれの地域、例えば県央とか県南とか県北とか離島とかで、一人ずつ理事を出さないといけない、ということになって、それぞれの地域ごとに集まったところが、離島地区からは対馬と上五島の方は欠席、壱岐の方と五島のワタクシしか来ていない状況で話し合っていたところ、前回の理事は壱岐が持ったので、今回は五島の方が持って下さい、と言われ、「え?え?」と思っている間に理事にされてしまいました。

なんかいつもこういう感じで、いろいろ決まってしまうのです。

畑を草ぼうぼうにしてしまっているというのに、農業委員も何もあったもんじゃないのですがね、今は、こういうことを引き受けることで、農業界や合唱界への貢献をしていくしかありませんのです。

何しろワタクシは「農業・合唱・田舎暮らし」、この3つのために働かないといけないようになっているんです、多分。

なので、あまり能はありませんが、天命である以上、出来るだけのことはやらねばなりません。

明日の定期演奏会も、一人でも多くの方に来て頂けるよう、最後の最後までお願いをしたいと思います。

殆どこれは選挙活動なのです。











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# by sanahefuji | 2017-08-19 22:21 | 雑記 | Comments(0)

もう一度お知らせ

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あら、合唱の方ばかりが目立って、「かたし」のお知らせはよく写ってませんでしたが、明日の「木ノ口かたし」はお休みさせてもらいます。

今日は女性農業委員の総会及び研修会、そして夜の懇親会のため、長崎へ行ってまいります。

こうして家を空ける時も、今では子供たちが家事をやってくれるので助かりますが、上の三姉妹が抜けていき、最後に残った4番太郎もちゃんと家事が出来るよう、これから仕込んでいかねばな、などと考えつつ、積極的に家を空け、男女共同参画を家庭から進めようしている(ホントか)ワタクシです。

それでは、皆さまも良い一日を!

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# by sanahefuji | 2017-08-18 07:25 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


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