稲刈りは、まだ終わりません。
しかし先週に刈った稲を脱穀して運び込むことと、7月24日に田植えをした田んぼの稲刈りを、雨が降り出す前に終えられたので、まぁ良しとしましょう。
いろいろと大幅に遅れておりますが、イノシシ対策に膨大な時間と労力を費やしながらも、やるだけのことはやった、という感がありますので悔いはありません。
収量も良くはありませんが、イノシシ被害をまともに被った去年よりも随分と多かったので、それはヨカッタです。
米が終わらないので家庭菜園や庭のことも出来ませんが、こちらも昨年以上にいろいろと遅く、今やっとカワイイ芽が出たものばかり。
ワケギや、
カブや、
大根などなど。
これは長ネギ。タマネギは半分は苗購入、半分は種まきで、購入分は植えました。
今から寒くなるというのに、まだこんな状態で果たして大きくなるのだろうか、と思いますが、田んぼ同様、今の状況で出来るだけのことをする、ということで良しとしています。
唯一すこし大きくなっているのが、中学生が職場体験に来た時に時間が余ったので一列だけ蒔いた大根。右端のがそうです。
去年の種を鞘から出してもらって一緒に蒔きました。こうしてみると、あれから随分と時間がたったんだなぁと思います。
ほったらかしですが、グングン伸びて柿の木の高さに追いつきそうなバラのピエールさん。
背景の椿の木に紛れて見えにくいですが、左側にトゲトゲの幹?茎?蔓?が伸びて上の方には若い葉っぱを出しているのが分かりますか。来年の花の時期にはどれだけ咲くのか本当に楽しみなことです。
毎年コータローと植えているチューリップの球根も、まだこれからですが、今年は昨年以上にたくさん植えるつもりで、これまた楽しみです。
機械で刈れない部分を鎌で刈っている時、田んぼの中に燃えるようなタデの葉っぱがあったので持って帰ってきました。
このように静かに命を燃やしている植物もまた絵になります。
何かと歪みやすい人間も、動物や植物といった、まっすぐに生きているものの傍にいると、少し修正されるような気がしています。
久々にたくさんの稲を鎌で刈るのはタイヘンでしたが、そのおかげで夫ともいろいろな話をしながら出来たこともヨカッタなぁ、と思います。機械だとうるさくて話などできないのです。
いろいろなことが便利になると、大事なことが薄まってしまう、ということも多いような気がします。
だからといって昔には戻れないワタクシたちですから、都会にいるヒトビトも、たまには自然の中に身を置けると良いのではなかろうか、と思ったりしますが、余計なお世話かな。