やわらかな早春の雨の朝

昨日の朝は、先週とは違って寝坊をせずに、ちゃんと起きられました。

2次試験に向かうハナをアタフタして見送るのは避けねばならないし、受験旅行弁当用の「おこわ」も蒸かさねばだし、たまたま昨日は三女のサトのジュニアバレーのお別れ会があったりして、その準備もあって、それを店と並行してやるので、いつもより早く起きる必要があり、「気合い!」ということで、2時50分に目覚ましをかけていたのですが、3時にちゃんと起き上がれました。パチパチ。

いつもの土曜日は米を1升と日によってはプラス何合か炊くのですが、昨日は3升炊く、ということで、いつもより二周りほど大きな羽釜を使うから勝手が違うのもあり、うまく炊けるかどうか、ドキドキ緊張もしておったのです。それくらいのことで緊張するとは、まだまだ飯炊きのプロとは言えませんな。

4時台のラジオ深夜便で作家で精神科医のなんとかいうヒトの講演をやっていて、「早起きは3000円くらいの得になる感覚です。」みたいなことを仰っておりましたけれど、それはワタクシも昨日は特にそう思いました。

昨日は寝坊しなかったおかげで土曜日の店の流れをスムーズにできた上に、その流れのまま、続く夜の部まで無事に終えることができました。

毎週、反省材料はあり、自分では気がついてない不備もたくさんあるのだと思いますが、わざわざ足を運んで下さるお客さまがいる、ということが、いつもホントにありがたく、そしてホントに楽しい時間を過ごさせてもらっております。

そしてワタクシの課題「人間理解」も進みます。

「木ノ口かたし」が始まって、そろそろ2年になりますが、少しずつ少しずつ育っていっているような感じがしている今日この頃でございます。

そんな昨日の「かたしのお昼ごはん」は、

・おでん
・ヒラスとサバのカレー風味マリネ
・卵焼き
・サツマイモとアオサの天ぷら
・大根と薄揚げの味噌汁
・カマド炊きごはん
・胡桃とレーズンのココア味マフィン

でした。

カメラはハナが持って行ってしまったので写真がありません。

そんなハナから、今朝7時前に電話がありまして、何かと思ったら「コータローがポケモンを見るのにちゃん起きているかどうか」というのでした。

別にコータローがポケモンなど見逃しても良いと思いますが、初めての一人旅、いつもの日曜日の朝を懐かみ、家族のことを思い出してのことでしょう。

そろそろ試験が始まるのかな~。

こちらでは静かに雨が降っています。

いろいろなものは、時を経て確実に育ち、状況は変化していくのダナ、と思う早春です。











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# by sanahefuji | 2018-02-25 10:42 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

お雛様を忘れていた

先週、濱崎さんが持って来てくれたジャガイモは売り切れてましたが、また今日持って来て下さいましたので、明日はジャガイモ、ありますよ。サツマイモも。写真は撮ってませんが、けっこういっぱいあります。

卵もたくさん!

やっと気にせず卵を使えるようになって嬉しい限り。

明日はハナが2次試験に出発するので、少し残った餅米で「おこわ」を蒸かして持たしてやろうと思ったり、諸事情から米を一度に3升炊かなくてはならなかったりで、明朝は絶対に寝坊できませんのです。ドキドキ。

肉まんも欲張ってたくさん作ろうと思って今日は具もいっぱい作ったのでございます。

昨日は撮影チーム御一行様が来たりもして、そんな感じでなんだかんだと忙しくしていたら、お雛様を出すのをスッカリ忘れて2月も下旬になってしまいました。

コータローが出して出してというので、今日やっと出しました。
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薄暗いところに鎮座ましますわが家のお雛様、なんだかチト不気味ですな。金屏風も緋もうせんもありませんから、オメデタ感もいまひとつ。

まぁしかし、なんとか出しました。

ハナは3月3日生まれだというのに、お雛様を忘れていたとは!

明日はいよいよ出発か~。早いなぁと思います。

ホントに子供というのはスグに大きくなるものです。環境さえ整っていれば勝手に育つのです。

ワタクシは母親らしいことは何もしなかったような気がして申し訳ないことですが、そのおかげで一つヨカッタことといえば、余計なことをあまりしなかったので割と自分でいろいろできるようになった、ということでしょうか。

今回も、いろいろ調べてやらねば、と思っていたけど、例によって要領の悪いワタクシが他のことでアタフタしているうちに、自分でいろいろサッサと調べて準備していました。

そうか、もうオトナの年だよなぁ、と思ったことでした。

どういう結果になろうとも、ま、それは大いなる力が働いているのだ、とワタクシは今となっては何もかもがそのように思えるので、どっちでもいいのだ、と思います。

まぁしかし、一度で決まれば親は助かる(お金の面で)、というくらいのもので。

大学受験などは、その程度のことですね。





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# by sanahefuji | 2018-02-23 21:22 | 雑記 | Comments(0)

「かたしのお昼ごはん」番外編

今日は土曜日ではありませんが、「かたしのお昼ごはん」をやりました。

というのも、テレビ番組の撮影チームのヒトビトが、お昼ごはんを食べに来たからです。

あ、でも、「木ノ口かたし」は撮影されたわけではないのでテレビには出ませんが、五島のいろいろなところが出ますので、詳しいことが分かったら(放映されるのは3月になってからのようですが)お知らせしますね。

それで今回、レポーターを務める有名人、芸能人(?)は、芸能関係に疎いワタクシでも知っている方。

子供たちに、そのヒトが「明日『かたし』にごはん食べに来るよ」というと、「えー、いいなー、写真撮っといてよー。」「サイン貰っておいてよー。」などなどピーチクパーチク言っていたことでした。

子供たちにとってはテレビに出ているヒト、というのは、とにかくスゴイ、というのがあるのかもしれません。

しかし、実際、その方が「木ノ口かたし」の入口に「こんにちは」と微笑みながら現れると、芸能人有名人に疎いワタクシでも「ワァーッ」となりました。

可愛いし、とても素敵な雰囲気を身にまとっていらっしゃる。

大勢で食事をしている様子なども見ていると、さりげない気配りとか、和やかな雰囲気を保つのが実に上手なヒト、と感じられ、きっと相当キビシイ世界も知っているし、そういうのをくぐり抜けてきたヒトは、人間の器が大きくなるのだなぁ、と思ったりしました。

帰り際に子供たちに頼まれたので、とタオルにサインをしてもらえるかとお願いしたところ、見た目そのままの、優しい物腰で、それでいて、「ママ、ここをピーンと引っ張って。そうすると書きやすいから」とタオルの端を目いっぱい引っ張るように指示を出し、そして真剣に書いて下さいました。
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「木ノ口かたし」では、いろいろなヒトに直に接する、という体験をさせて頂いて、ホンにありがたいことでございます。

「かたしのお昼ごはん」番外編も面白かったです。

ちなみに今日の献立は、
・魚のフライ&キャベツ、レタス
・煮しめ
・卵焼き
・大根葉と大根皮のキンピラ
・モヤシの梅風味サラダ
・大根とタマネギと薄揚げの味噌汁
・タカキビ&モチキビ入りカマド炊きごはん

でした。
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さて、気合い!で片付けるぞー。





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# by sanahefuji | 2018-02-22 14:57 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(2)

春近し「うとん山農場」

ご無沙汰いたしました。

その間に、うとん山農場の梅が咲き、
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2月の初めに来たピヨピヨたちは、暖房なしの生活になり、
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前に「ももか」がいた場所に鶏小屋が拡張されて、鶏たちが日向ぼっこをし、
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春らしくなってきた「うとん山農場」でございます。

梅の木の旺盛な成長ぶりに剪定が追いつきませんが、切った枝の一部を家に飾るべく、持ち帰ってきました。
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いいですな~植物や動物は。
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遠くに見えている深紅のシクラメンも、株が大きく育って花が次々とつき、今年の寒い冬の日々の、ささやかな楽しみとなってくれていました。

秋にコータローと植えたチューリップの芽も出てきました。花が咲くのが楽しみです。

この間の土曜日、ワタクシは1時間以上も寝坊して、いろいろとずれ込んで余裕がなかったせいか、アタフタとしてお金の計算を間違えたり、台所では無駄にガチャガチャとして、どうしようもないダメ店員であったのですが、お客さまたちが皆さま優しいヒトばかりで、ホントに救われる気持ちになったことでした。

ありがとうございます。

次の日は夜の部で、面白すぎるヨッパライのヒトビトに笑い過ぎて、笑うと疲れが飛んでいくなぁ、と思ったり。

年度末で何かと忙しかったり、ややこしかったりする人間社会ですが、「うとん山農場」や「木ノ口かたし」は元気をもらえる良い職場だなぁ、などと自画自賛しておるオメデタイ従業員でありました。

賃金の如何などは、この際モンダイではありませぬ?!



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# by sanahefuji | 2018-02-20 21:55 | 「うとん山農場」のこと | Comments(0)

王子様は優雅です

明日のお菓子のための、胡桃をむきながらラジオを聞いていたら、フィギュアスケートの中継をやっていました。

フィギュアスケートの様子をラジオで聞いてもイマイチよく分からないので、途中でテレビにしました。

そしたら!

羽生選手、スゴカッタですね!

ワタクシはスポーツ全般ぜんぜん詳しくないのですが(いや、他のことも詳しいことがあまりないのですが)、スゴイものを見た、と思いました。何の曲で滑るのかなぁ、と思ったらショパンのバラード1番がかかったのに、まずコーフンしてしまいました。

一時期、ずっとショパンのバラードを聞いていた時があって、とうとう生演奏でバラードを聞きたくて長崎まで出かけてしまった、ということもあったなぁ。あの頃は今よりいろいろ余裕があったんだなぁ、と思ったり。

羽生選手、まるで王子様みたいで、しかも完璧な演技で。

王子様、というのは、これまた昔、若い頃のプルシェンコ選手が氷上を滑っている時に「この王子様みたいなヒトは誰だ?」と思った、ということがありました。しかし、白人男性というのは、だんだんと肉感的になってくるもので、彼はいつの間にか王子様っぽくなくなってしまって、なんかムンムンした感じになっていったのでワタクシはあまり興味がなくなってしまいました。

王子様ではなくて王者になって、しかもなんか雄叫びをあげているイメージ。

解説のヒトは羽生選手のことを「王者」と言っていたような。まぁ確かに強いのですが、今日の衣装といい、体型といい、羽生選手は「王子様」と呼びたいですな。

あくまでも、美少年っぽいのが「王子様」なのです。


さて、そんなことを思っているうちに、明日のお菓子もできました。
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優雅にできたかしら?

濱崎さんのジャガイモ&サツマイモ(安納芋)も来ましたよ~。
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サツマイモは安納芋より他の品種が人気だったのですが、もう他の品種はなくなってしまった、ということです。
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ではでは、明日もよろしくお願いいたします。





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# by sanahefuji | 2018-02-16 17:16 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

明治生まれのお母さん

先週、縁を巻くところまで終わったカゴ、
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本日は、これに「かすがい」を入れました。

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このように。


今日は、午後から農業委員会の地区協議会というのがあって、お隣の久賀島まで行きました。その久賀島の中でも辺境というべき細石流(ざざれ)地区というところに初めて行きました。

車一台分の道幅しかなく、ガードレールも何もない簡素な山道をくねくねと進みつつ、その集落に向かう感じは、ワタクシが住んでいる近くで言えば、半泊とかその先の集落に行くような雰囲気でした。

福江島でもそうであるように、久賀島でもそのような地域に住みついたのは、弾圧を逃れて内地から渡って来た切支丹のヒトビトです。

細石流という集落は地名が示すような、細かい石が積み上げられた石垣が連なっていました。



師匠ご夫妻に正月明け早々の竹の時間にインタビューをした時、ワタクシはお二人に、お母さんはどんな人でしたか、と聞きました。

「そりゃあ厳しいヒトじゃった」と師匠。

どんなふうに、かというと、子供が言うことを聞かず家の仕事をさぼったりすると、その子を木に吊るして、しかも下から火を焚いて煙でいぶした、とのこと。

師匠もされたのですか?と聞くと、自分はされたことがない、とのこと。お利口だったのですね。

しかし、晩ごはん抜き、というのはあったそうで、それもやはり遊んでいて家に帰るのが遅くて仕事を手伝わなかった時、とのこと。

「働かなければメシは食えない」ということを教え、何が何でも子供に家での役割を遂行させるという、決意をもって常に本気のお母さん、だったのだ、と思いました。

師匠の家族の場合、お父さんは船乗りで、家にいないことも多かったらしく、だからお母さんは農作業も含めた家の仕事を全てしなければならなかったのですね。それでその厳しさなのだ、と思いました。

痩せた土地を耕して、大家族を養わなければならなかった昔の暮らしの厳しさに、今日の細石流の集落でも思いをはせたことでした。

そんな厳しいお母さんを想像する時、ワタクシは溢れんばかりの膨大な愛情も感じるのなぜだろう、と思います。

そこには決して家族を飢えさせない、子供を「まっとうな人間」に育てる、という、なみなみならぬ決意が感じられるからかもしれません。

本気で生きる、というのは偉大です。

















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# by sanahefuji | 2018-02-15 22:21 | たねわたしの会 | Comments(0)

今年は梅がまだ咲きません

ようやく今日からブルーベリーの剪定に取りかかりました。

ブルーベリー畑に何本か、それぞれ種類の違う梅の木を植えているのですが、2月の半ばともなると、いつもならとっくに咲いているというのに、まだ咲いてない木もあれば、
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咲いていても2輪3輪だったり、
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この冬は本当に寒かったんだ、ということが分かります。

牛の「ももか」が見当たらないので、放牧地を少し探すと藪の中で草を食べていました。
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植物や動物は実に分かりやすくて安心します。やっぱり自然の近くにいるのが人間は安心だと思います。

昨日、子供たちが「ボンビーガール」というテレビ番組を見ていたのでワタクシも見ていたら、五島の福江島に移住した独身の若い女のヒトが「おでん屋」を始めた、というのをやっていました。

そのヒトは坂本冬美さんのファンで、「演歌の世界を地でいく生活をしたいと思って移住した」というようなことを言っていて、すごく面白いヒトだなぁと思いました。

ああいう面白い若い女のヒトがやっている「おでん屋」が出来て、地元のオジサンたちは、さぞかし嬉しかろう、と思ったことでした。

街で暮らしていたとしても自然がすぐ身近にある福江島は、人間が安心して暮らせる環境だと思うなぁ。

移住を考えているヒトは、ぜひ一度来てみて下さいませ。








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# by sanahefuji | 2018-02-14 18:08 | 「うとん山農場」のこと | Comments(0)

人間は機械よりもエライ

早いもので、もう2月も半ばですね。

年度末ももうすぐです。

この年度に、ワタクシが新しく始めたことに「LINE」があります。これは、子供が入っている合唱団の役員の連絡手段が「LINE」になっていたからで、育成会の代表になってしまったワタクシが、そこに入らないわけにはいかなかったからです。

しかし、ワタクシはスマホを持っていないのです。

では、どうやって「LINE」をやっているかというと、わが家の高校生のスマホを借りてやっております。ふつう逆ですが。

借りもの、ということもあるし、もともと各方面に注意を向けてサッサッサッと、物事を進めていくことが苦手であることから、ついつい見るのを忘れてしまったりします。ホントに「スマホ」の存在自体を忘れてしまうのです。自分の生活の中に「スマホ」が根付いてないのです。

しかし、これは現代では落第、です。

ヒトサマに迷惑をかけてしまいます。

なので、オチコボレながらもなんとかやっとりますが、ワタクシの率直な感想としましては「LINE」って不便だなぁ、ということです。そして実に疲れる。現代人がやけに「癒し癒し」って言うの、分かるなぁ。日々疲れるはずです。

ホントに皆さま、お疲れ様でございます。

現代機器利用オチコボレ代表のワタクシが言うのもナンですが、あまりガンバリ過ぎずにやりましょうね。

ワタクシが苦い経験をいろいろ重ねてきてから気がついたことの一つに、ヒトがヒトを責めたくなる時、というのは、その責めているヒトはとても苦しいのに「助けて」と言えないからだ、ということがあります。

「誰か助けて」と素直に言えたらよかったのです。きっと助けてくれるヒトがいたはずです。

それからもう一つ、「苦手な人」というのは、自分の中の弱い部分、イヤな部分、ダメな部分、というのがよく似ているから反応してしまう、ということ。

人間というのは、なんて敏感なセンサーを持っているのだろう、と感心します。

やっぱり機械よりも人間の感覚の方が鋭い、と思います。

ということは、人間である自分の感覚を信じて大丈夫、ということです。

弱い部分、イヤな部分、ダメな部分、を映しだしてくれる鏡がなければ自分はそれに気がつけません。

気付かせてもらって、ありがとうございます。

とワタクシは一人の時など口に出して言うようにしてみました。

そしたら、なんか少しモヤモヤがなくなるような。そして、少しずつ今まで出来なかったことが出来ていっているような。

でも、そうそう簡単には変わりませんが、ま、ボチボチやっていきましょう。

自分を信じて。













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# by sanahefuji | 2018-02-14 06:21 | 雑記 | Comments(0)

「心」は大切です

土曜日の朝、いつものごとく作業をしながらラジオを聞いている時、石牟礼道子さんの訃報を知りました。

石牟礼さんの代表作である「苦海浄土」を数年前に読んだ時の衝撃は忘れられません。今までに読んだどの本よりも、これはワタクシに必要な本だ、と感じました。

のどかな海辺の集落で育ったワタクシが、子供時代を過ごし、愛してやまなかったその海辺の集落のような世界が、たとえ水俣のような公害の悲劇に見舞われなくても、現代化の波に飲み込まれるかのように、どんどん失われていくのは何故なのか、ワタクシはそれをずっと考え続けてきました。

そして、これからも考え続けると思います。石牟礼道子さんの「苦海浄土」はそのための「座右の書」と言えます。

石牟礼さんの訃報に際して、「作家の池澤夏樹さんの話」、というのがネットのニュースにありましたので、ここでも紹介いたします。

「近代化というものに対して、あらゆる文学的な手法を駆使して異議を申し立てた作家だった。非人間的な現代社会に、あたたかく人間的なものを注いでくれたあの文章を、これからはもう読むことができない。本当はもっと早くから、世界的に評価されるべき作家だった。」



五島で暮らすワタクシは、この現代にあっても、子供のころの海辺の集落で感じたような「人の心」をヒトビトから感じることが、よくあります。

前の「かたし」の時も、今の「木ノ口かたし」でも。

この間の土曜日、年だけで言えば「高齢者」の男性二人(今どきの70代は高齢者には見えませんが)が「かたしのお昼ごはん」に訪れて下さいました。

本当に申し訳ないこと、と常々思っておりますが、「木ノ口かたし」というのは、一般的に言って、決して行きやすい店ではないと思います。まず第一に、土曜日しかやっていない、どこにあるのか分かりにくい、何があるのか分からない、車が停めにくい、普通の民家の敷地内なので心理的に入りにくい、店員の気が利かない(スミマセン)などなど、行きにくい要件がそろっております。

ましてや高齢の男性がお昼ごはんを食べに、普通だったらまず入らない店、だと思います。

それなのに、このお二人が何故来て下さったか。

ワタクシは、一人の方を、もう一人の方が(殆ど無理やり)連れてきて下さったようだ、とお見受けしました。

連れて来て下さったのは、ワタクシの知り合いの農家の方で、連れて来られたのは、前々からの「かたし」のお客さま、で、今も卵を買いに、よく来て下さる方です。

ふつう逆ではないか、と思いますが、そうなのです。

「かたし」に卵を買いに来て下さる方の男性は、数か月前に奥さまを亡くしておられ、おそらく今までの生活が一変してしまったのではないか、と思われ、そのことを心配した農家の方が、この間の土曜日に「かたしのお昼ごはん」に誘って連れて来て下さったようなのでした。

その、この間の「かたしのお昼ごはん」は、
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・鶏の手羽先の唐揚げ&キャベツ
・サツマイモサラダ
・お煮しめ
・茶碗蒸し
・白菜と薄揚げの味噌汁
・タカキビ&モチキビ入りカマド炊きごはん
・ブルーベリーと胡桃のマフィン

でした。

男のヒト、というのは、女のヒトに比べると、いろいろな面で不器用なもので、特に、あれやこれやと喋る能力、というのは、殆ど比較にならないのではないか、とワタクシは思います。

この農家の方も、飲み会の席では、いつも静かにお酒を飲んでいて、寡黙なのですが、やはり不器用な酒の席の女(ワタクシのことだけど)が、気の利かないながらも何かお話をしようと思って行くと、実に優しい笑顔で、しかし熱く農業のことを語って下さいます。

他の方から聞いたところによると、その方は学校は中学校までしか出ていないけれど、ものすごく高い技術を持っていて、自分の兄弟や子供たちを大学に行かせた、というような方なのです。

それを誇りに思ってはいるけれど、決して偉ぶらず、謙虚なお人柄が感じられ、ワタクシなどは、このような方はホントに農家の鑑だなぁ、と思います。

それで、その方が、自分なりの方法で、奥さまを亡くされた、その男性を思いやる気持ち、「心」というのが、ワタクシにはよく分かり、自分の「心」にも響きました。

そのような「心」というのは、本当に響くのです。こういうのを「真心」と言うのかもしれない、と思いました。

もちろん、お勘定も自分がサッと二人分支払い、帰り際には「子供に送ってやろうと思って作っている」というブロッコリー(その方は野菜農家ではないのですが)を、たくさんと、ご自宅で作ったカンコロ餅を下さいました。

なんだか、いつまでも「じーん」と温かい気持ちが残りました。

「心」を感じると、ヒトは温かい気持ちになるのです。石牟礼道子さんの書いたものは、まさにそのような「心」を感じるものなのです。

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そのブロッコリーとカンコロ餅(右端)。左のケーキは、これは別のお客さまが、いつぞやイノシシ肉を「木ノ口かたし」で配った時に、それをお持ち帰りになり、「初めて食べて、本当に美味しかったから、お礼に」と手作りの、しかもオーガニックのチョコケーキを下さいました。

物でなくても、「木ノ口かたし」では、ヒトビトのちょっとした心遣いとか優しい気持ちに、「心」を感じることがよくあるのです。

本当にありがたいこと、と気の利かない店員は、もう少し気が利くようになりたい、と思っている今日この頃です。























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# by sanahefuji | 2018-02-12 11:44 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

朗報です! 卵が増えてきました

今週の始めに、あるところから「卵を8パック欲しいんですけど」と言われました。

今週の始めと言えば、ものすごく寒くて雪も積もったりしていた時ですから、ワタクシとしては、まだ1月中のような気分でありまして。

「1月=卵少ない」ということです。それに他の方の予約なんかもあるし、近所の方が買いに来たりもしていたし、で、「ええと、もしかしたら一度には無理かもしれません。例えば2日に分けてとか、なら持って行けるかもしれません。」などと答えたわけです。

ところが、です。

気温は低く、雪も積もったとはいえ、立春を過ぎれば鶏にとってはもう春のようで、卵は日に日に増えていってるのでした。

それで、一度に8パック持って行くことが出来ました。メデタシメデタシ。

寒い日がまだまだ続くようで、また雪が降る、なんてことも言われておりますが、日は確実に長くなって、鶏の体内は確実に春を感じているのです。

本当にスゴイことだなぁ、と毎年感動します。

そして、とってもありがたい、と思います。

というわけで、「木ノ口かたし」で販売する分の卵も少しずつ増えてまいりました。
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ここにある分プラス、今日産んだ分もありますので、明日の「木ノ口かたし」どうぞよろしくおねがいします。


オマケ・・・今日は保育園のお弁当日。お弁当日も残すところあと1回!

となりました。卒園の季節ももうすぐです。

わが家のピヨピヨも大きくなったなぁ。

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コータローのリクエスト、ミニオンズ(ズはいらないか)のつもり・・・。なんかただの一つ目小僧になってしまいました。体まで作らないとそれらしくならない、ということが分かりました。あるいは二人以上作る、とか。

でも、コータローはご満悦でした。出来不出来よりも、それが肝心なのです。なんちゃって。



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# by sanahefuji | 2018-02-09 14:21 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

「たねわたし」の木は残った

本日は竹の稽古の日。

竹カゴ作りを習い始めた時「たねわたしの会」というものができていたのですが(→物づくり集団「たねわたしの会」結成 )、実を言いますと、この「たねわたしの会」というのが雲散霧消してしまって久しいのです。

作シーズン中は、そのことをどんなふうに考えたらいいのか、自分は一体どうしたらいいのか、などなどと随分と一人でグダグダと考え続けていて苦しかったのですが、その期間を経て、リハビリのように歩き出した今シーズンといったところです。なので今シーズンは半日にしています。

「たねわたしの会」が始まった時のワクワクした感じを思い出す度、何故か感傷に浸ったように「あのとき~おなじはなをみて、うつくしいといいったふた~りの、こころ~とこころが~いまは、もうかよわない、あのっすば~らしいあーいをもういちど~」というメロディが浮かぶワタクシです。失恋したわけでもないのですがの。もしかすると、ある種の心を失って、それは失恋状態に似ているのかもしれませんがな。

しかし、あらためて結成当時の文章を読んでみると、この「たねわたし」の木というのは実に良い木だなぁと思います。

粘り強く、堅いだけではなく適度な柔らかさがあるから折れにくく、ヒトの生活道具に最適、という素敵な木であります。

「たねわたしの会」はなくなったけれど、どういう形であれ心には「『たねわたし』の木」が残っているとワタクシは思います。

なのでブログのカテゴリの「たねわたしの会」はそのままにしておこうと思っているのです。一時期は消してしまおうかと思っていたけれど。

そして取材班のつもりだったワタクシは、不器用なので、いつまでもあまり上達はしませんが、毎回毎回、必ず学びがあることにオドロキつつ、竹の深い世界に少しだけ寄せてもらっております。
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今シーズンは、まだたったの2個目、本日はここまで出来ました。雪がまだ残る、師匠の作業場にて。

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師匠のお宅へ向かう道。

表題はもちろん、山本周五郎「樅の木は残った」を真似してみたのですよ。

「樅の木は残った」面白かったですよ。


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# by sanahefuji | 2018-02-08 23:17 | たねわたしの会 | Comments(0)

パンダ帽子ふたたび

1月に大雪が降った時、「パンダ帽子も見納めかな」と書きました。

というのも、五島で雪が積もるのは2,3年に1度くらいのもので、しかも冬の間に1回、というのが普通だったからです。

ところがこの冬は全国的(世界的?)に寒さが厳しいらしく、五島でも2度目の積雪で、またまたパンダ帽子が出てきました。
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パンダ帽子のヒト、「つらら」が珍しくて保育園に持って行っています。
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子供は雪が降ると嬉しくて、寒いのも平気ですが、オトナは寒さが体に堪えますな。しかも、めったに雪が降らない地域で、こう何度も雪が積もると、途端に困るのが車の運転です。スタットレスタイヤなど装備してないし、わが家はチェーンなども持っていません。

夫は4駆の軽トラで出かけますが、ワタクシはただでさえ運転がヘタなのに、雪道で事故でも起こしたら困るので、こういう時は車でどこかに行く、ということはしないようにしています。

おそらく、そう考えるヒトが多いのでしょう。昨日は店などはガラガラだったとのこと。こういう天候だと店はタイヘンだなぁ、と思います。

ところが、昨夜は「かたし 夜の部」又の名を「居酒屋 えいじ」にはお客さまがありました。雪の日にも来て下さるお客さまがいるなんて、なんとありがたいこと、と思います。
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そして、街に出たくないから、と近所の方がタマゴを買いに来て下さったりもします。昨日は例のバイクのオジサンが1日のうちに2回もサツマイモを買いに来ました。地域密着型のお店「木ノ口かたし」でございます。

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窓の外はまだ雪景色です。



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# by sanahefuji | 2018-02-07 13:27 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

熱き心に時よ戻れ

ついこの間の土曜日ではなくてその前の土曜日、ラジオから小林旭の「熱き心に」が流れてきました。

懐かしくて心に沁みました。

というのもこの歌、ワタクシが中学生の時の歓迎遠足かお別れ遠足かは忘れたのですが、そのどちらかの学年の出し物で歌った歌だからです。

その時ワタクシたちの学年は3曲も歌って、この「熱き心に」は3曲目だったのですが、2曲でも長いのに、3曲目のこの曲がまた長いんですよ。なので、他の学年から「長い」とヒンシュクをかったのでした。

1曲目と2曲目に何を歌ったのか全然おぼえていないのに、「熱き心に」だけはハッキリおぼえているのはどういうわけか。それが何故なのかは全然分かりませんが、唐突にラジオから流れてきた「熱き心に」を聞いて、ワタクシは、城跡の公園で遠足の時に歌ったことを思い出して、なんだか涙ぐんでしまったほどでした。

嗚呼、あの時ワタクシはなんだか実に熱き心だったノダ、と思って。その頃ワタクシは主に犬猫をはじめとする動物に対しての燃えるような熱き心を持っていました。

思えばワタクシは田舎で割とノンキに育って、大学時代も牧歌的な学校で良い友人たちに恵まれ、その後も普通の会社などには勤めたこともなく、複雑な人間関係の中で生きていく術などを学ばずに年だけくってしまい、随分と世間知らずであったのが、前の「かたし」の閉店をきっかけに、いきなり深く「人間」というものを学ぶことになってしまったので、それはやはりタイヘンなことだったのです。

自分の価値観などまるで通用しないことも多い、と痛感し、自分はいろいろと誠実にやってきたつもりでいたけれど、実は偽善的だったからこういう目に遭っているのかもしれない、と打ちひしがれもし、そんなこんなで空しくなって、なんだか元気が出ない、という時もあり、以前のような「熱き心」が薄れていたように思います。

で、その「熱き心に」が流れた時、「中学生の時のような純粋な熱い気持ちはもう戻って来ないのだろうか」と思っていたワタクシでした。

そして、その数日後に「ながさき女性農業者の集い」に参加して、「子供が作る『弁当の日』」を提唱した竹下和男先生の講演を聞いた時、ワタクシは、たったのその程度のことで「空しさ」を感じたりしていた自分がなんだかとっても恥ずかしいような気がしました。

先生は本当に熱いヒトでした。

今の世の中、特に子供が置かれている状況に危機感を持ち、自分の出来る限りの活動を死ぬまで続ける覚悟をもって講演をしておられました。全国の全ての学校を回りたい、とも仰っていました。

講演を聞いて、今、子供が置かれている環境の何が一番の問題かというと、それは、「人間になる」ための発達の機会が、家庭や学校、地域社会で失われていること、との認識をさらに強くしました。

「人間になる」というのは、どういうことなのか、というと、それは体も心も正常に発達した大人になり、次世代の人間を育てていけるようになることだ、とワタクシは理解しました。

ところが、今の時代、あまりにも便利になりすぎて、あるいは自然から離れすぎて、はたまた親が子供に「自分のことだけを考えて生きていくように仕向けている」ために、普通に暮らしていては子供たちの発達の機会が奪われている、ということなのです。

例えば、と先生は仰いました。学校に講演に行って、もし、朝起きた時に家族が誰も起きていなかったとして、自分が家族の朝ごはんを作ることができる人、と問いかけると、「できます」と手をあげる子は実に1%以下だとか。

赤ちゃんや幼児ならともかく、おそらく今時は中学生になっても高校生になっても、家事など一切やらせずに、勉強や部活や習い事など、自分のことだけをさせている、というのは、何も特別なお金持ちのご子息ご令嬢でなくても、ごく普通の家庭の子供がみんなそうだと思います。

そうすると、そのままその子供たちが大人になって、家庭を持って子供を産み育てる、という時になって、本当に困ってしまう、というのは容易に想像がつきます。

ワタクシが五島に戻ってきて、1月31日の新聞を開いたところ、まさにそれが現実になっている、という記事をみつけました。

「長崎市は30日、子どもの悩みや養育などの相談を受ける『こども総合相談』の対応件数が、2016年度に過去最多の1万8826件(前年度比112%)になったと明らかにした。
 市子育て支援課は『児童虐待や養育放棄などの相談内容が複雑化し、1人あたりの対応件数が多くなった』と分析する。」というもの。

子供の頃から何もやっていなかったのに、大人になってから急に高度なことは出来ないのは当たり前です。家族のごはんを毎日作ったり、子供の面倒をみる、ってことはホントに大変なことですからね。

ではどうするか?

そこで竹下先生が提唱しているのが、子供に自分で弁当を作らせる、という「弁当の日」です。

この「弁当の日」大切なルールは「親は手伝わないで」ということ。献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片付けまで、やるのは全部子供自身、ということなのです。

先生のご出身である香川県の小学校で2001年から始まったこの取り組みは、今では全国各地に広がっています。

講演の時に、実際に子供たちの取り組んでいる様子の写真なども見せていただきましたが、自分で作った弁当を手にした子供たちの誇りに満ちた顔、はじける笑顔が印象的でした。

そういえば数年前、「弁当の日」というのは知りませんでしたが、わが家の子供たちがキャラ弁作りをやっていたことがありました。

弁当がキャラ弁である必要はないと思いますが、確かに子供たちは楽しそうだった、と思います。

そして、これがとーちゃんの、かーちゃんの、というふうに、ちゃんと親の分まで作ってくれました。自分が楽しみながら自然とヒトのことも考えられるようになる、というのが良いのですね。

わが家は、修学旅行生の体験活動の受け入れなどもやっていて、中高生と「肉まん作り」などを一緒にやる機会がありますが、本当に家で何もしていないんだな、と分かることが多く、これはタイヘンなことだなぁ、と感じます。

他所でお金を払って「体験活動」などしなくても、家で家事をさせたらお金もいらないし、親も助かるのに、とは、前々から思っていたことでしたが、先生の講演を聞いて、ますますその思いを強くしました。

特別なことでなくていいのです。本当に日常的な家事を子供にやらせる、というの、ぜひともやってみてはどうでしょう。

そして「弁当の日」を五島でも取り組むようになるといいのにな、と思いました。

いつか五島にも講演に来ていただこう、と思ったことでした。

そして、「木ノ口かたし」では、地道に「かたしのお昼ごはん」を続けます。

この間の「かたしのお昼ごはん」は、
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・ブリ大根
・ポテトサラダ
・切干大根のイタリアふう
・唐揚げ
・卵焼き
・大根とネギの味噌汁
・タカキビ&モチキビ入りカマド炊きごはん
・ブルーベリーと胡桃のマフィン

でした。

世の中の流行り廃りに目を奪われて、本来の「かたしのお昼ごはん」の意義を見失いそうになっているところでした。アブナイアブナイ。

「木ノ口かたし」では、いつもしみじみ美味しくて、生きる力が湧いてくるような、お昼ごはんを用意して、お待ちしておりますよ~。
























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# by sanahefuji | 2018-02-06 12:03 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

「能書き担当」ガンバリマス

「第4回ながさき女性農業者の集い」も無事に終わり、昨日の夕方に戻ってきました。

フェリーで往復すると、途中、上五島に寄る便だと片道4時間ずつくらいかかるので、こんなに遅くなってしまうのですが、ワタクシはフェリーに乗るのが大好きなので、ちっとも苦になりません。

それどころか、行きのフェリーでは、まず集会の発表に備えて、話す内容を確認したり、そろそろ始まる確定申告のための計算をしたり、読書をしたり、お土産にも持ったお菓子でお茶したり、そして下船間際には持参した弁当で軽い昼ごはん、と実に有意義に過ごせました。

これが海が時化だったりして船が大揺れ、となると、こうもいきませんが、何しろワタクシは凪女なので、そういう目には殆どあったことがありません。というわけで今回も行きも帰りももちろん快適でした。

さて、集会での発表はどうだったか、と言うと、「簡潔に」と目標を立てたはずなのに、やっぱり緊張のせいかそういうことが飛んでしまって、ダラダラダラダラと長くなってしまい、10分程度と言われていたのに、20分は喋ったんじゃないかな。分かりやすく簡潔に話すのはムズカシイな、と思いました。

それでも、みなさん優しくて「面白かった」と何人もの方が言って下さり、このブログでもそうだと思いますが、それは「面白い」ととらえて下さる皆様の素直な感覚が素晴らしい、とワタクシは思います。

本当にありがたいことです。

こんなふうにあったことをダラダラと書いているだけ、喋るだけ、ということしか能がないワタクシですが、今回はたったの10分程度の発表にナント1万500円も謝金がもらえたので、それはホントにありがたいことでした。もちろん旅費や懇親会の費用なども出してもらえているわけですから、なんという優遇措置、とビックリしました。

ああ、これで子供たちにお土産も気兼ねなく買ってやれるなぁ、と嬉しかったのですが、しかし、一方では、やはりお金の価値というのは信用できない面があるな、とも思えます。

というのも、この1万円、というお金、例えばわが家の卵を33パック売っても9900円です。そこに投入する労働や資材を考えると、はっきりは分かりませんが50パック以上は売らないと純粋に1万円にはならないかもしれません。

ワタクシはこの辺りに実にギモンを感じます。うまく説明できないのですが、「何かがおかしい」と感じます。

農業とか職人とか物を作る仕事が廃れていったり、田舎が寂れていったり、その一方でヒトビトが東京一極集中することなどなどと、それは関係があるような気がします。

あ、でも、前から「うとん山農場」や「かたし」の「能書き担当」だったワタクシは、それが役に立って嬉しい、という思いはありますが、実際の肉体労働の大半を担うヒトビトの価値をもっと強調しなければならない、と常に思っております。

今回の「集い」では、「子どもが作る”弁当の日”」提唱者の竹下和男氏の記念講演がありまして、それを聞いたワタクシは、今書いたようないろいろなことが全部つながっている、と思ったことでした。

この講演については、本当に心を動かされる内容だったので、また後ほどじっくり書きたいと思います。

ひとまず、今日の金曜日のお仕事が始まりますので一旦中断いたします。

今回の諫早行きでは、会おうと思っていた方とも短いながらも再会を果たせたし、10年くらい前に何かの集会で出会った方が、わざわざお土産を持って来て下さっていたり、抽選会では参加者が持ち寄った農産物が当たったりもして、本当に嬉しい集会でした。
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まだまだ何も出来ないワタクシなどが喋るより、地道に働く農家の主婦のヒトビトに語って欲しい、とワタクシは常々思います。農家のヒトビトとお話する度に本当に尊敬の念が湧いてきます。

せめて、「能書き担当」のワタクシが、そのような方々の思いを代弁できるような技を身につけていきたい、という思いを強くした「第4回ながさき女性農業者の集い」でありました。



















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# by sanahefuji | 2018-02-02 06:22 | 催し物等 | Comments(0)

お出かけ準備が終わらない

あっという間に明日はもう「女性農業者の集い」です。

うっかりしていたのが、明日の出張に備えて日曜日に図書館で本を借りようと思っていたのに、ナント図書館は休み、しかも、1週間くらいも開かないというのです。ガーン。

なので船で読むための新しい本を調達できませんでした。本当に残念です。

でもまぁ、前に借りていた本を途中までしか読んでいないので、それを持って行くとしましょう。

どこかへ行く、となると、せっかくだからヒトにも会いたい、というわけで、お土産も作りました。
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いつもの農場のお菓子シリーズです。

農場シールも作ってもらったけど、餅は今シーズンは終わってしまったし、ブルーベリージャムなんかはまだだし、プリンも復活してないし、何も貼るものがないので、お土産の包装にしてみました。
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過剰包装と言えなくもないですが、もらった時、嬉しいかな、と思うので。


さて、集会の準備ですが、結局のところ今日になって、少ない洋服を引張り出して、何を着ていこうか、とアレコレ迷い、あんまり寒いので、お勤めのヒトが履くようなキッチリした靴で移動するのはツライ、ということで、寒くない格好、というのに重点を置きました。移動時間が長いのでカンベンしてもらいましょう。キャリアウーマンでもないし。

発表する内容は、話そうと思えばいくらでもあるので、ダラダラと長くならずにいかに簡潔にするか、という点を気をつければいいかなぁ、と。

あと化粧?

結局、練習せずじまい。やっぱダメだぁ。化粧って難し過ぎる!

ワタクシが参考にしたネットの記事によれば、最低限化粧しているように見えるよう、日焼け止め兼用の化粧下地など何か塗っている感を出すことと眉毛をいじってます、というのが分かればいいのだな、と。あとは色つきリップでも良い、ということなので、それはカンタンだ、あーヨカッタ、と安心していますが、普通のオトナの女のヒトから見れば、なんという低レベル、と呆れられることでしょう。

だいたいワタクシは、ヒトビトが眉毛をいじっている、ということに気がついたのが既に30代の半ばの頃だったのですから、それは仕方のないことです。

本当に視野が狭い人間なのです。興味のないことにはまるで何も気がつかなかったのです。それではイカン、と今では思うのですが。

ありゃ、もうこんな時間!

明日寝坊しないように、もう寝るとしましょう。

ではでは、皆さまごきげんよう。

木曜の夕方に戻ってきます。

おそらく明日は凪でしょう。









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# by sanahefuji | 2018-01-30 23:59 | 雑記 | Comments(0)

「かたしのお昼ごはん」10年目の真実

前回お話した「木ノ口かたし」の肉まんに入っている干しシイタケ、これです。
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見た目もすごくキレイですが、水につけると瑞々しく柔らかくフルフルとなめらかなシイタケに戻ります。

そして菌を打ち込んでいる原木も来ましたよ。椎茸栽培をやってみたい方、ぜひどうぞ。
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店内も、ひそかに商品が増えています。
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華やかな布の小銭入れやガマ口、椿柄などもあって、五島土産にもよいのではないでしょうか。
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多肉植物でさえ枯らしてしまう、というヒト、プラ板の多肉植物などはどうでしょう?

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さて、昨日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・豚すね肉とジャガイモ、ニンジン、カブの煮込み
・サツマイモ(紅はるか)とパプリカとアオサとタマネギのかき揚げ
・カリフラワーのカレー和え
・チクワと切干大根の炒め煮
・卵焼き
・ネギと厚揚げの味噌汁
・黒米、タカキビ、モチキビ入りカマド炊きごはん
・ブルーベリー&オレンジピール&胡桃入りココアマフィン

でした。

いつもお出ししている下田茶園さんの「ほうじ茶」がなくなってしまっていたのが、ようやく届きまして、ホッとしました。やっぱり美味しいなぁ、としみじみ思います。

いつも土曜日の昼はバタバタしていて、子供たちまでかまっている余裕がなく、まぁ小中学生は自分でしっかり食べているようですが、コータローは昼ご飯をまともに食べないことも多いようなので、昨日は遅い時間にはなりましたが一緒に食べることにしました。

ワタクシ自身も、土曜日は朝少しつまむ程度で夜までまともに食べなかったりするので、こうしてしっかり「かたしのお昼ごはん」を食べられるのは、実にいいことだ、と思いました。

今度、女性農業者の集いで「かたし」について発表するにあたって、ちょっと調べてみたら「かたしのお昼ごはん」を始めて今年で10年になる、ということが分かりました。

昼ごはん、というのは、ワタクシにとってはタイヘン大きなモンダイでした。

前にも書いたことがあると思いますが、ワタクシが通っていた小学校には学校給食がなく、しかし弁当、というわけでもなく、みんなが学校の近所に住んでいたので、家に食べに帰る、というふうになっていました。

その当時、だいたい家には、お母さんとかバアちゃんがいる、というのが普通だったので、わが家以外は誰も困ってはいなかったと思います。

わが家には母親もバアちゃんもいなくて、父親は仕事に行っているし、料理に不慣れでもあったし、昼ごはんのことまで手が回らず、「昼ごはんのモンダイ」というのはワタクシの心に相当に大きくのしかかっていたのだ、ということが今になって分かります。

「かたしのお昼ごはん」は、最初、ベテランの料理上手なお母さん二人に作ってもらっていました。それがワタクシはもう本当に嬉しくて、毎週楽しみで楽しみでたまらなかったのでした。

今でもそのシアワセな記憶は、ブログの記述と共にしっかりと残っています。

そして、そのお二人が出来なくなって、今度はワタクシが担当、3年間くらいはなんとかやりましたが、コータローが生まれてタイヘンになり過ぎたためギブアップ。あの時は苦しかったなぁ。やはりヒトには向き不向きがある、と思ったことでした。

そして、その後から夫が担当してくれるようになって今に至ります。夜の部も始まって、そちらも確実に腕を上げている様子。しかも魚やイノシシ肉の処理など、どんどん高度なことが出来るようになっていて、うん、やっぱりヒトには向き不向きがあるんだな、とまた思う。

普段の家のごはんはワタクシが担当しておりますが、「かたし」では「食べるヒト」でいられるのが、本当~にありがたいです。


ワタクシは、いろいろと痛い目にあったりする度に自分の傲慢さとか、いい加減さ無神経さ、などなども少し見えてきまして、その中で分かったことがあります。

自分もそうであるように、人間は皆、どこかしら、何かしら、「欠けた部分」を持っている、ということです。

そして、その「欠けた部分」がマイナスに働くこともあれば、そのおかげで生まれることもある、ということです。

10年前から始まった「かたしのお昼ごはん」は、ワタクシに重くのしかかっていた「昼ごはんのモンダイ」が産んだ副産物であるような気がしています。

誰かが作ってくれる「昼ごはん」ホントにありがたい。
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いつもホントにありがとう。











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# by sanahefuji | 2018-01-28 11:59 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

「肉まん100%」への道

寒いですね。

寒い日が続くと、「ごはんがなくなるのが早い」という法則がある、わが家です。何故ならば寒いとハラが減るのも、いつも以上に著しいものと思われ、子供たちは家に帰って来ると何か食べるものはないかと探し回り、めぼしいものが何もない、となると「ごはん」をオヤツにして食べているのです。

子供たちの様子を見ていると、最近は海苔巻きの海苔にごはんを敷いて、チーズを具にして醤油をたらして巻いて食べる、というようなのをやっている。しかも2本、とか。

そうか、道理でごはんがなくなるのが早いわけだ、と納得。


餅米の販売分が先週でなくなってしまったので、明日の「かたし」には「餅」も「おこわ」もありませんで、じつに寂しい限りです。なので、そのかわりというわけでもないですが、「肉まん」をいつもよりもたくさん作ろう、と思います。

これは、売れ残っても大丈夫、ハラ減りヒレハロのヒトビトは、むしろ残って欲しいと思っているフシがあります。

今、「木ノ口かたし」の肉まんの材料は、九州産の小麦粉(五島産だと高額になりすぎるので・・)、五島産の豚肉、「木ノ口かたし」の商品として出して下さっている、近くでとれた椎茸、国産キャベツ&玉ねぎ、という感じです。玉ねぎは、ワタクシの貧弱な家庭菜園でも作っておりますが、肉まんの季節までにはなくなってしまう、というくらいの量しかないし、キャベツは難しくて、なかなかまともに出来ません。

春先には近所の方にキャベツを大量に頂いたりもして、それを使うこともありますが、自分で出来たらやっぱりいいなぁ、と思うわけです。

「木ノ口かたしの肉まん」のためにも玉ねぎ増産とキャベツの栽培を考えております。

そして、小麦!

ものすごく蒔くのが遅れて、どうなることか、と思いましたが、一応、カワイイ芽は出ました。これが刈り入れ時期までに、ちゃんと育つかどうかがモンダイです。
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育ったら、きちんと刈りとれるか、刈りとったら今度はちゃんと粉に出来るか、などなど、延々と心配事は尽きません。肉まん100%への道のりは遠いですなぁ。

まぁしかし、少しずつでも歩いていけば、必ず到達するものだと思います。

肉まん100%と言えば、先日のコータローの誕生会の出し物では、「コータロー100%」を要望する声が多かったのですが、寒かったので断念したもようです。

暖かい季節だと風呂上がりなどに、よく見られたのですが。

おバカ男子が家にいると、何かとピリピリしがちなお年頃の女子たちや、ギスギスしがちの家族間が和んで実にいいもんだ、と思う今日この頃です。

しかし、男子というのは何故、ムダな効果音と共に行動するのか?

というギモンは残ります。

そしてその効果音も流行り廃りがあり、少し前まで常に出していた効果音が、ある時から聞けなくなってしまう、ということもあるようです。

コータローの場合、ちょっと前まで何かの後に「ブーン」というのをつける、というのがありました。

例えば、「行ってきますブーン」「ばいばいブーン」などというように。

この「ブーン」は、かなりのイキオイをもって言う、というのが正しくて、おそらく行動に弾みをつける、という目的があるように思われます。

それで、何かとクタビレがちなワタクシもマネして言ってみると、面白くて気分も上がってなかなかよろしい。それで、やたらと「ブーン」「ブーン」と語尾につけて面白がっていたら、いつの間にかコータローは「ブーン」を使わなくなっていて、そのブームは去ってしまったのです。

流行はあっという間に過ぎ去り、過ぎ去った後にそれを使うと、古さが際立つ、というのが世の常でございます。

というわけで、流行に左右されない定番の言葉を使うのがよろしいのです、なんてことを言いたいのではありませんで、子供の成長にオトナはついて行けない、ということなのです。

暖かくなって、コータロー100%をしてもらおうと思っても、もう恥ずかしがってやらない、ということは十分に考えられるのでした。

さて、ワタクシは肉まん100%を目指してガンバルゾ。

明日は肉まんを山盛り作ってお待ちしております!








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# by sanahefuji | 2018-01-26 12:39 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

6さいの君に贈る

今日はコータロー6歳の誕生日、予告通りイノシシベーコンピザを作りました。
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ベーコンが上等なのでピザも上等な味になりました。

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丸いケーキだと少ない感じになってきたので、四角くて大きなケーキにしてみました。わが家の場合、見栄えよりも量が大事です。

恒例の誕生日カードの贈呈や、プレゼント渡し、出し物などなどもありました。
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プレゼントの袋には、受験生姉より孔子の言葉なんかが書いてありましたよ。
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ふむふむ、コータローでも読めるように振り仮名がふってあります。親切です。

6さいのコータローくん、分かったかな?

オトナでも「言うは易く行うは難し」ことですな。






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# by sanahefuji | 2018-01-24 22:21 | 家族のこと | Comments(0)

用事ってありがたい

国立大学の出願が始まって、もともとがボンヤリしているワタクシ、のんびりしていたら、ハナが受験する大学周辺のホテルが全部埋まってしまっていて、予約がとれない状況になっていて、非常に焦りました。

昨夜の時点で割と安めのホテルに空きがあったのに、まだ交通手段が確定してなくて1泊にするか2泊にするか、などなど迷っていたので、今日になって見てみたら、そこはもう埋まってしまっていました。

結局、少し離れたところで、しかも値段も高くなってしまったのですが、「あと1部屋」という物件をみつけたので、これを逃してはタイヘン、と、やっと予約しました。

いや~、みんなやることが早いんだなぁ、と思ったことでした。

しかし、ワタクシは受験の旅行の手配とかなんとかは自分でして、決まってからの家探しなんかも1人で行ったんでした。それを思えば、わが娘の方がノンビリしている、とも言えますな。

普通は親がやってくれて子供はノンビリしているものなんですかね。

母親のいる暮らし、というのが分からないワタクシは「普通」というのがよく分からないので、「母親って、普通はこういうことをするものなのかな」と常に試行錯誤でやっております。

受験生がいるかと思えば、先週の木曜日には保育園で給食の試食会がありまして、それに行ってきました。

子供たちは自分で作った凧を持って走り回って外で遊んでいました。
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かわいい凧たち。凧揚げが終わったら、こうして並べて、今度は給食です。

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この日はメンチカツにレンコンのサラダ、卵入りコーンスープに添え野菜、それに蜜柑、というもの。ホントに丁寧に作られていて、美味しくて感動しました。

前にも書きましたが、ワタクシは給食が大好きです。

お母さんが作ってくれる料理を食べる経験というのが圧倒的に少なかったので、誰かが作って盛りつけてくれたものを食べる、ということそのものが嬉しくてたまりません。給食、ホントに嬉しかったです。

ワタクシが中学生の時、みんなが給食のアレが嫌だこれが美味しくない、とか、しょっちゅう文句言ったりするのが信じられない、と思ったものです。これはホントにありがたいこと、というのが分からない、というのは、実は損なのかもしれない、と思ったりします。

というわけで、今回の給食試食会も大満足でした。

保育園、小学校、中学校、受験生、とそれぞれ用事があって、あっちもこっちも忙しいことですが、そうそう自分も来週の女性農業者の集いの発表に向けての準備が終わってなくて、これまた焦る・・・。

発表のテーマは「わたしの元気の秘訣」とのこと。

そういうのがあったら、こっちが教えて欲しい、と思っているくらいなのですが。

多分ワタクシは、もともとすごく元気、というタイプではなくて、じっとして本でも読んでいるのが至福の時、という感じなのですが、身近に子供も含めて生き物がいっぱいいるので、世話をしないわけにいかない、用事をしなければならない、ということで動いているうちに、なんだか元気にもなるような気もします。

そう考えると、いろいろな用事というのはありがたいものかもしれませんね。

さて、ホントに準備をしなければ!














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# by sanahefuji | 2018-01-23 12:51 | 家族のこと | Comments(0)

先々週、先週の「かたしのお昼ごはん」

ようこそ「木ノ口かたし」へ!
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と迎えてくれるのが、なんだかコワイものばかり。わざとじゃないんですが、この間の土曜日は、たまたまこうなってしまっていたのです。

朝、バタバタしていて、このままになってしまいましたが、これはさすがにマズイのではないか、と思いました。がしかし、フト、生きていく、というのはコワイものやキケンなもの、はたまたキタナイものを避けては通れないものだよだなぁ、と納得したりもしました。

先週、記事が消えてしまってから書いてなかったので、先々週と先週の「かたしのお昼ごはん」を一度に載せてしまいます。
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これが先々週、
・煮しめ
・サツマイモとパプリカのかき揚げ
・太刀魚の煮付け&白菜のお浸し
・たまご焼き
・キャベツとベーコンの和えもの
・白菜と大根と薄揚げの味噌汁
・黒米、モチキビ、タカキビ入りカマド炊きごはん
・ブルーベリーとクルミのマフィン

でした。

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そしてこれは、この間の土曜日、
・酢鳥(酢豚の鶏肉バージョン)
・おでん
・キビナとゴボウのかき揚げ
・大根葉とジャコの炒め物
・大根皮のキンピラ
・大根の梅酢和え
・たまご焼き
・白菜とニンジンの味噌汁
・黒米、モチキビ、タカキビ入りカマド炊きごはん
・ブルーベリー&胡桃&オレンジピール入りココア味マフィン

でした。

ごはんは、こんなのです。これは先々週の分。先週のはもう少し黒米を少なくしたので、ごはんがもっと薄い紫色でした。
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タカキビとモチキビは、もう20年も前にワタクシがお世話になった長野の農家の方が送って下さったものです。
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年末に、ご主人の訃報を喪中の葉書で知り、それを受け取ったワタクシは、ハラハラと涙が出て止まりませんでした。本当に何も出来ない、気も利かないダメな実習生、しかしメシだけはいっぱい喰う、というタイヘン迷惑な実習生だったワタクシを長いこと家に置いて下さったのです。

何かできることはないか、と思い、下手ながら、ワタクシが作った竹カゴを贈らせてもらいましたらば、わざわざこの雑穀などを送って下さったのでした。

しみじみと味わって食べたいと思います。







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# by sanahefuji | 2018-01-22 22:06 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


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