「バァの味噌」&「稲の脱穀」第一弾の翌日に、雨がドーッと降りました。
ドシャメシャに降ってきた雨音を聞いて、よし、先手必勝!
と思いました。
今年は特に雨の降り方が激しいので、即断せずにボヤボヤしていると「コタツ布団」(そうあの梅雨時から夏の間中ずっと部屋の隅に丸められていたアレです)のようなことになってしまうのです。
よかったよかった。
自然と共にある暮らしでは、こういうことの連続で、時期を逃すと後々の影響大なので常に天候を気にしていなければなりません。
それは好きで選んだ道なので、苦ではないのですが、時たま、天気などをそれほど気にせず、食べたいものをパッと買うだけ、しかも一人分、などという状況に無性に憧れる時なんかもあるんです。
例えば仕事帰りらしいヒトが、スーパーでお弁当とお刺身と缶ビールとつまみなんか買って、袋に提げて行くのを見ると「あーなんかいいなぁ」なんて思っちゃう。野球中継でも見ながらこれで晩御飯かなぁ、楽しそう、とか思っちゃう。
うーん、ワタクシもけっこう真面目に家族の晩御飯作ってるから(朝・昼は不真面目ですが)、これは現実逃避的思考か?
家族のごはんを毎日作るのってやっぱりタイヘンなんだよなぁ。
とは言ってもわが家は同じ物ばっかりの料理が多いけど。
味噌汁などは、ここ1か月以上カボチャとツルムラサキとナスとタマネギとオクラのどれかを組み合わせを変えて、ヘビーローテーションです。
昨日もツルムラサキを取りに畑に行くと、ちょうど夕焼けが出ていて、ついて来たコータローが「しゅごーい!」と歓声をあげました。せっかくだから家にいたアサとサトも呼ぶと、やってきて、すぐ引き返してカメラを取ってきて写していました。現代っ子ですな。
だんだん灰色になっていく空を見て、「オロンジ(オレンジ色のこと)は、おうちに帰ったの?」と、コータロー。
「そうだねぇ、帰ったんじゃない」とワタクシ。
「また来る?」
と聞くコータローに「明日も来るかなぁ」と答えたワタクシ。
今日は晴れるかなぁ。