ようやく休日に慣れてきた、と思ったら休みも今日まで。高校生は自学会だとかで、今日からもう学校で、弁当生活再びであります。
畑の一画に急ごしらえした「弁当用ガーデン」での初収穫!
弁当に赤いものが入ると絵的になかなかよろしいですからな。ミニトマトも待ち遠しいところです。
昨日は畑に生い茂ってきたヨモギを摘んで、地元のヒトがよく「かたし」に差し入れしてくれていた「べろだんご」を作ってみました。
ヨモギの柔らかい葉っぱを笊にいっぱい摘んで、小さじ1の重層を入れたお湯で茹でで、擂り鉢で擂って、小麦粉(もちろん三井楽の濱崎さんのもの)と混ぜます。ここではけっこう柔らかめ、手にべとべとくっつくくらいにした方が柔らかく仕上がります。
手にくっついて扱いにくいので、お湯で手をぬらしながら「べろ(舌)」みたいに平ベったくして、熱湯の中に投入、茹でます。茹であがったらプカプカ浮いてきますから、それを網杓子などですくって、お砂糖ときな粉、塩少々混ぜたところにまぶして完成!
大豆も畑でとれたものがあるから、手間がかかるけどそれできな粉も作ったらもっと最強「べろだんご」になるなぁ、などと思います。こういう素朴なものでも、あっと驚く美味しいものが出来る気がします。
昨日はアサ&ワタクシがヨモギを摘み、ハナが擂り鉢でつぶし、サトは熱を出して寝ていて、コータローは勝手に遊んでいる、という連携プレーで(どこが)、あっという間にできました。
話は変わりますが、「第一かたし」の頃は様々な種類のヒトビトがやってきて、各方面からの情報が入ってきていたので、もともと世間話というものが苦手なワタクシも、地元の話題からテレビの中の話題などなどもまんべんなく知ることができていた、と思います。
しかし、それがなくなると、会うヒトが限られてきて、おそろしく視野が狭くなって世間(地元の話題から芸能情報まで)のことを殆ど何も知らない、ということに気がつきました。
というのも昨日
ぷらっと農園ねこたまショップ(「五島の小さな手仕事展」やってます。うとん山農場のたまご、ここでも買えます!)のやっちゃんが、卵を取りに来てくれた時に、ワタクシの知らない世間の話を、へーへーと感心して聞いていたら、ハナが「ヨモギ終わったよ」とやってきたので「え、もう終わったの?」と言ったら「お母さん、30分も話してたよ」とのこと。
そんなに時間がたっている、とは全然気がつかなかったのでビックリしたのでした。やっぱり世間話ってのも楽しいんだな、と。
世間話が苦手なワタクシが「かたし」のお店をやっていた、というのは実はすごい修行だった、と思います。
今はちょっと楽になりすぎて、ワタクシは本来の「視野の狭い人間」に戻ってしまいそうだから気をつなければ、と思ったことでした。
何事もバランスが大切ですね!
苦手なこともやってみることで楽しくなる、ということが大いにあるのです。