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今日もいい天気

昨日も本当に良いお天気で日差しが強く、家の玄関から出てすぐのところの地面が白く光っていて、まるで地中海のどこかの村中の路地にふりそそぐ光のようでした(行ったことはないけど)。

そんな地中海性気候のごとく(本当のところは分からないけれど)空気がカラッとしているので、他所さまの牛の草が、刈り取られて畑に広げてあるのが、なんともいい具合で、それを横目で見ながら車を運転していると、なんだかワタクシまで心豊かな気持ちになってくるのでございます。

あぁ、いい乾き具合だわい、明日もいい天気だし安心やね、これで牛たちの食料も安泰だわ、ヨカッタヨカッタ、と他所さまのことながらホンニ安堵するのでありますよ。

「メシの確保」はどんな生き物にとっても最重要事項でありますから、今刈った草がこうしてしっかり乾いて、きっちり保存できる、ということが大切なのです。

そして、この乾草の香りがワタクシは本当に好きで、そしてまたそれを牛がわしわしと食べるのを見るのが好きなので、草がカラっと乾いているのを見るだけでもその香りやその様子が想像できて嬉しい、というわけです。

わが家の場合は牛は一頭しかいないので、今の時期は畔草などを刈って与えればいいのですが、冬は草がなくなるので藁などをやっていて、ちょっとかわいそうです。前にも書いたように、この牛(ももか)は友人の形見なので飼い続けていますが、このままではかわいそうなので、きちんと家畜としての役目を与え、ワタクシたち人間にとっても何かしらの利益があるような形にしていかなければ、と考えています。

そうでなければ、家畜として生まれた牛に申し訳ないですから。

とかくワタクシたちは義理人情を第一にするあまり、農場経営というものがおろそかになっていた、ということは大いにあります。

しかしながら、それは移住して、農業という土地と結び付きの深い仕事を始める者の宿命とも言えるもので、地域での人間関係が最初はゼロであることから、暮らしの中の義理人情の比重を大きくして、この土地で生きていく基盤を作っていかねばならなかった、という事情もあるのです。

農場経営も12年が過ぎ、第二段階に入ったところ、と言えるかもしれません。

それにしても昨日はいい天気だったので、外の仕事をばりばりしようと思ったら、コータローが熱を出しました。疲れが出たようです。ひたすら眠り、ぱっと起きると「ごはん食べる」と言ってごはんを食べてまたパタッと寝る、というのを何回かして、今日は回復して保育園に行きました。動物並みの回復術及び力です。

それで(というわけでもないが)、昨日書きかけのこの日記、を今書いた、というわけです。

いろいろと予定通りにはいかないものであります。

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この間生まれたと思っていたら、もうこんなに大きくなりました、ピヨピヨたちです。某豆腐店の厚揚げ、食べてます。




Commented at 2015-05-26 21:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sanahefuji at 2015-05-28 12:54
ちょうど10年前の今頃に「第一かたし」はできました。4月の19日から改装工事を始め、5月は特に「毎日毎日現場の作業で、屋根の土を降ろして運んで、をひたすら繰り返していました。

軽トラの荷台にいっぱい土のう袋に入った土を運んでいた時に、ふっと「かたし」という名前が頭に浮かびました。「かたし」とは椿の古くからの呼び名なので、ぴったりだと思いました。

ここの地域にたくさんある椿の木のように、ひそかに、でも美しく花を咲かせながら、根付いていくといいな、と思ったのです。
by sanahefuji | 2015-05-26 10:11 | 雑記 | Comments(2)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


by sanahefuji