五島列島なかなかスゴイ

わが家の子供たちは4人とも、ワタクシの犬猫同様トイレトレーニングのおかげで、2歳までには確実にオムツが外れ、オネショなども少なかった、と思いますが、「天気が悪い時に限ってオネショをする」という傾向があるのは気のせいだろうか。

本当に久しぶりに、昨日コータローがやらかしたのですが、彼の名誉のために言っておきますと、これはワタクシが寝る前に「ま、いいか」でトイレに行かせないまま寝てしまったのが原因です。

それで、このどんより天気、布団やシーツや掛け布団のカバーなどなど、どうしよう、となった時、これは文明の利器にお世話になるしかない、と思いました。

その文明の利器とは電気こたつです。

布団の上に電気こたつを置き、その上に生がわきのシーツなどをこたつ布団のように被せる、というもの。ひょっとして危ないことになるといけないので、家の中の仕事をしながら何気なくかけていたNHKラジオで国会中継を聞いていました。

そしたら、なんだかとてつもなくムカムカしてきて気分が悪くなりました。

今、国会ではとんでもない法案を通そうとしています。
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あれは、2週間くらい前だったか、やっぱりラジオを聞いていたら、割と軽い感じで、チャラチャラした感じにも思える(失礼!)ラジオのヒトが、その方のコーナーで第一曲目に「憲法第9条」という曲をかけたんです。

その時に、すごい、と思いました。実はこのヒト、骨のあるヒトだったんだ~、ということが分かりました。

それから、最近読んでいるこの本の最初に五島列島のことが出てきます。
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小説家の檀一雄氏と宮本常一の対談です。

そこに、非常に興味深い部分がありました。そのまま抜き出してみます。

「檀 明治の初年に徴兵忌避をいちばん最初にやったのが五島列島ですね。

 宮本 五島は実に多いのです。

 檀 ほかのところは藩是というのかな、藩の意識で統一されて、みんな徴兵受けろと言うと、はいと言って受けていた。柳川や鹿児島どれもそうでしょう。ところがあそこはいろいろな組織ぜんぶがものすごく反対した。

 宮本 さわぎはたいへんだったけれども賢かった。巧みに逃げている。つまり養子に行く。それから外国に行く。徴兵忌避のため外国に行った者が非常に多いですね。

 檀 だから日本最初の反戦運動の重大な拠点は五島ということになるのではないか。大体、殿様の統治力が弱かったのではないの・・・。」

こういう話は初めて聞きましたが、五島のヒトは誇りに思ってもいいのではなかろうか。

つまり、自分たちの商売をするにしても漁をするにしても、百害あって一利なしの戦争などに参加したくない、「戦争はゴメンだ」という筋を通したご先祖様がたくさんいた、ということです。

国会から遠く離れたここ五島列島で、今、この法案反対!と叫んでも届かないかもしれないけれど、せめて意志は示しておきたい、と思います。

「ま、いいか」ではすまされないのです。

Commented by 古田陽人 at 2015-09-25 23:38 x
はじめまして、五島・小値賀島出身で大分の中津在住、64歳の男です。facebookで友人?がこの投稿にいいねを押していたのが記憶に残って、検索で探してやっと読ませて頂きました。この夏帰省した折、俳句仲間の歴史資料館に宮本常一の「私の日本地図5五島」があり、興味深く読みました。私も今度の安保法制強行採決に反対して小値賀の自宅にも張り紙をして意思表示をしてきました。昨日、FB友人(小値賀・六島在住先輩)の友人(ガラパゴス在住)が若いSEALSの動きに感銘を覚えたとの投稿にケチを付け、甘ったるい学生の声で中国、韓国から日本は守れないと好戦的な内容で小値賀島民も法案が通って安堵しているなどと事実と違うネトウヨ的?主張に横レスですが反論したく五島が懲兵拒否の始まりとの歴史を検索しました。長いコメントで失礼しました。私のメルアドはnextアットred.oit-net.jpです。FBも古田陽人で登録してます。かたしさんはSANAHETUJI?で検索してもよろしいですか?夜分に失礼しました。
Commented by sanahefuji at 2015-10-04 06:34
コメント、ありがとうございます。

私はほんの少しだけしか読んだことがありませんが、宮本常一氏の本は興味深いので、もっときちんと読んでみたいものです。

五島の人の反骨精神、本当にすごいと思いました。

法案は通ってしまいましたが、次回の選挙までそのことを絶対に忘れずに、結果に反映させたいものですね。
by sanahefuji | 2015-06-19 14:16 | 雑記 | Comments(2)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


by sanahefuji