昨日と今日は貴重な梅雨の晴れ間で、明日はまた雨というので、大急ぎで今までなかなか植え付けられずに、苗ポットの中で大きく育ってしまっていたナスやスイカなどを植えました。それから芋もやっと植えました。
面積はほんの少しなのですが、去年はたくさんとれて食べきれないほどでした。しかし、保存が上手にできなくてダメにしてしまった分も多かったのでした。
わが家はどうしても鶏の世話と田んぼに手を取られるので、野菜のあれこれがいつまでたっても上手にできず、毎年毎年「今年こそは」と思うのです。しかし今年も既にいろいろ遅れたり、成育不良だったり、草だらけだったりしているのでした。それでも毎年挑戦できて、働ける、ということが、ありがたいことだと思います。
今日、芋を植えている時に、横の道路を観光客らしいヒトがたくさん乗ったバスが通っていきました。観光でやってきて堂崎教会に行くんだなぁ、と思いました。
バス旅行ってのも楽しいには違いないけれど、ワタクシはこうして、気がかりだった仕事を片付けたり、毎日繰り返す鶏小屋仕事などの日常もいいものだ、とその時にハッとしました。働くのって楽しい、と。
もしかしたらバスに乗っているヒトビトは、あれま今頃芋なんか作って(時期が遅いと分かるヒトに限るが)タイヘンねー、などと思ったかもしれないのですが。
なんだか今年はあちらこちらでネムの木がやけに花盛りだなぁ、と最近よく思うので、夫に「ネムの花は毎年こんなにいろんなところに咲いてたっけ?」と聞くと、そうだと言います。そしてまた、生ゴミ回収時に通る道すがらのあちこちの庭先の花々が次々に咲いてやけに美しい。
コレは一体どういうわけだろう?と考えました。
おそらく少し心に余裕ができたせいかな、と思います。
忙しすぎたり、重圧があったりすると、ヒトは「感じる心」が弱ってしまうものなのですね。気をつけなくては。
鶏小屋の仕事帰り、田吾作部会の田んぼの見回り。「ぐんぐん伸びろー」「大きくなぁれ」と言いながら。
わが家に到着して3週間のピエールさん。こちらもぐんぐん伸びています。