人間について考える、のココロだ~

すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ワタクシは22日、水曜日の最終フェリー(福江到着は午後8時)で戻ってきましたが、昨日は4日間の空白を埋めるべき仕事に追われて、パソコンの前には座れず。

今日は午前中にブルーベリーの実を採れるだけ採ってきまして(何しろ台風がこちらに向かっているのでね)、今はパン焼き中、なのでようやく書くことが出来ます。

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いつかどこかで見た風景・・・。ガラガラ引っぱるヤツはビニール製で、海外旅行には使えませんが国内ならこれで十分、収納時に場所もとらず、本体が軽くて便利です。2000円くらいで買ったけど、もうかれこれ10年近く使っています。元は取ったなぁ。これを誰が引っ張るか、で三姉妹がよく争っていたものです。

前回、特急「かもめ」の革張りシートはスルスル滑って座りにくい、と書いたら、実は滑りにくい素材でできた「かもめ」もあった!ということを今回初めて知りました。
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ザラザラした布なので滑りません。あの革張りシートは不評でこちらが出来たのに違いない、とワタクシは確信しているのですが、本当のところはどうなのでしょう。

今回は旅の目的が、なんだか宙ぶらりんになってしまったので、出かける時からやや気合が入らない感があったのですが、そのせいもあるのか、人間の世界が抱えるモンダイについて様々考えることが多い旅になりました。

そして今回全く予定には入ってなかったのですが、映画「バケモノの子」というのを子供たちが観たいといったので、一緒に観ましたらば、これが予想以上に面白く(そもそも期待していなかった、というのもあるけど)、そしてまた「人間」について考えさせられました。

この映画では、人間と獣の決定的な違いは、人間は心に闇を持っている、というふうに描かれています。そして実際、人間の胸に深くて真っ黒い空洞ができる場面があって、それはそれは怖ろしいのです。

「ウラメシヤ・・・」と言って出るのは、どうやら人間の専売特許らしい。

確かに動物はそこまでの怨念、というものを持たないような気がするし、怨念とまではいかなくても、どす黒い感情、というものはやはり人間に特有のような気もします。

そういう感情を全く持たない、とか、完全に排除する、ということは出来ないと思いますが、どうすればそれを小さくすることが出来るのか、ということについてワタクシはよくよく考えてみました。

そのためには、まずは自分の心をよく観察すること、相手が特定される場合は、相手の立場や生い立ちなども考えて言動を理解すること、などなどが大事かな、と思います。

そして、自分の心に希望の種をせっせと蒔いて、お世話をするのが良いと思います。そしたら、それが忙しくなって他人のアレコレにかまっているヒマがないと思うのです。

故郷に帰ると、世間が狭いせいなのか、もう過去のことになっているようなモンダイについて、いつまでもグジグジと言っていたりとか、金銭が絡んでいるせいか、なんだか愉快でない話などなどを腹いっぱい聞かされたりしてグッタリします。

その度にワタクシは、そんなことに時間を費やすのがもったいないような気がしてくるのです。

そしてフト、都会に出たヒトビトが「田舎に帰りたいけど仕事がないから帰れない」というのは果たして真実なのだろうか、と思います。ひょっとすると、そういう「世間が狭いが故の話題などなど」が重くのしかかってくるせいもあって、二の足を踏むんじゃなかろうか、などと考えるのは勘繰り過ぎだろうか。

もしそうなら、それは田舎に残るヒトにとっても帰りたいヒトにとっても、なんという損失であろうか、と思います。

本来、田舎の魅力は限りなく、それこそ希望の種はいくらでも蒔けるのに、そこに「人間」の狭い心が邪魔をするのは、実にもったいないことだなぁ、と、故郷に帰らなかったワタクシなどは、身を持って思うのでありました。

そんなことを、いろいろ考える旅になりました。



























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by sanahefuji | 2015-07-24 15:53 | | Comments(0)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


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