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憧れのコーヒー

ワタクシがこのブログなるもの、つまり公開日記を書き始めてから、早5年以上が過ぎました。

このブログの便利なところは、紙の日記と比べると、かさ張らないということや、写真もつけられるという点、そして何より、去年のあるいは一昨年の今頃はどうだったかな、と思った時にすぐさまみつけれられる、という点で、書いている者にとっては非常に便利です。

時々、昔の記述を読んでは「あー、この頃はこんなだったなぁ」と懐かしく、あるいは恥ずかしく(随分と愚痴ばかり書いていたような感じですから)その頃のことを思い出したり、いろいろ確認したりしています。

それで、たまたま3年前の今日、12月4日の日記(→いたちごっこで今年も終わる)を見て、アレマ!と思いました。というのも、昨日ワタクシ宛てに荷物が届いたのですが、それは、そこに書かれている「かたし」でコーヒーの試飲会をいつもやって下さっていたアヤさんからのものだったからです。

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3年前には、旧「かたし」でみんなに美味しいコーヒーを振る舞ってくれていたアヤさんが、今年、それもつい先月、コーヒー豆の専門店をオープンした、という知らせでしたから、なんだかとっても感慨深いものがありました。

「かたし」で出会ったヒトビトが、それぞれ着実に自分の夢に向かって歩んでいる、そんな知らせを聞くのは本当に嬉しく、そして励みになることです。

ワタクシ自身はコーヒーについては門外漢で、何も知らないのですが、毎月の初めにやってくれていた、この「コーヒーの試飲会」が本当に楽しみでした。ワタクシも夫も田舎の出身なので、コーヒーの香り、というのはなんだか「都会的」な感じがして、なんだか憧れます(都会そのものに憧れはないのですが)。そして、ワタクシにとっては、コーヒーの香り、というのはドイツの香りです。

従ってシュトレンには、どうしたってコーヒーが合うのです。

というわけで、今年のシュトレンの味見を兼ねて、さっそく届いたコーヒーを頂きました。
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とにかく香りが良いです。美味しそうな豆の香りです。そして、あまり苦過ぎず、酸味もあまり感じず、お子さま味覚のワタクシにとっては非常に飲みやすいです。これはCブレンド(シティロースト・中深煎り)というものでした。

門外漢のワタクシが言ってもあまり説得力がありませんが、きっと世のコーヒー好きの方も納得に違いない、とワタクシ、動物の勘でそう思います。ぜひぜひお試し下さいませ。

お店はコチラです。→CLOVERS COFFEE

今回は、旧「かたし」の時にお世話になったヒトビトへ、「かたし」の記念の品を今頃になってようやくアヤさんに送ったところ、お返しに、ということで、コーヒーを頂いたのでしたが、これを機にワタクシも少しはコーヒーのことなども学んで、新しい「かたし」に来て下さるヒトビトが、前と同じように「CLOVERS COFFEE」さんのコーヒーが飲めるお店、というふうに出来たらいいな、などと夢想しておりますので、将来的には少しは売り上げに貢献できるようになるといいな、と思っています。

「かたし」はカフェなどという柄ではないし、ワタクシたち自身もそういうシャレたものを目指しているわけではないけれど、「かたし」のご縁を大切に、そして美味しいものを提供する、ということで、地元のオヤツの「ふくれもち」や「つきあげ」、それに「うとん山農場のプリン」などなどと並んで、こんな素敵なコーヒーショップの豆で淹れたコーヒーもあったらいいな、と思ったりしています。

うーん、しかし、コーヒーを美味しく淹れるのってズボラなワタクシにはなんだかやっぱり難しそう。

とりあえずは、自分自身が美味しいコーヒーを飲みたい、ってとこから始めなければ、ですね!

不思議なことに、普段はお茶一辺倒のワタクシですが、畑にオヤツを持って行って休憩している時なんかは、なぜかお茶じゃなくてコーヒー飲みたいなぁ、というふうになったりします。

やっぱりあの香りの癒し効果でしょうか。

そんなこんなで、また来年もいろいろと新しいことに挑戦していきたいものです。

本当に本当にありがとうございました。

追伸 お菓子は黒棒が一切れのみワタクシの口に入っただけで、後は消えました・・・涙。




by sanahefuji | 2015-12-04 13:28 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

ここは五島列島福江島。「かたし」とは椿の古い呼び名です。2001年にIターンして就農した私たちが週に一度、土曜日だけやっている直売所&飲食店、ときどき居酒屋(居酒屋は予約制)「かたし」(2016年に「木ノ口かたし」に改名)での出来事、五島の暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる、ささやかな人生劇場を綴っていきます。


by 山﨑早苗