クリスマスに寄せて

今日は木曜日、本来ならば竹修行の日ですが、ここの集落はわが家と、もう1軒を除いて全世帯がカトリック、という集落なので、師匠のお宅も例外ではありません。

なので、先日書いた通り火曜日にずらして、今日は竹修行はお休みです。

現在ではクリスマスイブのミサは夜の7時から、となっていますが、師匠のお話では、昔は近くの浦頭教会ではなく、堂崎天主堂まで行って、しかも午前0時にクリスマスを祝うミサが行われていた、とのことでした。

その時代、車はないし、子供たちもみんな歩いて堂崎まで行って、夜中に帰ってくるわけですから、「タイヘンじゃったとよ~」とのこと。

でも、その時の堂崎天主堂のミサを想像してみるに、それは、クリスマスを祝うヒトビトの溢れんばかりの熱気と喜びが伝わってくるような、そんな感じがしました。

「楽くもあったけどな。」との師匠のお言葉に、さもありなん、と思ったことでした。

ドイツの農村でのクリスマスも、やっぱり午前0時に教会に集まっているヒトビトが、みんなで「おめでとう!!」と言いながら、ハグしたり握手したりして、盛大に祝う、というような感じでした。

ワタクシは仏教徒なので、そういう本物のクリスマスのお祝い、というのを体験したのは、それが初めてのことでした。

今は、教会が近くにあって、保育園にもマリア様がいて、本当のクリスマスがすっかり身近になったのが、なんだか不思議な気がします。

保育園の「お遊戯会」の時には必ず、聖劇というものがあって、イエス様の誕生の様子を子供たちが演じてくれます。その時につくづく思うのは、イエス様が「馬小屋で生まれた」、というのがすごく重要なことではあるまいか、ということです。

その馬小屋で生まれたイエス様の教えを信仰している多くの国々でも、ヒトビトの欲望はおさまらないし、争いも絶えない、コレは一体どういうわけなんだろう、と思います。

ドイツや日本、などの先進国と呼ばれる国々は、本当に恵まれていて、子供たちは溢れんばかりのプレゼントを貰い、美味しいものをいくらでも食べられて、幸せいっぱいですが、そうじゃないヒトビトも本当にたくさんいる、ということにも、子供たちが気がついてくれるといいなぁ、と思いつつ、本日、サンタ稼業のお手伝いに余念がないワタクシです。

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ワタクシは、一足先に、何よりのプレゼント、ドイツの農家のお母さんからお手紙をもらいました。





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by sanahefuji | 2015-12-24 11:08 | 雑記 | Comments(0)