旧「かたし」が始まって少ししてから、とある会社の不用品をいろいろ貰ってきた、ということがあり、その時にもらった長椅子と、何に使うかよく分からない木の台が、長いこと(閉店するまで)「(座敷に上がらず)ちょっとお茶する時の椅子と台」として使われていました。
それがコレ。
捨てるのももったいないので、やはりその長椅子とセットで、「木ノ口かたし」の下屋の下に置いたらよかろうと、そうしてましたが、これがけっこう汚いのです。旧「かたし」の時は布を被せていましたが、外なのでそれもどうかと思い、「木ノ口かたし」の看板を描いた時のペンキが余っていたのでそれを塗ってみよう、ということになりました。
何故か分からないのですが姉弟喧嘩が始まって、泣いている弟。
しかし、すぐに和解したらしい。
ちゃんと母ちゃんの言いつけ通り、上の面に白を全部使って、それがなくなったら、横の面は紺、というふうに2人で協力してやっております(撮影者:ハナ)。
大きな面だけ全部子供たちに塗ってもらって「仕上げはおかあ~さん♪」とまるでハミガキのように、後はワタクシが担当。
出来あがり。「かたし(椿の実)マーク」を入れてみました。
こんな感じで外で生ビールなどいかがでしょう(注:飲んでいるのは母ではありません)。
「かたし」もリニューアルなら、このなつかしい台もリニューアル。
これからの季節、新緑を眺めながら外でお茶も(もちろん生ビールでも)良いですね。
「木ノ口かたし」へ、ぜひどうぞ。