「しつらい」ということ

日本の住宅というのは「しつらい」で完成する、ということが、先日借りた「昭和なくらし方」という本に書いてありました。

「しつらい」とは、季節、宴会、年中行事、冠婚葬祭などの用途や目的によって室内を模様替えすることだそうです。

「これが日本住宅の特徴で、基本はなにも置かずにいて、しつらいすることで、その場がはじめて完成するのです。」それを読んで、なるほどと思いました。

「木ノ口かたし」、本日20人の宴会用の「しつらい」はこんな感じ。
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奥を広く使うためにソファを手前に持ってきてみたり、机の配置をこんなふうにしてみたり。

その本には「しつらいをしなくなったことで日本住宅の面白さも美しさもわからなくなってしまいました。なにしろしつらいをしてない日本住宅はからっぽですからつまりません。洋風住宅に惹かれるようになるのもわかりますが、残念なことです。」とありました。

そうか、そういうことだったのか、とハッとしました。

「しつらい」というものを季節ごと、行事ごとにして居心地をよくする、というのが日本人の暮らし方だったんだなぁ、と。

そう考えると、それほど広くはない「木ノ口かたし」の空間が、無限の可能性を秘めている気がしてきました。

いろいろ楽しみなことです。

さて、明日は保育園の運動会。

「木ノ口かたし」は2時から営業、となっておりますので、どうぞお間違えのないように。

よろしくお願いいたします。



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by sanahefuji | 2016-09-30 23:50 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)