育ち盛り 働き盛り

金曜日の夜は大人数の宴会、土曜日は保育園の運動会、帰ってきてから急いで「木ノ口かたし」のお店を開けて、夕方は「福江まつり」の「ねぶた」を小学校で牽くというのでそれに参加、終わったら、おとーさんたちが「かたし 夜の部」にやって来る、という具合に用事が延々続いていく中で、家の中では洗濯物やら洗い物が溜まり、モノがゴチャゴチャ足の踏み場もない、というままに迎えた日曜日。

洗濯機は昨夜から数えて4回まわして、洗いっぱなしの食器やジョッキも所定の位置にしまって、モノも少しは片付けて、ようやく一息つきました。ふー。

本当は、室内のことだけで一息ついているヒマはなく、同じように荒れた畑の仕事もいっぱいなのですが、ま、少し休憩。

前に、数えてみたら借りた田んぼが43枚あった、と書きましたけれども、なんだかいつの間にか、いろいろなやることの量がトンデモナク増えている、のです。ワタクシたち夫婦はどちらも40代。

これが「働き盛り」というやつかしら。

イマドキの家では、米を1升いっぺんに炊く、なんてことはあまりないでしょうが、ワタクシが例えば「おこわ」を炊く時などは「2升じゃ少ないな」と思うのです。

なので、金曜日の宴会の時は2升5合にしました。

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昔の道具というのはありがたいことに、そういう量にきっちり対応できるようになっています。この蒸籠、こんなふうに一つに2升5合が余裕で入るのですから。

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出来あがり。金曜日はパンも焼くので同時進行。

オトナは「働き盛り」コドモは「育ち盛り」だと、本当にいろいろなことを同時進行してやらねば、ちっとも終わりません。

保育園の運動会の時、前に座っていた家族の中の一人のお婆さんが、シートを広げた場所の脇に生えた雑草を無意識のようにむしっている姿をみかけました。

その小柄なお婆さんの手や指は分厚く、手首がしっかり太い様子から、今までの労働の量がはっきりと見えるようでした。ワタクシが小学生の時に亡くなった祖母が、やはり同じような手をしていたことを思い出し、ひそかに涙を浮かべていたワタクシでした。

ワタクシは、こんなふうな手になりたい、と常に願いつつ、どうしても家や店の仕事に思った以上に時間がかかってしまい、田畑の作業が少なくなってしまい、それがとっても歯がゆいのです。

時間の使い道がまだまだ下手だな、と思います。

そして、こういうものを書く時間も外の作業の時間を圧迫しているのだろうな、とも。

しかし、ワタクシにとっては何かを書く鍛練は絶対に必要なので、これも削れません。

なんとかなんとか、納得のいく働き方ができるように、効率化を目指したいと思います。

さてさて、もうひと頑張りして、夜はまたまた「福江まつり」に繰り出すとしましょうか。


by sanahefuji | 2016-10-02 15:17 | 雑記 | Comments(0)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


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