昨日、玄関に吊り下げて血抜きをしていたイノシシ、今日、夫が解体していました。
もちろん初めてのことで、どうやるんだろう、と思っていたら、以前買っていた本を取り出して見ていました。その本に家畜の解体の仕方が書いてあったのです。

見ているだけでも、とってもワクワク面白い本です。
さて、その本を傍らに置いて、解体中。
見る人が見れば、きれいではないかもしれませんが、部位ごとに分けて、解体終了。

左上から時計回りにモモ肉、肩腕肉、右上は雄の証のブツ二つ、あばら骨、下にいってバラ肉、その左がロース、豚骨、その上の細いヒモ状のがヒレ肉、その上の小さい塊がスネ肉。
ということでした。
日曜日、年賀状用の家族写真を「うとん山農場」の鶏小屋に撮りに行った時、まだイノシシは檻の中で、野生のエネルギーを漲らせてワタクシたちを威嚇していました。
その誇り高い姿を思い出すと、ワタクシは少し涙ぐんでしまうのです。
でも、そのイノシシも、こうして見ると、完全に肉、食べ物に見えます。
「命を頂く」ってこういうこと、なんだなぁ。