元旦に新たな気持ちでブログの書き初めをしようと思っていたのに、「木ノ口かたし」のお年賀からちょっと抜けてきて、コータローと絵本を読んで寝かしつけている間に寝てしまいました。やっぱり正月早々このパターン、やってしまいました。
とは言え、やっぱりお正月っていいもんだなぁ、と思います。オトナもコドモも、みんななんだかウキウキした気分で。
本年も、当ブログともどもよろしくお願いいたします。
さて、毎年似たようなものですが、今年のお節料理。一年たつと忘れるので、記しておくと便利です。
そして今年あらためて思ったのは、お節料理って便利だな、ということです。なぜならこれらは全部お酒のつまみ、ですからね。お年賀のお客さまに、そのまま出せる。
これに煮しめ、と、おなかがすいているヒトには蕎麦、ということで、家族の正月の間の食べ物をそのままお客さまに出せるので、手がかかりません。ホントこれ、先人の知恵ですな。
さて、これも毎年恒例の「農場詣で」。今年も作年同様、春のような陽気の穏やかな元旦でした。
しかし、本当の春ではないので、まだまだこれから寒い日も多いことでしょう。なので焚きつけ用の小枝を拾いながら帰りました。
必要なものは、なんでもその辺にある、ということで田舎暮らしは考えようによっては便利です。
お正月らしい南天も、裏庭に生えていたし。いや、これも勝手に生えてきたわけではないので、先人のおかげです。
松飾りも農場から取ってきた松に、ハルさんが持って来てくれた橙(だいだい)で、それらしく。
本当になんでもあるなぁ、というのが五島暮らし16年目のワタクシの偽らざる実感です。
夕方の生ゴミ回収&農場仕事の時に気がついたことは、元旦でも働いているヒトビトがけっこういる、ということです。元旦の夕方の生ゴミは、生ゴミもお正月、なのです。ブリのアラがあったり、海老の殻があったり、オメデタイ料理の食材の残骸が入っています。施設の調理場のヒトビトが、季節ごとに工夫した食事を出している、ということが生ゴミからも分かるのです。
病院や老人施設で過ごすヒトビトが、単調な毎日に少しでも楽しみを見出せるようにという気持ちが感じられます。
働く、って尊いことだなぁ、と思いました。
また今年も元気で働けるのが一番、と思った元旦でありました。