これまた毎年のことですが、わが家はお雛様を出すのが遅いです。今日はもうすでに3月3日!
「木ノ口かたし」のお店の方には一応、先週出したのですが(ウサギのお雛様たちが里芋の中に鎮座ましましております)、
家の方は実は昨日、出しました。それもコータローの連日の「出して出して」コールに押されてやっと、という感じです。そのような外部圧力がなければ、行事ごとはいつの間にか過ぎていく、ということにもなりかねませんから、ありがたいことです。
お目見えしたばかりですから、もちろん旧暦の3月3日まで飾りましょう。今年は3月30日だそうですね。
さて、季節と言えば、「木ノ口かたし」の商品も季節ごとに廻ってゆきます。田んぼの時期から波乱含みだった餅米も、いよいよ残りが少なくなりましたので、今シーズンの玄米餅は今回で終了です。
昨日は、畑の大根を抜いてきて、大根おろしを大量に作り、この玄米餅を3つに切ったものを油で揚げて、出しと大根おろしで頂く「揚げ出し餅」を夕飯に頂きました。そうそう、ネギもパラパラとかけてね。そのような食べ方も美味しいですよ。
餅を蒸かした後のお湯で茹で卵、これまた美味しいです。そういえば、前は今の季節、卵が余って困るので、「かたし」では茹で卵にして売っていたなぁ、と思いだしました。ありがたいことに今は、卵が余るということもなくなったので、今後「茹で卵」という商品が登場することはないかもしれませんが。
それから、昨年秋にとれた椿の油も入りました。
「かたし」が始まって以来、ずっと支えて下さっている方のご厚意で、どこよりもお安く提供できております。この度、1合瓶も登場しました。1合が800円、4合瓶が3200円です。
そしてこれは季節と関係あるのかないのか、夫が怪しげな装置を鉄工所で作ってもらって昨日持って帰ってきました。
めぐる季節と共に、いろいろな事が進んでいきます。
そして三寒四温という言葉通りに、少しずつ本格的な春に近づいていきますね。
それでは皆さま、今日も良い一日を!