わが家では今シーズン第一回目の田植えが昨日でした。
と言っても田植えは夫が機械でするので、ワタクシの仕事は補植と言って、機械が植えられない端っことか、苗がない部分を手で植えて回ることをしなければなりません。
その他にも、家のことはいろいろとやるべきことがあるのですが、ワタクシが今、あることが終わっていないということで、それが心に重くのしかかり、かなりエネルギーの消耗をしていることが別にありまして。
それを終わらせなければ、この重い気持ちが晴れない、ということで、補植よりも先に、そちらをしてしまうことにしました。
それ、というのは、子供たちの合唱団の定期演奏会のポスターとかチラシとかパンフレットの表紙などになる絵を描くことなのです。
毎年、団の子供たちの中のイラストが得意な子が描いてくれていたのに、今年は誰もいない、ということで、頼まれてしまったのでした。
いろいろなことを、頼まれるがままに、ついつい引き受けてしまって四苦八苦する、というのは、もはやワタクシの性質の一部なので、諦めなければ仕方がなく、もうとにかくどうにか終わらせるしかないのです。
子供たちの合唱団では、今年初めて「うらしま太郎の鬼たいじ」というミュージカルを定期演奏会で上演するのですが、その台本を子供に借りて読んで、コータローのお絵かき帳に落書きみたいに何度も何度も描いて、どうにかこうにかひねり出したイラストのようなもの。
線を決めて、あとは色を塗るだけ、というところまで、やっときました。
ワタクシは見たものをそのまま描く、デッサンとか静物画などは割と好きだったのですが、風景画は何を描いていいのか分からないからキライだったし、抽象的なものはまるで描けないし意味も分からない、という感じだったので、随分と早い時期に、絵の才能、というのは自分にはたいして無いんだな、ということに気がついてしまったのです。
高校生の時の進路調査票に、将来の希望が「漫画家または農業」と書いて笑われた、ということは、いつだったかブログにも書いたと思いますが、物語も浮かばないし、何より絵が描けなさすぎて漫画家になるのは諦めたのです。
それに、自分の中から描きたいものが湧いてくるようなこともなかったので、絵を描くのはもっぱら「かたし」の「かわら版」とか農場のチラシなどなど実用的なものに限られていました。
なので、今回のこのお仕事はとっても苦労しています。今もとっても苦しいので、こうしてここに逃げています。
さて、続きをしなければ。
ではでは、また後で。