今日は福江島で開催されるトライアスロン大会、バラモンキングがありました。
この地域はランのコースになっているので、最終の選手が通る9時15分くらいまで、サトとコータローと一緒に道端で応援をしてきました。
夜になると路上の応援のヒトビトがめっきり減ることもあり、また、暗くなって心細くもあり、レースの最終盤だから、というのもあるのか、明るい時に比べて選手の皆さまの反応が明らかに違ってきます。
多くの方が律儀にお礼を述べて下さったり、笑顔で応えて下さったりします。
コドモが応援していると特に、なのでコドモっていうのは得だな、と思います。コータローは坊主の鼻たれガキふう、サトなどは一見かわいらしい少女、なので応援するヒトとしては、なかなか良いと思われます。
おそらく、美しい女のヒト、かわいいヒト、などなどもそうかもしれません。選手のヒトビトは圧倒的に男のヒトが多いのでね。
そのように存在そのものが相手に快い感情を与える場合はいいとして、そうでもないヒトが気の利いた応援をする、というのは、なかなか難しいものです。なんだか恥ずかしい、とかテレてしまってモゴモゴ言う、というのは一番ダメなパターン。応援するのかしないのかハッキリせえ、という感じ。
ムッツリ黙って立っている、というのもヨクナイし、やたらガンバレガンバレでも芸がない、と思いますね。
一番いいのは、ゼッケンの番号でスバヤク名前を探し出して、名前を呼んで応援、ということなのですが、如何せん、これには目の良さと反射神経の良さが要求されますから、これもワタクシには無理。
結論としては、なるべく明るく丁寧に分かりやすく、そして薄暗くなって人物の判別がつかないようになる時間帯には、ひょっとしたら若くてカワイイヒトが応援してくれているのでは、と錯覚を起こさせるように、高い声にしてみる、とか。ワタクシは地声が低いので、これが上手くいったかどうかはわかりませんが、本当に大勢の選手のヒトビトが律儀に反応して下さいましたので、ひとまず成功だったのではないか、と考えます。
ただ単にコドモの力、かもしれませんが。
しかしながら、律儀にお礼なんか言われては申し訳ないことこの上ない。というのもワタクシは今日の午後、コータローと一緒にヒルネをしてしまって、夕方までグースカ眠りこんでいたので応援に出遅れてしまったのです。
なので、昨日お店にふらりと入って来て下さった、短いコースのレースに出る、という方の応援をしそびれましたし、前のかたしの頃からのおなじみの方が1回目に通った時を見逃してしまったし。
まぁその罪滅ぼしにような気持ちで、夜はなるべく景気よく応援したつもりであります。
それにしても、皆さまが過酷なレースをしている最中に、グーグー寝る、というのは、なんという甘美な時間であったことか。
ワタクシはやはり、どちらかというと、スポーツよりは断然ヒルネが好きなのです。
なので、選手のヒトビトを尊敬します。
選手の皆さま、スタッフやボランティアや応援の皆さま、今日は本当にお疲れ様でございました。