味噌汁自給率を上げる、という目標のもと、わが家の貧弱家庭菜園も、ぼちぼちガンバッテます。
弁当を彩るものがサッと採れるように、という弁当ガーデン計画も少しずつ進んでいる、かな?!
しかし魔の6月です。
6月っていろんなモノの申請なんかが全部あるのね。来年、大学生になった時のための奨学金の申し込みだとか、保育園に提出する就労証明書だとか、高校の授業料免除のための書類だとかなんとかかんとか。
そして合唱団の団体旅行も6月中には方を付けなければならないし。
あれ?
6月は田んぼ関係だけで忙しいはずなんだけどな。
それはもちろん、例年通り忙しいのですが、ワタクシは今年は田んぼにちっとも関与出来ておりませんで、それらの用事の合間に畑をやっている、という状態です。
今日、たった3列、途中から4列の小麦を刈り終わりました。小麦はもう1か所にあって、それを明日は刈る予定です。
本当にちょっとだけ、なのですが、これはワタクシが責任を持って種を蒔き、採り入れた(まだ刈って束ねただけだけど)、最初の小麦です。
小麦を1月4日に蒔いて、玉ねぎを1月5日に移植した、ということを書きましたけれども、それは明らかに遅すぎで、ちゃんとした農家のヒトならやらないことかもしれませんが、ワタクシはちゃんとしていませんので、ダメでもともと、で、やってみました。
そしたら玉ねぎはけっこう大きいのも採れて、小麦もところどころは立派に実って、レベルは低いながらもワタクシにとってはそれが本当に嬉しい出来事でした。
来年はこの畑を小麦でいっぱいに!
などと夢想してみたり。
種を蒔いた日から今までを思い返すと懐かしく、果たして大きくなるのかな、と危ぶみ、花の咲く様子を見た頃に、「のど自慢」の予選会があったなぁ、とか、たったのこれっぽっちの小麦にも思い出がいっぱいあって。
粉にして「ふくれもち」かな、お菓子になるかな?何回かは「木ノ口かたし」で売れるかな?
と思ったり。
わが身に振りかかるいろいろなことがタイヘン過ぎる、トンデモない、とついつい思ってしまう時、だがまてよ、とワタクシは思います。
全部全部、自分も誰かにやってもらってきたこと、なんだなぁ、と。
玉ねぎの一生、麦の一生などなどと、ヒトの一生には、どこか違いがあるのかな、と考える時、それは限りなく似ている、とワタクシには思えます。
ちっぽけでも、充実した一生が、あると思うなぁ。