昨年のゴールデンウイークの初日に五島には「NHKのど自慢」がやって来たのでしたが、その時にワタクシは予選会に出て、中島みゆきの「麦の唄」を歌いました。
その何日か前に、ほんの3列か4列かの貧弱な麦の間の草を取りながら「麦の唄」を口ずさみつつ、来年はもう少し立派な麦になるといいなぁ、と思っていました。
で、その結果、今年は去年よりも随分と立派な麦に育っています。
まだこれから梅雨時期にもなるし、収穫して粉にするまでは油断できませんが、誰が見ても麦畑になったのが実に嬉しい今日この頃でございます。というのも、ワタクシたちは、麦を蒔いても未だかつてまともな麦畑というものにしたことがなかったからです。
昨年も一昨年も、ほんの数列蒔いただけなのに、それすらまともに大きく出来なかったし、ずーっと前には、草に埋もれさせてしまって、鎌で草の中の麦を刈っていたら、通りがかったヒトに「そこには何かあるんですか?」と聞かれたりしたこともあったのです。トホホ。
そんな具合でしたから、今年のこの麦の成長ぶりはホントに嬉しいことです。
凍えるような寒い日に堆肥を撒いたり、忙しい時になんとか畝間の草かきをしたりしたからなぁ、と感慨深いです。まぁしかし、見るヒトが見れば、全然立派じゃない麦畑には違いありませんが、何事もいっぺんに上手になるってことはありませんからね。
収穫して粉にして、ホレ肉まんじゃホレふくれもちじゃ、となるように、あと少し、見守っていきたいと思います。
さて、昨日は「うとん山農場」の田植え第一弾でした。
今日ワタクシは、昨日夫が機械で植えた後の田んぼの補植(苗が抜けているところに植えなおすこと)をしてきました。
なかなか農場に行けなくて、久しぶりに行ったら、犬の正吉が毛玉だらけのヒドイ姿になっていたので、これは絶対に毛を切ってスッキリさせねば、と心に誓って帰ってきました。
というのも、また今年も昨年に引き続いて、中学生が「うとん山農場」に職場体験に来るからです。
農場にやって来た子供たちが、あまりギョッとしないように、ワタクシは「うとん山農場クリーンアップ大作戦」を展開せねばならない、とも思いました。
店も農場も、ワタクシの仕事の殆どは「片付け&掃除」で占められております。
本当に!
何の因果か、いやいや当然のことの成り行きか、否が応でも「片付け&掃除」の人生を歩んで行くしかないのであります!?
久しぶりの晴れ間!「うとん山農場」は気持ちがいいですヨ。