究極の恋愛

こんにちは。

しばらく写真がない、と言いましたが、先週のお昼ごはんの写真ならありました。

先週は子供の定期演奏会に関連して、ワタクシかなり平常心を逸脱しておりまして、「かたしのお昼ごはん」の記述もまだ書いてなかったのでした。

というわけで、今週の写真はまた来週に回しますけど、先週のを載せておきましょう。
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先週の「かたしのお昼ごはん」は、
・筑前煮
・鯖のポン酢かけ
・オクラとモロヘイヤの天ぷら
・ポテトサラダ
・卵焼き
・ツルムラサキとナスとタマネギの味噌汁
・ブルーベリーケーキ
・カマド炊きごはん

でした。

そうそう、金曜日に旅立っていったアサ&コータローは昨日の朝に無事に高松に着いたそうで、電話の向こうで、あるいはメールで、姉弟3人で実に楽しげです。家では冷戦状態が多かったハナ&アサですが、こういうふうに状況が変わっていくことで、関係も変わっていくものだと思います。

ワタクシ自身は2人兄妹ですから、姉妹というのがホントにウラヤマシイです。年をとればとるほど、そう思います。

そして、昨日の「木ノ口かたし」、昼の部では「夕やけマラソン」などで懐かしいヒトビトに再会できたり、あるいは新しい出会いもあったり、「夜の部」はマラソン帰りの「おとっつぁん」および若者たちが寄っていたようで、充実した「木ノ口かたし」の一日だった、と思います。

本当にいつもありがたいことです。

しかしワタクシは昨日、久しぶりに前の「かたし」のことを、「木ノ口かたし」を訪ねて来て下さった方にじっくり喋る機会があって、その時はなんともなかったのだけれど、後から思いのほか様々な感情が怒涛のごとく押し寄せてきたのには自分でもビックリしました。

そして思ったのは、「かたし」の建物とワタクシは、究極の恋愛関係だったのだ、ということです。別れて3年、もうすっかり思い出になっている、と思っていたのに、過去のことを話した途端、まだこんなに心がざわつくんだな、と。

ヒトによって違うかもしれませんが、恋というのは、本当に理屈ではなく唐突に始まっているものです。ちょっとしたキッカケというのは、もちろんあるのだけれど、何かこう気になっている段階から、フト気がついたら一気にもう這いあがれない淵にはまっている、という感じ。

そんな出会った頃のことを思うと、今でも胸がトキメキます。

そして片思い期間、「かたし」の建物の前を通る時、熱い眼差しで見つめていたあの日々は、ゆうに一年以上はあったような。

ハルさんユウさんと出会ったことで一気に急接近、ものすごい覚悟「娘さんを嫁に下さい」というような緊張感でもって、大家さんに交渉に行って、撃沈。それでもどうしても諦めきれず、再交渉。あの時が多分初めてでした、ワタクシが何かを書いてヒトの心を動かす、という経験をしたのは。

どうしてこの建物を貸して欲しいかということを何ページにもわたって切々と書きつらねたものを、大家さんに読んでもらい、その後の沈黙の恐ろしかったこと、その緊張の瞬間ののちの歓喜、ハッキリ覚えておりまする。

そしてメデタク相思相愛、「かたし」との蜜月は、思っていた以上の大きな力が泉のように湧いてきた期間だった、と思います。

タイヘンなこともいっぱいあったけど本当に楽しかったなぁ。そして、みんなでワイワイしている時も楽しいんだけれど、ワタクシはたった一人で「かたし」にいる時間も好きでした。

「思い」が、伝わってくるからです。一人の時だから感じられる、建物の言葉。そういうの、分かるかなぁ。

今の時代はいろいろと便利で騒がしい世の中ですけど、そういう便利で騒がしい世界に慣れれば慣れるほど、もの言わぬモノの気配、というか言葉、というものが感じられなくなるような気がします。

ワタクシはつい最近まで携帯も持っていなかった化石人間ですが、その方がもの言わぬモノたちの気配を感じられるところがある、ということは言えます。

動物、特に犬なんか飼っているヒトは知っていますよね。犬とは心が通じる、ということを。はっきりとした言葉ではなくても、会話のような感じで気持ちが分かる、という経験が誰しもあると思います。

「かたし」に一人でいると、そのような建物の気持ち、というのが伝わってくることがありました。そういう時はじんわりと嬉しくなってワタクシも気持ちを伝えました。

ホントにワタクシと「かたし」はタダナラヌ関係だったのですぞ。

そして別れ。

別れは本当に辛かったけれど、「かたし」と過ごした時間にもたらされたものの大きさ、豊かさの、なんとまぁスゴかったこと。今もその豊かなものが多くのヒトビトの中に残っているらしいことを、あちらこちらで聞くのです。

本当になんてシアワセな関係だったんだろう、と思います。

計算も打算もなく、ただ純粋に好きという気持ちを最優先させて始めたことだから、随分と無鉄砲で経営も何もあったもんじゃなかったけれど、結果的には、だからこそ、とてつもなく大きなものを手に入れた、と思うのです。

昨日、前の「かたし」との馴れ初めから目いっぱい語らせてもらい、そのことを再確認いたしました。

聞いて下さって本当にありがとうございました。



















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by sanahefuji | 2018-08-26 22:04 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)