課題は繰り返す

アサとサト、二人ともが合唱をやめてしまいました。

昨日の練習の時に挨拶をして、あっさりと。

それについての嘆き節をここに書くことはもうしませんが、ワタクシは様々なことを考えないわけにはいきません。

二人がやめた本当の理由が、ワタクシにはよく分かる。

なぜならそれはワタクシ自身の課題だったから。

多くの人の中に入って関係を築いていくのが苦手なところ。心を開いて打ち解けること、そうでなければ、適度な距離を取りつつ上手につきあうことが出来にくいこと、などなど。

親子ってどうしてこんなに似るのかな、と。それもヨクナイところは余計にそう思う。

この二人が、今その問題に向き合うことが出来ずに一旦は逃げたとしても、同じ問題はずっとつきまといます。それはもう確実に。それがワタクシには本当によく分かるだけに、もう少しここで踏みとどまってみて欲しい、と祈るような気持ちがありました。

でも、今回はそれが叶いませんでした。

それが合唱の世界だけにワタクシの落胆は大きい、おっと、やっぱり嘆いているな、イカンイカン。

子供たちが合唱団に入った時、お母さんたちが集まる総会の席で、ワタクシは「あっ、これは女子の世界なんだ、シマッタ!」と感じました。最も苦手な世界に足を踏み入れてしまった、と思ったからです。

もうホントになじめない、と思いました。

そのように思いつつも、これは子供の合唱が主なんだから、と、なんとかやり過ごしているうちに、役を引き受けたり、また、合唱団以外の世界でも少しくらいは苦労を重ねているうちに、物の見方が変わり、最初の戸惑いは薄れてきました。

そして今、気がついたら合唱のお母さんたちに胸のうちをいろいろ打ち開けたり、家族の内部のことまで喋って一緒に泣いたり笑ったりしている自分になっていました。

それは周りが変わったのではなく、自分が変わったのだと思います。

人に対して緊張しやすくて、そうなると思ったように話せなかったり、あまりにも嗜好及び思考がごく一般的なところからズレていたり、気が利かなさすぎたり、ボンヤリしていたり、で、なんか浮いてしまう、ということの多いワタクシは、そういうのを見抜いてちょっとしたイジワルを仕掛けてくるヒト、あからさまに嫌ってくるヒト、というのにも時々当たるので、それでますます怯えて挙動不審になったり逃げたくなったり、ということが、やっぱりどこの世界でもあったのです。

それでも圧倒的多数は優しくて親切で、こちらから心を開いていけば応えてくれるヒトが多いのだから、そういう苦手なヒトのことをあまり気にする必要はないのだな、ということが段々と分かってきました。

周りの世界がどうであれ、自分がきちんとそこにまっすぐ立っていれば、恐れることは何もないのだ、と思います。

同じような考えで、気が合うヒトとしか付き合わないでいたら、自分は随分と偏狭なままだった、と思うので、タイヘンでもいろいろな世界に入っていくことが結局は自分のためになる、ということも感じています。

自分の課題はずっとつきまといます。それは何かをやめても場所を変えても同じです。

その課題に向き合い、克服するために必要な人材や環境は、それはもう見事なほどに整えられて自分の前に現れるのです。

ワタクシには長年直したいと思っていたことがあって、それがどうしてもどうやっても変わらなかったのに、もうものすごく辛くて嫌な経験をすることで少しづつ変わっていった、ということもあります。なので、どういう出会いであっても縁があるヒトは自分のために現れてくれているのだと思います。

そのような出会いがあって、色々な経験をして力をつけていき、自分もまた誰か他のヒトのためになるような何かを、この人生の中で成し遂げていくことが出来れば、それが幸せだと思います。

次々と現れてくる自分の課題に向き合うための出来事から逃げ続けていると、長いようで短い人生はそれだけで終わってしまいます。

どうか子供たちが、いつかきちんと立ち向かっていけますように。

ワタクシから引き継いだその課題に。

しかしながら、ワタクシ自身も未だに繰り返す課題もいくつか抱えて生きております。

ホントにコレは何の因果か、とため息が出ることもしばしばで。

まぁしかし、そんなに簡単に解決したら、この世にいて修行する必要もありませんから、まだまだ解決しなくていいか。

その課題を心ゆくまで楽しみます。課題というのは実は苦しいばかりではないのですよ。
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ブルーベリーもそろそろ終わり。この光線、秋でしょう?

こんな光を見ると、あー切ないわ、としばし佇む。

こんなだから、なかなか周囲と話が合わないわけですな。






















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by sanahefuji | 2018-09-02 07:21 | 家族のこと | Comments(0)