牛が拓く牧場の夢ふたたび

昨日に引き続き、夫の代わりに朝の農場仕事に二人のオマケ付きで行きました。
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中学生は「今日は完全にオフ」なんだそうですよ、アンタら芸能人か?!

まぁとにかく中学生というのは忙しいです。3年生になっても駅伝の練習とかロボコンとか、はたまた終わったはずのバレーをやったりしては、家に帰っては文句言ってます。しかし、ハナは大学でバレーの授業?か何かがあって、無理矢理にでも経験していたことで随分助かったりしてるみたいだから、いろんなことは全て後で役に立つと思います。

さて今日はオフだというのに、鶏のエサやりをしてくれているサトの図。
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このヒト、「新生かたし」再建の時期には毎日ワタクシと一緒に農場の作業をしたんでした。その時にも思ったけど、サトはこういう作業が好きで、向いているんだと思います。そっち方面にいってくれないかな、などとひそかに思うのですが。
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こういう作業の楽しさというの、どうやったら一般のヒトビトに伝わるのかなぁ、とワタクシはいつも思います。

牛にエサをやったりする仕事もワタクシは大好きでした。この鶏のエサやりなんかは一瞬で終わるけど、牛のエサやりなんかは、けっこうな力仕事で、それを毎日やると、確実に腕に筋力がついて逞しくなっていくのが自分でも分かるので、それもまた嬉しくて力こぶを時々確認してみたりして。本当に気持ちの良い仕事です。

今回の北海道の地震で、酪農家の方々が本当に苦労していらっしゃるのを見て、もうホントに早くなんとかならないか、と牛舎の映像などを食い入るように見てしまいます。搾乳ができなくて、牛が乳房炎になったりするのも痛ましいことです。

ワタクシなどは何もできないけれど、そのように不自由を強いられているヒトビトや動物たち、被災された方々、ケガをされた方々、病気のヒトビト、などなどが早く普通のありふれた日常に戻られることを、毎日祈りたいと思います。

本当に、何事もない、というのはありがたいことです。
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春に生まれた子猫たちも大きくなりました。
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ガングロ(古い?!)ちゃん。

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君たち、仲いいね。正吉、どこが顔か分からん。
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ゴン太、ほっそりなりました。
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勝手に生えてきたカボチャの収穫をするコータロー。
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ヘンな形のカボチャですが、食べられます。
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赤米、美しいです。

この田んぼの向うに柵が見えますが、そのまた柵の向こう側は、牛の「ももか」の放牧地になっています。「ももか」を放す前は、とてもとても足を踏み入れられるような状態ではない、荒れ放題の藪だったのですが、「ももか」が自由に行き来しては草を食べたり、土を踏み固めたりしているうちに、すっかり拓けた場所になってきました。

たったの1頭でも牛の力ってスゴイ!とワタクシは静かに感動しています。そして、既に具合の悪かった時期に、自分の命を縮めて「ももか」を連れてきてくれたのかもしれないオキノに心から感謝します。

そして、この様子を見るにつけ、このような藪になって荒れ果てた小さな農地の集まりは、これから大がかりな基盤整備などするべくもないことから、繁殖牛を放して子牛を産ませて収入を得つつ、荒れた土地を美しく甦らせるような農業ができるんじゃないか、と思ったりするのです。

学生の頃に胸をときめかせて読んだ、斉藤晶著「牛が拓く牧場」の世界が、ここ「うとん山農場」でも出来るのではないか、と思ったり。

一代で完成するものではないかもしれないけれど、そういう農業の可能性、というのも広がっているのを感じます。

楽しみなことです。

ワタクシがもっとお金を稼げるようになったら、そのお金で繁殖牛を一頭買ってもらおうなどと思ってますが、果たしてどうなることやら。


ワタクシよりも先に、8月はけっこうバイトで稼いだらしいハナから、アサへの誕生日プレゼントも兼ねた荷物が届きました。
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ミーコが真っ先に確認に来ましたよ。

アサは嬉しかったようで、早速まんまーさま(祭壇)に上げてます。
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どうもありがとう!








by sanahefuji | 2018-09-16 15:47 | 「うとん山農場」のこと | Comments(0)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


by sanahefuji