オシャレってそうなんだ

ワタクシが、五島に来てホントにヨカッタ、と心の底から思う瞬間の一つは、何かの用事で長崎に行く時に船(特にフェリー)に乗っている時です。特に旅行とかでなくて、用事で外に出るのに船、というのは陸路が整備された今の世の中では、島でなくてはなかなか難しくなってしまいましたからね。

昨日は本当に甲板が気持ちが良くて、しばらく外で本を読んでいて、それはそれは至福の時でありました。
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昨日もいい凪じゃった。
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ワタクシはとにかく船に乗るのが好きです。

ワタクシなどが子供の時分には、おそらくまだ日本中の海辺の田舎においては陸路よりも海路が重要だったと思うのですが、それがあっという間に道路の交通網にとって代わり、故郷の津々浦々の集落と町を結ぶ市営船は廃止になり、今はもう、その船に乗ることができません。残念なことです。

子供のワタクシは、船の切っ先が海を分けていく時に出来るこの泡を、ずーっと見ているのが好きでした。
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次々と作りだされていく白い泡と、海の深い色が混じり合って不思議な色になるのです。それがキレイだなぁ、とか、海の表面を歩けそうだなぁ、などと空想が限りなく膨らんでいくのです。

こういう椅子なんかも、船にあるものは昔から全国同じ規格なんでしょうね。懐かしい。
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それに、あの重油の匂い、これがたまらん。実に落ち着きます。

この船の匂い、というのがワタクシの中の三大落ち着く匂いというのの一つに入っています。ちなみに後の二つは、牛フンの匂いと麹の香りです。この三つが身近にある暮らし、というのがワタクシにとって良い暮らしです。だから今は実に良い暮らしをしている、というわけです。

さて、昨日の農業委員会女性ネットワークの総会や研修会では、やはりワタクシは未だ農業者としての実績がまるでないために、このような組織に属するには身分不相応の人間、ということをいつも思うわけなのですが、それでもまぁ何故か農業委員になってしまったのだから、出来ることをするしかない、と思いつつ、しかしやっぱり何かワタクシなどがここにいていいんだろうか、という感じはいつもあるわけです。

お話をする度に他の農家女性の先輩方はやっぱりスゴイと思います。ワタクシなどは草だらけの畑をそのままにして、こんなところにいていいんだろうか、と冷や汗が出るような心持ちでおりました。

しかしながら、懇親会ではお隣に座った若くてカワイイ職員の方が気を利かせてビールはついで下さるし、ワインなんかまで持って来て下さったものだから、すっかり嬉しくなってしまって(心はオヤジ)、久しぶりに飲むワインは美味しいなぁ、などと思って水の如く飲んでしまい、しかも前の「かたし」時代からご縁のある方も反対側のお隣にいたものだから、すっかり楽しく出来あがってしまい、長崎の夜は更けていったのでありました。

ホントに矛盾だらけのメデテー人間であります。

今日は昼のフェリーまでの時間にウロウロして家の者へのお土産を買っていたら時間がなくなって、結局ワタクシが行く前に目標としていた「新しい服を買う」というのは果たせませんでした。ぐるぐると歩いて回りつつ、あんなにたくさんの店があって世の中のヒトビトは洋服ってどうやって買うんだろう、と思いました。

後で思ったのですが、どういうものが欲しい、というのを明確に持っていないとそもそも選べないのだな、ということが分かったので、今度からはそれを決めてから臨まねばなりますまい。うん、そうしよう。

もう一つの敗因の理由としては、あんまり沢山ありすぎて、疲れてしまって、別に今いらないんじゃないか、という気持ちになってしまったのです。服を買うのは難しいなぁ。

しかし!

今回は自分のために、とっても可愛いものを買いました。

ナウシカがピアスをしているから憧れているけど、穴を開けるのがコワイとこのまえ書きましたけど、今はノンホールピアスというものがあるんですね。しかも樹脂でできたのが。イヤリングの金属で耳たぶをバチッと挟むのが痛くて苦手なので、これはいい、と思いまして、服は買えなかったけど、これを一つ買おうと思いました。

それで買ったのがコレ。
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ナウシカは赤いしずく型のものをしていましたが、ワタクシは赤より緑と青が好きだなぁと思ったのでコレにしました。

つけてみたらとっても可愛い(ピアスが)ので、なんだかとっても嬉しい気分。

そうか、オシャレってこういうことなんだなーと、40半ばも過ぎて気がつくようなことでもないけど、誰のためでもなく、自分のためにするものなんだな、と。

でももしかして、迎えに来た夫が「おや?」とか思わないかな、と少しでも思ったワタクシはやはりメデテーのでありました。

予想通り、まるで全然まったく気付かずスルー。髪を切っていても分からないのに、こんな小さなものが目に入るはずもなかったんですよ。

しかし、そういうことにマメに気付く男が好みかと言えば、そうでもないんだから、こればっかりは仕方がない。

割れ鍋に綴蓋、というヤツですな。












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by sanahefuji | 2018-09-20 22:53 | 雑記 | Comments(0)