「夜の女」はムズカシイ

前の「かたし」と今の「木ノ口かたし」では、いろいろと違う部分がありますが、一番の違いは「夜の部 営業」又の名を「居酒屋 えいじ」が始まったことかもしれません。

そう、何度か書いているように夫が予約制の居酒屋を始めたことです。

「木ノ口かたし」も開店して2年が過ぎ、その初めての居酒屋営業も最初の頃の混乱状態も落ち着き、慣れてきましたが、ワタクシはあくまでも裏方専門で掃除&片付けを全て受け持ってやっていて、よっぽど大人数の時だけ調理と接客を手伝う、という感じです。

しかしながら、この居酒屋、普通の店とはちょっと違って、店員参加型になることが多いのです。地域のヒト以外が来た場合は、普通のお店に近くて(でもやっぱり普通とは違うけど)、店員は飲物や食べ物を出すだけで良いのですが、地域のヒトビトが来た場合、まず夫は必ず参加します。そして、この居酒屋のお客さまは圧倒的に地域のヒトビトなのです。

殆どが夫のお客さまなので、ワタクシは片付けだけやっていればよいのですが、たまには「さなへさんも入って下さいよ」などと言われて、参加することもあります。

ところが、「夜の部」というのは昼間以上に女子力が必要とされるような気がして、女の役割全般が及第点かそれ以下なワタクシにとっては、これがなかなかムズカシイ。

お客さんじゃないんだから、ただ座って飲んだり食ったりしているわけにはいかないし(しかし実際そうなっている)、かといって、気の利いた「夜の女」と比べれば、まるでお子様、ボケっとしていて、お酒を作るのもタイミングが分からなかったり、洒脱な会話も出来やしない。

ほんとにねぇ、努力でなんとかなるものならしたいけど、こういうのって資質によるところも大きいでしょう。気が利くかどうか、ということは、他人への配慮と自分の決断力の両方が必要です。他人への配慮というのは気をつけていれば持てるのだけれど、ワタクシの場合、その後の決断力が欠けておるのよね。

こういう席において何かと世話をやく、というのが出来にくい、というのは、やっぱり考え過ぎなところが大きい、と思います。勧めた方がいいかもしれないけど、もしかしたら、なんか余計なお世話かも、今こんなことをしなくていいかも、などなどと考え始めると、決断が出来ないでグズグズしてしまうんですね。これ、昼の部の商売でもそうだけど、店員向きじゃない思考回路ですね。

その点、気が利くヒトは、さっと自分の基準で他人に対しても行動を起こせます。迷いがない、と言いますか。

そのような女のヒトがお酒の席にいると、いろいろスムーズなので、ワタクシはよくよく観察して、そうか、こうすればいいんだな、とその時は思うのですが、それを実行となると、やっぱりそう簡単ではありません。スポーツだって楽器だって、理屈が分かれば出来る、というものでもないでしょう?それと一緒です。

「夜の女」はホントにムズカシイ。

そんなわけで、そういう高度なお仕事に比べたら、片付けってホントに気楽、と思えるので、ワタクシは居酒屋の後片付け仕事が、とっても好きになりました。

片付け苦手、ってさんざん言ってけど、もっと苦手な仕事が出てくると、それが薄まる、というよい見本ですね。

まぁしかし、そんな気の利かない居酒屋店員でも「木ノ口かたし 夜の部」のお客さま方は寛大ですので、参加した時には楽しい時間を過ごさせて頂いております。

昨夜も、とっても美味しい超高級魚をお客さま持ち込みでの席に誘われて、五島の海の恵みに感謝!という気持ちになるホントにホントに美味しい魚を頂きました。

その超高級魚の鍋は、夫曰く前にアルバイトをしていた店では、一人前が3000円以上(一人前ですよ!)するシロモノなんだそう。

気が利かない「夜の女」ながらも、店員冥利に尽きまする!

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さて、片付けガンバルゾ!







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by sanahefuji | 2018-09-24 07:37 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)