今日は本来ならば10月10日の体育の日。
晴れの日が多い特異日のハズなんですが、五島は少し雨が降っています。今はもう気象の傾向が変わってしまっているのかもしれませんね。
さて今年の本当の体育の日の10月8日は、「うとん山農場田吾作部会&田んぼの会」の稲刈り&収穫祭でした。
収穫祭には田んぼでご飯を炊いて、芋煮を作って、田んぼで食べる、ということをやっておりますが、ここ2年くらいは雨で「木ノ口かたし」での収穫祭になっていましたから、今年は久しぶりの田んぼでの開催でした。
今年は豊作で、みんな頑張りました。前日に半額になった牛肉のおかげで、ダシもよく出て、美味しい芋煮になりました。
そのことはメデタシメデタシ、なのでした。
ところが、その日ワタクシは、ひょんなことから自分の寅次郎ぶりに再び気付いてしまい、もう倍賞千恵子演じる「さくら」を目指すのは本当に本当にヤメた方がいいんじゃなかろうか、と思ったのです。
そんな女寅次郎ぶりをよく知るワタクシの友と、その夜ワタクシは持ってまだ間もない自分のケイタイにて、超長電話、その時間ナント3時間超え!
持っててヨカッタ携帯電話。
本質は寅次郎なのに、ただ単にオナゴというだけで、どうして「さくら」を目指そうとしてしまうのか。それも、気がつかないうちに、そのような役割を全うせねば、と自分で思い込んでしまう。そして自分をじわじわ殺してしまっているノダな。
ワタクシ、生まれも育ちも葛飾柴又ではないけれど、帝釈天で産湯を使ってもないけれど、姓は車、名は寅次郎でもないけれど、人呼んでフーテンの寅、なのは確実です。
その寅次郎が、よくぞ今まで、もうかれこれ20年も「さくら」(質の違いは大いに有り、だが)をやってきたもんだ、と思えば、
奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙の、今日も涙の日が落ちる、日が~落~ちる~、となっても仕方があるまいなぁ、
と思う今日この頃でございます。