少しずつ戻していこう

今朝、中学生のサトが部活で着るチームTシャツがない、などと家を出る15分前くらいに言い出しました。いつもだったら洗濯も終わって脱水の状態で洗濯機に入っているはずなのでアイロンをかければ何とかなる状態ですが、悪いことには昨夜はワタクシ、家の者が風呂に入っている時に順番待ちで、寒いもんだから布団に入ったコータローの隣で暖まっていたら、そのまま寝入ってしまい、洗濯をしてなくて、朝起きてから始めていたのです。

だから、Tシャツはびしょ濡れの状態。

それでもなんとか着られるくらいにして、サトを車で送って行きました。それが6時50分くらいの話。

さらに今日は、他の学校で練習試合があるから子供たちをその学校まで送る仕事もありました。それは7時半に学校出発、となってました。

学校と家とは近いので、一旦戻って、洗濯物を干したり、片付けをしてから7時半前に再び学校に行こう、と思っていました。

ところが、です。

家に戻って、今日は9時から昨日と同じ合唱の練習もあったので、気持ちの焦点は完全にそちらに向いてしまい、7時過ぎには既に、7時半学校出発、というのが完全に頭から抜けており、あー、今日もまたあの歌の練習が出来るんだ、楽しみだな~と思いながら洗濯物をいそいそと干しておったわけです。

そして、祭壇の上にある丸くて白い時計の針が、7時40分を指していた時、何かとってもイヤな感じがしました。胸騒ぎがする、というか、なんというか。そう、その時点ですぐに思い出してないわけです。

しばし時計を見つめ、

ギャー(心の声)!!!!!

シマッタ~、やってしまった!

と慌てて外に飛び出して、あ、先生のための水を冷やしてあったんだ、それを持って行かねば、荷台が汚いからゴザをひかねば、などなどアタフタして車で向かっていたら、途中まで歩いて来ているサト他2名の中学生たち。スマンスマン。

中学生たちには、まぁホントに申し訳ないことだったのですが、ワタクシは笑いが止まらなくなってしまいました。

妻嫁母女店員夜の女、どれもこれも、心を配り、気を利かせなければ務まらない仕事ばかり、ちゃんと出来てはないけど、よくやっている、と思うべきで、ダメだダメだ、とは、もう金輪際思わないようにしよう、と決意したばかりのワタクシ、20年かかっても「さくら」にはなれないのに、「寅次郎」にはこんなに簡単に戻るのね、と。

洗濯物を干しながら、昨日書いたらしいコータローの落書きが、面白くて写真に撮ったりしていた今朝の7時33分(カメラに記録されてました)。
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もちろん、用事を忘れたり、時間に遅れたり、それは決して良いことではありません。このような失敗をしないように、これからも気をつけるし、忘れない工夫はしますけれど、そのことだけで神経をすり減らしてしまわないように、しなくちゃね。




ずっとずっとずーっと前まで遡って、よくよく思い出してみる。

そこは、大学の研究室。

ドイツの農家で働いていたワタクシは帰国したばかりで、見知らぬ後輩たちと、よく知った先輩たちが一緒にわいわいと何かを話している中にただボーッと座っている。

「お噂は予てから伺っておりました。」

一人の後輩が礼儀正しく、そのようにワタクシに申し述べてきたのではありましたが、その噂というのは何のことはない、先輩たちがワタクシが酔っ払った時の奇行の数々を面白おかしくあることないこと喋っていただけのこと、ということらしいので、「ハァ」とだけ曖昧に言ったような言わないような。

そしてまた、何かの話題の時に、その同じ後輩が「風変わりなヒトって、いいですよね。自分はそういうヒトが好きだなぁ。」というようなことを、その通りの言葉ではなかったかもしれないけど、言っていたな、と思う。

やはりボーっとして、座っていただけで、会話に参加していなかったので、皆が何を話していたのかは覚えてないけれど、その言葉だけをやけにはっきり思い出す。

そこだ!

と思う。

そこまで、ちゃんと遡らねば、と。

そしたら分かった。

誰もワタクシに、良妻賢母など求めていなかった、と。

それなのに、勝手に自分で、そうならねば、と思って苦しくなっていた、と。

良い妻や賢い母でなくても、良かったのだ、と。

出来もしないのに良妻賢母にならねば!などと思い詰めて、しんねりむっつりした女など、つまらないのだ、と。

風変わりなヒト「が」ヨカッタんだよな、後輩くん。























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by sanahefuji | 2018-10-14 18:37 | 家族のこと | Comments(0)