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胸が高なる期間限定独身生活最終日!?

昨日の夕方のこと(牛の「ももか」脱走事件)があったので、今朝、農場に行くのがもうドキドキで、具合の悪くなりそうなほど、あるいは胸が疼くほど緊張してしまい、あ、この感覚はどこかで味わったことがある、何かに似ている、と思ったら、それはまるで片思いの恋のようではないか、などと感じてしまったワタクシです。

怖れる気持ちというのは、なるほど恋に似ているのだな、とはいえ、あの心が温かく満たされて、優しい気持ちが溢れてくるような感覚などなどは、当然まるでないわけだから、やっぱりこれは似て非なるもの、正真正銘ただただ不安と怖れであることは間違いなかったのではありますが。

そんなふうに動悸を激しくしながら農場に向かいましたところ、幸い茶色の大きな動物の姿は近くには見えず心底ホッとしたワタクシ、今のところ再び脱走、ということはないらしい、と胸をなでおろし、普通に朝の作業が出来ました。ヨカッタヨカッタ。

何事もないってことはホントにありがたいことです。

しかしながら卵の選別を3日分もため込んでしまっていたワタクシ、これもまた非常に時間がかかる上、悪いことには午後から農業委員会の総会も入っていて、やっぱり結局何かに追われながらの独身暮らし最終日、となってしまったのでありました。

農業委員会の総会の時に農地法第ナン条とかなんとか、いうのが何年たっても全く理解できない、とワタクシこの間、書きましたけど、それはやはり努力が足りないのかもしれない、と思って会議中に何度も何度も読んでみましたけど、やっぱりさっぱり分からない。

ちょっとここに書いてみましょうか。

農地法第4条 

農地を農地以外のものにする者は、都道府県知事の許可(その者が同一の事業の目的に供するため4ヘクタールを超える農地を農地以外のものにする場合(農村地域工業等導入促進法(昭和46年法律第112号)その他の地域の開発又は整備に関する法律で政令に定めるもの(以下「地域整備法」という。)の定めるところに従って農地を農地以外のものにする場合で政令に定める要件に該当するものを除く。第5項において同じ)には、農林水産大臣の許可)を受けなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りではない。

などなどというようなのが、延々と続くわけです。

これ、パッと読んで意味分かるヒトっているのかな、とワタクシなどは思ってしまうのですが。

だいたい、このカッコ、どれがどれだか分からないじゃないですか。どうして区別をつけるために別の形のカッコを使うとかしないのか、とか、どうしてここまでわざわざ分かりにくくする必要があるのか、とか、どうやったらこんな分からない文章にできるのか、などなどとワタクシは思います。

今、書いていて分かりましたけど、「農地を農地以外のものにする者は、」「都道府県知事の許可を受けなければならない。」という、ただこれだけを言いたくて、その間にあるダラダラとしたものは、まぁよかったら理解して下さい、という程度のものなのかな、と思ったり。

そんな感じでちっとも分からないワタクシなどは、農業委員などという御大層な役から早いとこ足を洗った方がいいんじゃないか、と思ったりしてますけど、なんだかんだの役というのは、この人手不足の地域にあっては増えることはあっても減ることがないのです。ホントに困ったことです。

まぁそれは置いといて。

せっかくの期間限定独身暮らしが、アタフタとしている間に終わってしまう、というのはあまりにも惜しい、というわけで、総会が終わって生ゴミ回収をしながらの帰り道、ワタクシは図書館と「まるはち」に必ず寄るのじゃ、と心に決めておりましたから、まずは図書館に行って本を3冊借りました。

そして「まるはち」というのは帰り道にある地元のスーパーです。普段は腹減ったヒトビトも多く、店で使うのものの買い物もあるから大量に買うことが多いけれど、今日ばかりは一人なんだから一人暮らしっぽい買い物をしよう、などと思ったわけです。

ところが今、わが家にはヒトビトが持って来て下さった食べ物も飲み物もお菓子なんかもいっぱいある、果物だってある、なんだってある、というモンダイがあるのです。

堅実な主婦ならば、ここでわざわざお金を使う必要などない、と割り切って買い物ゼロでこの数日を過ごすのかもしれません。しかしワタクシは一人暮らしふうに、半額のパンかおにぎりを買おう、何かいつもは買わないものを買おう、などと思って「まるはち」に寄ってしまうのです。

そうしていそいそと、おーなんだか一人暮らしを始めたばかりの頃のようじゃないか、などとほくそ笑みつつ帰るのでした。

しかしそれも今日までのこと。一人暮らしエンジンがかかるのが遅すぎた感は否めません。何事もノロい、というのは、こういう点でも同じなのだなぁ。一事が万事、というのはやっぱり正しいのです。

しかし、そんなことよりも最大のモンダイはやはり昨日と同じく農場です。朝は大丈夫だったけど夕方行ったら昨日みたいに、またヤツ(牛の「ももか」のことだけど)は脱走してるかもしれないのです。

朝と同じように恋と錯覚するほどの高鳴る胸を抱えて農場へと向かったワタクシが見たのは、あろうことか、また昨日と同じ光景。

ガーン。

しかも今日は「ももか」がいる場所が、昨日よりヨクナイ感じの場所。そこにいたのでは、もう追い立てるのは無理だ、と諦めて、道路の柵だけしっかり閉めてスゴスゴと戻って来たワタクシでした。

無理そうな時は道路の柵だけして放置していても良い、と夫に言われていたからです。

日頃の行いが悪いせいか、めったに逃げない「ももか」が逃げて、おっかなびっくりの最終2日、となってしまいましたが、でもこれが最初の日、とかだったら、もっとタイヘンなことになっていたのだから、まぁまぁヨシとしましょう。むしろ運がよかったとも言えるのです。

そんなこんなで期間限定独身生活の最終日の今頃になってようやく、今から本を読む!

と思っておりますワタクシです。











by sanahefuji | 2019-03-26 20:42 | 雑記 | Comments(0)

ここは五島列島福江島。「かたし」とは椿の古い呼び名です。2001年にIターンして就農した私たちが週に一度、土曜日だけやっている直売所&飲食店、ときどき居酒屋(居酒屋は予約制)「かたし」(2016年に「木ノ口かたし」に改名)での出来事、五島の暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる、ささやかな人生劇場を綴っていきます。


by 山﨑早苗
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