先週は、いろいろと用事ばかりでブルーベリー畑に行けずじまいだったので、今週こそは、と思って行ってきました、週の始まり月曜日。
「うとん山農場」に行く途中に、先日の大雨の爪痕が!
この道に積み重なっている石、川の底にあったものが水の勢いで運ばれて、ここに積み上がっているのです。その日は当然、この道は夕方まで水の勢いが凄くて通れませんでしたがね。
さて、またしばらく放置してしまった農場のブルーベリー畑、大雨も降って、草の勢いも増し、ますます荒れ放題ぶりに拍車がかかっておりました。「カラマーゾフの兄弟」の本の分厚さにヒルんだように、この荒れ放題ぶりにもヒルみましたが、今日から少しずつ草を刈って、蔓を払って、網が隙間なく被るようにして、ヒヨドリが入らないようにして、そして普通に収穫ができる状態まで、コツコツとやっていこう、そうだそうだ、そうするしかないんだ、と思い、汗だくになって働いていた午前中。
こういう時ってホント、「自業自得」という言葉が頭に浮かびますね。あるいは「自分で蒔いた種は自分で刈り取らねばならない」という言葉なども浮かび、ため息をつき、そしてまた滝のように汗をかき、まったくなんて自分はバカなんだ、どうしてこうなるまで放っておいたんだろう、と思うのですがね、やっているうちに、これがだんだん爽快な気分になっていくんです。
ほんの少しずつでも、成果が見えることをやる、というのはいいですね。
そしてまた、汗をかく、というのもいいのに違いない。モヤモヤしていた気分なんか汗と一緒に流れてしまいます。
そして、自業自得というのも、実は清々しいことかもしれない、と思います。なぜならばこれは誰のせいでもなくて、自分のせいでこういうことになっている、というのが実に分かりやすくて、そのためには自分で動くしかない、というのも明白で。
こういう仕事はホントに精神は疲れません。むしろ健全になるというか。
こうして自分の愚かさに気付くのも、きっと良いことですな。バカだなぁ、と思いつつ、でも少しずつ、マシになるようにやっていけばいいんだ、と明るいお天道様の元では、そのようなオメデタイ思考回路も働き、そして、今日は絶対に昼休みに生ビールを飲む!
と決めたりして、荒れ放題の畑にいながら実に楽しい、農家の居候なのでありました。
あれだけ汗をかいたのだから、と、なんだか堂々と飲める、気がする。農家の居候、至福の昼休み。
そして今日は昼寝もせず、午後からは昨日の「木ノ口かたし 夜の部」の片付けや掃除をちゃんとした、ということを記しておきましょう。
さて、明日も自業自得のブルーベリー畑修行、ガンバリマス!