カテゴリ:「かたし」のお昼ごはん( 97 )

黒猫効果アリ

予言(希望的観測とも言う)通り、昨日の「木ノ口かたし」、幸運の象徴である黒猫の恩恵を受けたのかどうかは定かではありませんが、とってもいい日になりました。

ワタクシ、思うんですけど、思い込み、というのは大事です。

ホントにこんな、ヒトによっては「馬鹿げたこと」とでも言えるくらいの「たまたま黒猫を2回も見かけたんだから、何かいいことがあるかも」というような、迷信のようなことでも、強く思い込むと、本当にいいことがあるんですね!

例えばワタクシは、もう随分と前から自分は「凪女」である、と言っているのですがね、最初は「凪女かもしれない」くらいに遠慮がちに言っていたのが、本当にいつもいつも凪で、海が荒れた時に船に乗ったことがない、というのは、ただの偶然であっても、そう思い込むと、本当にそういう傾向にはなるような。

あるいは、何の根拠もなくても自分にはタダ旅運がある、と思い込むと、本当に旅費などを全部出してもらってあちこち行けたりする、とか。

まぁしかし、本当にあるのは「ぼっとん便所運」くらいのもので、これは、ワタクシの人生において、相当の長きにわたってある運、というより「ぼっとん便所歴」というか、もちろん今も継続中。そして、これは誰も羨ましくもない運でもありましょうが、まぁ特に困るということもない。

うら若き乙女、そう女子大生であった時代、この前書いた犬のテトと黒猫ジジと暮らした家も、もちろん「ぼっとん便所」。しかし、この家は、それよりももっと珍しいことに、風呂が石炭風呂、などという、その当時のうら若き乙女であった(ホントか)ワタクシには、どうやって沸かしていいか分からない代物で、とうとうこの家で風呂に入ったことがなかったのです。

今だったら、多少の炭なり火の扱いに慣れているから出来るかもしれないけれど、その時は学生でもあったし、たかが風呂に入るのに石炭を燃やす、などという芸当は、出来なかったんですね。

従って、その時にワタクシには温泉などに行くと「よしよし、これで2~3日は大丈夫」などと条件反射的に思ってしまう癖がつき、今も抜けない、ということになっております。

あ、でも誤解のないように言っておきますけど、風呂には入れなかったけど、その当時は農場の作業などで汚れていたから、毎日農場とか体育館のシャワーを使っていたし、今も毎日風呂には入りますからね。近寄りたくないわ、などと思わないで下さいね。

それから、その家の向かいにあったお宅の方が実に親切で、冬になると「お風呂に入りに来なさい」などと呼んでくれるので、そこで冬は毎日のように「貰い風呂」をしていたりもしましたよ。

その風呂に入らせてくれたお宅には、室内で飼っている毛並みが美しい犬が2匹いて、それはそれはものすごく可愛がっていらっしゃったのです。それで、自分たちが留守にする時には、犬が寂しがるから、と言って、ワタクシに家の留守番をして、犬と一緒に寝てくれるように、と頼まれたりもしたのです。

それが、今思えば帯広畜産大学の学生、というのが大学周辺の方々にいかに信用されていたのか、ということなのですけどね、ワタクシに鍵を預け、家の冷蔵庫の中のものも自由に食べてもいいし、好きに過ごしていいから、とにかく犬と一緒に夜に寝てくれ、と言うのです。

まぁこれは、ワタクシもその家で犬(テト)を飼っていたので、犬を飼っているヒトに悪いヒトはいない、と思われたせいかもしれませんが。

それで、戻って来られたご夫婦からは、お礼を言われ、それだけでも十分なのに、ナントお金まで下さった!

ワタクシはその立派なお宅で、しばし優雅な気分で犬と一緒に寝て、たしか冷蔵庫の中のものをホントに食べたような気がしますけど、そんなふうに好き勝手に過ごしていただけで、お金なんかもらっては申し訳ないと思いましたけれども、貧しい学生でありましたから、そのお金は嬉しかったのですけどね、それが、ナントナントの万札!しかも一枚ではない!

なんか真面目に時給数百円のバイトなどしているのが馬鹿らしくなってくるような、優雅なお仕事でしたわね。

お金持ちというのはスゴイんだな、と思った次第です。

アレマ、また脱線してしまいましたが、昨日はホントにいい日でした。「今日は私の『木ノ口かたし』記念日!」と言って頂けるような良い出会いがあって。

そんな昨日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・イノシシ肉の餃子スープ煮
・イモとアオサの天ぷら
・大根サラダ
・大根の皮とチクワと糸コンニャクの炒め物
・卵焼き
・タアサイと大根と薄揚げの味噌汁
・カマド炊きごはん
・長野のリンゴ&胡桃のアーモンド風味ケーキ

でした。

そういえば、先週の「かたしのお昼ごはん」を載せてませんでしたので、ついでに。
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正月中は、普通のごはんを食べてなかったから、久々の普通のごはんが美味しかったです。
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これからも「かたしのお昼ごはん」を、どうぞよろしくお願いします。

ところで、今日は合唱祭です。福江文化会館で1時半開演ですので、よろしかったらどうぞ!

わが奥浦混声合唱団も3曲歌います。

昨日、とってもいい日で、その気持ちのまま夜にリハーサルに行って、歌を歌っていたら、なんだかシアワセで、あーこのまま明日死んでも悔いはないかも、という気さえしてしまいました。

でも、まだ死なないと思いますけど。

また歌詞を書いておきましょう。


「いのちの歌」

生きてゆくことの意味
問いかけるその度に
胸をよぎる
愛しい人々の温かさ

この星の片隅で
めぐり逢えた奇跡は
どんな宝石よりも
大切な宝物

泣きたい日もある
絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて
寄り添うあなたのかげ

二人で歌えば蘇る
ふるさとの夕焼けの
優しいあの温もり

本当に大事なものは
隠れて見えない
ささやか過ぎる日々の中で
かけがえのない喜びがある

いつかは誰でも
この星にさよならを
する時が来るけれど
命は継がれてゆく

生まれてきたこと
育ててもらえたこと
出逢ったこと
笑ったこと

その全てにありがとう

この命にありがとう



風邪はまだ治ってなくて声の響きがいまいちだけど、心を込めて歌ってきます。

歌は、いろいろな経験を積めば積むほど、生きていけばいくほど、ちゃんと歌えるように、なっていくんだな、と思います。

「歌よありがとう」

これも歌います。

楽しみです!









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by sanahefuji | 2019-01-13 10:17 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)
昨日の「土曜日開店 木ノ口かたし」、今年最後の営業日、そして夜は前の「かたし」のメンバーたちとの忘年会、ホントにホントに楽しくて、感謝感謝の一年だったなぁ、とまた改めて思いました。
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暖か過ぎる冬至の日。気分だけでも北国のクリスマス。
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今、借りている家の裏に、家主さんが北国から持ち帰って、移植したモミの木があります。それは、温暖な九州では、やはり育ちにくいのか、スクスクと真っすぐには立っていなくて、ひん曲った背中を丸めて何かこうゼイゼイ言いながら、長年かかってやっとこんだけ大きゅうなったわい、ワシは、などと言っている爺さま、という気配ではあるのですが、生きてます。

そして毎年、この時期には枝を使わせてもらっております。ありがとうお爺さま!

昨日の今年最後の営業日にお客さまに、と言って、また今年もアサがクッキーを作ってくれました。
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これをお客さまに手渡しながら、本当にワタクシはハートを手渡す気持ちでした。ワタクシのハートでよろしければ、いくらでもどうぞ、持って行って下さいませ、もう本当に全部、と思うほど、ワタクシは感謝の気持ちでいっぱいです。

何も残らなくてもいいのいいの。

そのような態度は、おそらく恋愛などにおいては重すぎる女ということになり、その重圧に耐えられない男のヒト(殆ど例外はないと思われる)に逃げられる、というような事態にもなるでしょうが、「木ノ口かたし」のようなちっぽけな店の店員としては何ら支障はない、とワタクシは思いますがどうでしょう?

でも、本当にワタクシはそのように思うほど、前の「かたし」から続く「木ノ口かたし」の日々を思う時、感謝の気持ちでいっぱいになるのです。

今年も一年のご愛顧、本当にありがとうございました。もちろんそれは、実際のお店には来られなくとも、このブログに訪問して下さっている皆さまに対しても、そのように感じております、年の暮れ。

皆さまの存在が、この不肖な店員妻嫁母女その他いろいろのワタクシの不安定な心のどれだけの支えになって下さっていることか、ということを思う時、現代の波に乗れない自分でありながら、このような現代のツールがあってヨカッタなぁ、と思うのです。

ホントにホントにありがとうございます。

それにしても、昨日の忘年会は面白かった。

前の「かたし」がなくなって、ハルさんユウさんと、前みたいに毎週土曜日に必ず顔を合わせて、土曜日ごとにとりとめもない話や真面目な話を延々続けたり、ということもなくなり、時々お客さまとして訪れてくれるハルさんと話したり、共通に所属している組織内で会ったり、ということだけになってしまったけど、「かたし」の絆は不滅だな、ということを思いました。

そして、ワタクシが忘年会が終わって、そうか!と思ったことは、人間が生きていく上で大事なこと、もの、というのは、誰でもだいたい分かっていることですが、意外と分かっていない、というか重視されていないのがその順番だ、ということです。

生きていく上で大事なこと、もの、それは、お金、物、ヒトとの心の交流、環境、自然、文化、などなど、まぁ思いつくのはこんなところか。

ワタクシは、それらの質、ということよりも順番、というのを確実に押さえておく必要がある、と思ったのです。

ワタクシが考える順番は、こうです。

1.ヒトとの心の交流
2.環境、自然
3.文化
4.金、物

人間の世界で生きてく時に、この順番が狂うと何かおかしくなる、と思います。

ワタクシが思うに、「かたし」というお店は、この順番を守る、ということに重きを置いているのだな、ということに、昨日の夜に唐突に気がついたのでした。

何かと唐突に思い、唐突に行動し、そしてグダグダする、というのを繰り返して立ち止まっているようでありながら、少しずつ前に進んではいるのではなかろうか、と思う年の暮れ。

しかしながら、こんな中年、というような年になっても、今年は、こんなこと初めて!と思うようなこともあったりして、やっぱり人生って予測不可能だな、と思いましたる年の暮れ。そればっかり。

でもホントに年の暮れなんだから仕方がない。

暮れたものは必ず明けると決まっておりますから、また明るい気持ちで新しい一年を迎えましょう。アナタさまもワタクシも。

あ、そうそう、先週は写真がなくて載せていませんでしたが、今週の、もとい、今年最後の「木ノ口かたしのお昼ごはん」は、
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・おでん(かたしの忘年会定番)
・骨付き鶏のから揚げ&ブロッコリー
・アジの南蛮漬け
・大根の皮とコンニャクのキンピラ
・卵焼き
・大根サラダ
・大根と水菜と薄揚げの味噌汁
・カマド炊きごはん
・リンゴと胡桃のケーキ、スーパーデラックス

でした。

そして、これらの残りもの+お刺身、そしてイノシシベーコンのカルボナーラ+差し入れのオサレなサラダというのが忘年会メニューとなりまして、昼も夜もご馳走でした。
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恒例のハルさんのバイオリンの演奏に昨年からは、もうお一方のバイオリンも加わって、さらに深みを増しております演奏です。

昨日は、クリスマスソングをたくさんと大曲(スミマセン、名前忘れました)、11月の世界遺産関連のイベントでオーケストラと歌った、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の演奏。この「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はお二人のバイオリンの伴奏でその場にいた合唱団メンバーと二人して歌う、ということもやりまして、ワタクシはますますこの歌の良さ、というのを思いました。

生の伴奏で歌う、というのは、オーケストラであってもバイオリンであっても、そしてまた、その技術の云々は全く関係なしに良いものである、ということも分かりました。

いつもいつも、大切なことに気付かせてくれる「かたし」です。
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今年の忘年会が終わったばかりだというのに来年は皆、一人一芸をしよう!とか、来年の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は4パートのメンバーを全部揃えて歌おう、などなど、既に来年の目標が出来ております年の暮れ。だから、もういいってば。

来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、いいのいいの、君が笑ってくれるなら。

ワタクシはなんだってやりますよ。

ワタクシは、アナタの笑顔が見たいのです。

これも、店員としてなら、いいでしょう?!

















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by sanahefuji | 2018-12-23 08:11 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

フーテンからのご提案

おはようございます。皆さまごきげんいかがでしょうか。

本日、週の真ん中、水曜日。ワタクシにとっては「土曜日開店 木ノ口かたし」に向けてじわじわ焦り始める曜日です。

先々週に「木ノ口かたし」の厨房に設置された業務用のガスレンジに付属のガスオーブンですが、業者の方に見てもらったら、やっぱり温度調節機能が壊れていて、その機器を交換しなくては利くようにならないらしく、今週はもう間に合いません。

というわけで今週は再び電気のオーブンでシュトレンは4つだけ焼くことにしました。なんとかガンバッて自家用&予約のパンも焼こうかなぁ。「よだきい病」などと言って、のろのろしているばかりでは、回復しませんから、無理矢理にでも動くしかありません。

それで昨夜、なんとか生地をこねました。シュトレンの生地には、たくさんの材料を使います。いくつかの季節を越えて準備もします。
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例えばオレンジピールなどは、柑橘を溢れるほどに頂ける、春に作っておきます。それを見ながら、あ、これを作ったこの頃には、こうだったな、ああだったな、などと思い出します。あの時は、まだガスオーブンも壊れてなかったし、今の自分の状況がこんなふうになっている、なんてまるで想像もできないことだったなぁ、などと思ったり。

時は流れ、状況は変わってゆくもの、それはこれからもそうなのだから、その時その時で一番良い方法を探ってゆくしか、ないのだなぁ。

そう言えば、この間の土曜日の「かたしのお昼ごはん」の記述がまだ、でした。土曜日の夜、ダラダラと長い日記を書こう、なんて思っていたのに、結局コタツで寝てしまって、何も書けなかったのでした。

この間の「かたしのお昼ごはん」は、
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・おでん
・大根の皮のキンピラ
・フライド(スイート)ポテト
・リンゴとブロッコリーのサラダ(イノシシハム入り)
・卵焼き
・白菜とタアサイの味噌汁
・カマド炊きごはん
・長野のリンゴ&胡桃&わが家のサツマイモのケーキ

でした。

今年の「木ノ口かたし 昼の部」も、12月15日(土)、12月22日(土)、と残すところあと2回、となりました。

12月29日(土)はお休みさせていただきますので、この2回の「木ノ口かたし」をどうぞよろしくお願いいたします。お餅やお米、餅米など、今年はたくさんございますので、御入り用の方は、どうぞお申し付け下さいませ。ナント、優秀なことに今年はこの時期に、意外と卵もそこまで減ってなくて、まずまずありますので、お正月用の卵もぜひどうぞ。

今年も、この場で皆さまには、だらしないワタクシのグダグダぶりをさらしてきたように思いますが、でもまぁ、こんなヒトでも割と楽しそうな暮らしができるんだな、と思って頂けたら、それは駄文書き冥利に尽きることでございます。

ワタクシは他所からやってきて、こうして豊かな暮らしをさせて頂いておりますが、年々いろいろな面で五島の暮らしを支える人材などが薄くなってきていることは、ものすごい危機感と共に感じています。

なので、ワタクシが思うことは、やはりこの地が本当の故郷である方々が、なるべく若いうちに戻ってきて、「ここで豊かに暮らす!」という決意を持って下さるといいな、ということなんです。

よそ者が、何を勝手なことを言うか、と思われるかもしれませんが、やっぱり、いろいろなことを考えに考えて考えた末に導き出される結論は、いつも、そういうことです。

いろいろな困難や面倒なことや、楽しくないこともあるかもしれませんが、どうか、戻ってきて「ここで豊かに暮らす!」という決意をして下されば、とワタクシは思います。いくら移住者が増えても、「五島の心」は守れない、とワタクシは思うから。

とりわけ今、移住者が増えていて、それはいいことかもしれないけれど、自分も移住者でありながら、こんなこと言うのもナンですが、何かが違う、と感じることも多いからです。

戻って来て下さったり、ずっと地元で根を張って暮らしている地元の方々から、ワタクシは多大なる恩義を受けていて、沢山のモノを頂いて、力を分けて頂いて、そうして成り立っている暮らしの様子を書いたことで、今年は賞まで頂いて、とってもとっても感謝しています。

だから、どうか、なるべく早いうちに誰もかれもが、「田舎に戻る!」を検討していただけたらな、と思っておりますワタクシです。

まぁ自分自身が故郷に戻ってないのに、こんなことを言うのもホントにナンナンですが。

「もし~だったら」などと思うのは、馬鹿げているとは思いますが、ワタクシも「もし母が生きていたら」などと思うことがあります。それは全く違った人生になっただろうな、と。

故郷に戻ったかも、と思ったり。

あ、でもそれは、全然残念なことではないんです。こういう根なし草な性格になったことも、フーテン気質も、なにもかも、そんなふうにしかなれなかったし、それでよかった、と思うんですよ。だって、それだからこそ、いいこともいっぱいあったから。

だから今ワタクシは、こうして五島で暮らしていて、良い出会いもたくさんあるのですから。

とっても幸せです。

でも、事情が許す方は、ぜひ、誰もかれも「田舎へ戻ろう!」

そして、「ここで豊かに暮らす!」と、並々ならぬ決意を持って欲しいな。

ワタクシは、そのように思います。



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長野の胡桃を消費するため、最近はもっぱら胡桃パンばかり焼いています。それからやっぱり長野のリンゴをジャムにして、クリームチーズと。イノシシハムも、絶品!美味いです。イノシシ臭ゼロです(ワタクシは少しでもイノシシ臭があったら食べない、という贅沢者です)。

どこの田舎も田舎は素敵!








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by sanahefuji | 2018-12-12 09:58 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

ボケーッとしたまま出発

おはようございます。

合唱の定期演奏会が終わってしまったので、なんだか気が抜けてボケーッとしています。

でもこれは何かが終わった時に限らず、殆どがボケーッとしているような気がします。そのようにボケーっとしているくせに時々、突然何かが激しく動き出す、というふうな繰り返しで、精神のバランスが非常に悪いのです。もう少し適度にいつもテキパキとしていて、波がない安定した精神が欲しいものだと思います。

そういうわけで、ボケーとしていますが、今日は東京に行ってきます。明日、表彰式があるのです。

昨日の毎日新聞に毎日農業記録賞についての記事が載っていたらしいです。ワタクシはまだ見てませんけど、演奏会のお見送りの時に声をかけていただいたりしました。

前の奨励賞の時に表彰式&祝賀会に参加してみて、他の方々はホントにスゴイけど、自分は何もスゴクない、ということがよく分かったのでしたけれど、多分今回もそうでしょう。ワタクシのことをよく知る人物は「全然スゴクないのに賞がもらえるところがスゴイ」と評しましたが、その通りです。とりあえず、ワタクシの今回の第一目標は、必ずやケーキを確保する、ということなのです。

そして、視野&嗜好&思考の狭いワタクシが、少しでもそれらを広げることができるよう、苦手な立食パーティーに臨みたいと思います。

あー、昨日の定期演奏会について、書く時間、ないなぁ。でも嬉しかったことがありました。アサとサトの二人が聞きに来てくれていて、演奏会全体についての感想をかなり的確に言っていたことです。なかなか聞く耳、見る目はあるな、と。

ワタクシはミスを連発し、かなり凹んでしまったのですが、終わったことは仕方がない。

わすれないうちに、昨日の「木ノ口かたし」のお昼ごはんの記述をしておきましょう。
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・ブリの南蛮漬け
・サツマイモの胡麻衣揚げ
・切干大根の炒め物
・大根の皮のキンピラ
・リンゴサラダ
・鶏肉のおろし和え
・卵焼き
・大根と白菜の味噌汁
・カマド炊きごはん
・胡桃&チョコチップ入りバナナケーキ

でした。

この度は、ラッキーなことに東京に招待して頂いて、ご馳走もして頂けて、ありがたいことですが、ワタクシはやっぱり結局のところ食べ物は「五島の勝ち!」だと思うなぁ。

雰囲気とか、その他の装飾あるいは付属のものとかなんとかで、ごまかされてしまうんだけど、美味しいものは田舎にある、と思います。

あ、でも、都会を楽しんできます!

関東の友達にも会えるし。

ではでは行ってきます。







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by sanahefuji | 2018-12-02 06:49 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

月の光の優しさに

ありがたいことに、今週は「かたし 夜の部」に5日連続予約が入っておりまして、1週間のうちに5日営業、となると、まるで普通の店みたいじゃん、と、あまり普通の店でない「木ノ口かたし」の店員であるワタクシは思ってしまうわけです。

そして、のろまな店員及び主婦のワタクシ、金曜日には演奏会などもあったこともあるし、いろいろと用事が重なったりもして、片付けとか家のいろいろなこととか、もうまるで追いつかないまま、翌日を迎える、ということになっていて、これはどこかで立て直さねば、と機会を伺っておりまして。

昨日は11月の最終土曜日で、「木ノ口かたし」が始まって以来、2回のこの11月最終土曜日というのは、いろいろな日がある中でもワタクシの記憶によくよく残っているほどお客さまの少ない日であったのです。それは何故だろう、とやはり、いろいろ考えるわけで、だいたいこの11月の最終の土日というのにJAの農業まつりなどがあるから、そのせいかな、とか、思っていたのですね。

でも本当は、お客さまの流れ、というのは、こんなちっぽけな「木ノ口かたし」のような店にとっては、天気やイベントの有無などは実はあまり関係がない、ということも薄々気がついているわけで。

しかし、何かしらの理由を考えずにはいられないのが人間というものです。

前の「かたし」から、週に一度とはいえ、もう随分と長いことお店をやっている経験上、その日その日をそのまま受け入れれば良いのだ、ということは、頭では分かっているけど、感情というのはなかなかそのような悟りの境地には立てず、その日その日で一喜一憂する、ということになるのです。

まぁしかし、「木ノ口かたし」には、夜の部も含めて、いつもいいお客さまが来て下さって、ホントにホントにありがたい、と思います。

で、昨日、11月最終土曜日はお客さまが少ない、というたったの2回の経験で、「今日も少ないかも」と思ったワタクシは、このゴタゴタしたままの厨房などを多少なりともきれいにしようかな、などと思っていたわけです。

ところが、その予想に反して、昨日はとっても忙しかったので、それは嬉しい誤算でありました。農業まつり、やっぱり関係ないんだな、と。まぁ忙しいったって、こんな小さな店ですから、高がしれたものですが、準備したものがキレイに売れてしまうと、嬉しいものです。

とりわけ、金曜日の夜は夢の世界から一転、過酷だったからなぁ。

さて、そんな昨日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・鯖の竜田揚げ
・イモとアオサの天ぷら
・大根サラダ
・厚揚げの煮物&小松菜のお浸し
・糸こんにゃくとすり身てんぷらのキンピラ
・卵焼き
・タアサイとチンゲンサイと大根の味噌汁
・カマド炊きごはん
・チョコチップと胡桃入りバナナケーキ

でした。

そうそう、昨日のお菓子から、ハナに続いてアサが作ってくれるようになりました。アサちゃん、お菓子デビューです。

木曜日、金曜日とバタバタしていたので、非常に助かりました。

予想通り、昨日の朝は寝坊して、開店までにいろいろ終わりそうもない、ということでアサとサトをたたき起こし、「夜の部」の片付けやら掃除やら、肉まんの具を包むのやらを手伝ってもらい、なんとか間に合いました。

本当に良い働き手に育っております。

母及び妻がボンヤリしていて愚かだと夫や子供は育っていく、ということがよく分かります。人間というのは、誰しも自分の中に育つものを持っているのだな、と思います。だから、あんまりよくできたお母さん及び妻が何もかもやってしまっては、それを伸ばす機会がなくなってしまう、ということになるのかもしれない、とは愚かなワタクシの言い訳。

そんなワタクシは、昨日の朝、アラームで目を覚ましてはいたものの、どうしても起き上がることが出来ずに5分、10分、30分、と時間が過ぎていき、ようやくノロノロと起き上がったその時に、真っ暗なはずの部屋の中が、西側の磨りガラスの窓から差し込む月の光でボンヤリ明るくなっていて、真っ暗な室内がこれだけ明るくなっているということは、外の世界はどんなにか明るい月だろう、と思ったことでした。

その月明かりに、しばし見とれ、ワタクシはじんわりとシアワセな気持ちに包まれたのでごさいます。いろいろと辛いこともあるけれど、この世はやっぱり美しい、と思い、たったのそれくらいのことで単細胞のワタクシは、生きているって、なかなかいいことだな、思うのです。

心というのは、コロコロ変わるからココロという、というようなことを聞いたことがあるけれど、ホント、一喜一憂、というのが、普通なのですね、きっと。







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by sanahefuji | 2018-11-25 08:25 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

歌いながら死にたい

今の時期、雑草と呼ばれるような草たちも紅葉します。

それはそれは美しいので、飾ってみました。
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秋ですね。
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昨日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・アジのすり身揚げ
・イモの天ぷら
・キノコとベーコンの炒め物
・おでん
・大根葉とチリメンジャコの炒め物
・大根の皮のキンピラ
・卵焼き
・白菜と玉ねぎと薄揚げの味噌汁
・カマド炊きごはん
・紅玉と胡桃のケーキ

でした。

部活やロボコンや、その他いろいろなものが終わって、土曜日に中学3年生がいてくれると、非常に助かります。昨日は、このアジのすり身をすり鉢でよーくよくすってもらったら、ふわふわとした口当たりの柔らかいアジのすり身になりました。その他、「夜の部」の片付けや、掃除などなど、実にきっちりやってくれます。中学生というのは使えます。ホントにありがたい。

わが家の場合、例えば子供たちが学校に行きたくない、と言ったら、いいよいいよ行かなくて、ちょっと家の仕事、手伝ってよ、とヨロコンデ家の仕事をやってもらうと思います。

本当は、これもやった方がいいんだけど、あれもやらねばならんのだが、でも手が回らないのよね、などなどということがゴマンとあるのですから、労働力が増えるのはありがたいことです。

今の時代は家で子供がする仕事がない、というのが大いなる損失かもしれない、とワタクシは家の子供を見ていると思います。わが家の子供たちも決して、自ら進んでお手伝いをするわけではありませんが、いろいろやることがあって、親も手が回らないから、やらざるを得ない、ということになり、そうすると、やはりそれは子供にとっては何というか、生きていくための力というようなものになる気がします。

そして、家にいると、あれやこれややらされるから学校に行った方がマシ、ということにもなるのかもしれないし。


さて、話は変わって、昨日は午前中は子供たちのマラソン大会があって、朝から小学校の田んぼの米2升をカマドで炊いて、お母さんたちと塩ムスビを作り、マラソンの応援をし、その後すぐにアタフタと「五島ウインドオーケストラ演奏会」のための本番直前の練習へ。

また前に書きました合唱指導の先生がいらっしゃってましたから、この度ワタクシは、もう直接聞いてみようと思い、昼食の時に先生に「私は専門の音楽教育も受けてなくて、ピアノも弾けなくて、楽譜も読めないのですが、でも合唱の指導者になりたいのですけど、できないでしょうか?あるいは、これからどういう勉強をしたらいいでしょうか?」などという無謀な質問をぶつけてみたのであります。

そうしたらば先生は「それならば『言葉』を指導したらどうですか。」と、おっしゃいまして、歌における「言葉」の重要性を語って下さいました。

そうか!

とワタクシには何かそこで「あ、つながった!」という感触がありました。

「言葉」だったら出来るかも、という思いが湧いてきて、そしてそれは最も自分が望むことではないだろうか、とも思いました。

農業や、田舎の暮らしや、合唱や、文章を読んだり書いたりすることや、そういったワタクシが好きで好きでたまらないことは、一見バラバラのようでいて、そして別々に今まで追い求めてきたようでいて、でも実はこうして、自分の人生の中で全部つながっていくのだな、と。

そう思ったら、俄然ワクワクしてきましたよ。

後は勉強あるのみ、実践あるのみです。

そんな気持ちでいっぱいになりながら、昨日は歌うことが、また百倍くらい楽しくなりました。

子供たちの演奏も凄くて!

若いエネルギーを、藝大の超一流の演奏家の方々が見事に引き出して、それはそれは心が躍る音楽になっていました。

このような機会があることが本当にありがたく、また、それを裏で支えて下さっている、関係者の方々、スタッフの方々に心から感謝の気持ちが湧いてきました。

本当にありがとうございました。

11月23日もまた、藝大フィルハーモニア管弦楽団 世界遺産登録決定記念コンサートがあります。

そこでは、昨日歌った「ビリーブ」と「蒼き故郷」の他にモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も歌うので、楽しみです。

ホントにホントに楽しみです。













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by sanahefuji | 2018-11-12 06:25 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

美味しい魚をいつまでも

昨日の「木ノ口かたし」は、朝から閉店間際まで、そして夜もなかなか忙しい一日でした。

よって「かたしのお昼ごはん」の全体像の写真を取り損ねましたので、盛り付け例をば。
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・鯖の味噌煮&インゲン
・コンニャクと竹輪とニンジンのキンピラ
・ごぼうサラダ&煮卵
・野菜とアオサのかき揚げ
・卵焼き
・キャベツとツルムラサキの味噌汁
・カマド炊きごはん
・胡桃入りバナナとチョコチップのケーキ

でした。

基本ヒマな店ですから、店員としてのスキルが上がらないまま幾年月のワタクシは、時々忙しいと途端にアタフタとしてしまいますが、しかし、ヒトが来て下さるのはありがたいことだなぁ、と思います。いろいろな話も聞けて、面白いし勉強にもなります。

昨日は若い漁師さんの話から、いろいろと考えることがあったので、それを書いておきたいと思います。

五島と言えば、やっぱり海、そして魚、それを取り巻く状況の話です。

そう言えば昨日はお昼ごはんの鯖がとっても美味しかったです。それもそのはず、前日に夫が買ってきた鯖は見るからに立派でしたもの。

目の前が海、という環境で、井戸端で魚を捌くオバちゃんなどをよく見物しながら育ったワタクシよりも、今や信濃の海なし県で育った夫の方が魚に詳しく、目端も利き、料理も上手、となっております。よって、育った環境などは何も関係ない、ということです。

いつか、この地域の80歳をとうに過ぎているであろう、しかし可愛らしいおばあちゃんが「私は魚のことは、なーんにも分からないの。」と言ってニコニコしていましたけど、やっぱり魚のことはダンナさんが全部やってくれたから、とのことでした。

島の女のヒトは嫁に来たら魚のことも出来て当然、とみなされるのかと思っていたので、その時は、そうか、昔のヒトでもそういうヒトもいるんだ、と思って、安心しました。

ワタクシも、そのように「魚のことは、なーんにも分からないの。」と言ってニコニコして、出来れば可愛らしいおばあちゃんになりたいものだ、と思います。

さて、その漁師さんの話。

話の発端は、その漁師さんが仕掛けている網の中に100キロを超えるような大きなマグロが入った、ということで、それを長崎の市場に持っていたところが、想像していたよりも、ずっと安い値段であった、ということ。

そして、その、マグロを市場に出そうと思った時に、誰でも、いくらでも出していいものではなく、マグロのような漁獲量の制限のある魚は、日本全体の漁獲量が決まっているので、例えば他所の地域でたくさん出荷されていたりすると、こちらではもう出せない、などということにもなり、そうすると、一旦網に入った魚でも逃がさなくてはならない、ということなのです。

そして、漁獲量の割り当て、というのが大規模漁業者には大きく割り振られ、小規模の、例えば家族でやっている沿岸漁業者などには、とても少ない、ということなのです。

そういう点では農業も全く同じで、小規模な事業体は、それで生活していくことが困難になってしまうような仕組みを国が作り続けてきているのですね。

小さな農業、漁業、林業、商業、などなど、全部そういうことだと思います。

だから、地方が寂れていくのは当然の結果なのですが、それに対して諦めや無関心や傍観などなど流れに身を任せるだけ、というのも頂けない。田舎者は田舎での暮らしにもっと誇りを持ち、そのような浅はかで汚いやり方に対してもっと怒りを表明し、異議申し立てをせねばなりませぬ。

この、地方を寂れさせていくような動き、強欲な悪代官的なものに対して、闘う気骨を、田舎で暮らすみんなが持って欲しい、とワタクシは願ってやみません。ただ、その異議申し立てのやり方は、ヒトそれぞれで良い、とも思いますが。心の中に焔を持って、それそれが得意なやり方、出来ることをやっていけると良いですね。


日本だけを見ていると分かりませんが、世界では「小さな農業」を見直す動きが始まっています。2017年の国連総会では2019年から2028年までの10年を「家族農業の10年」とすることを決定しました。

それは、世界の食料の約8割は家族農業による農業生産で賄われていることから、飢餓や貧困問題の解決のためにも家族農業は重要な役割を持っている、ということを世界の多くの地域で再確認している、ということなのです。

日本においても、それが当てはまらないわけがありません。ただ、政治の方が遅れているだけで。

農業も漁業も林業も、商業などあらゆる産業も、大きくなり過ぎない、その地域にちょうど良い大きさで、ずっと続けていけるのが、良い産業ですよね。それを目指していくことで、地方には未来があると思います。

ワタクシなどは五島にいながら、漁業のことは何も知らなかった、ということが分かり、新聞やネットで少し(ホントに少しだけですが)漁業のこと調べてみたりして、本当に勉強になりました。

「魚のことは、なーんにも分からないの。」と言ってニコニコ笑って、美味しい魚を食べるだけ、という可愛いおばあちゃんを目指すとしても、漁業を取り巻く状況くらいは把握しておかねばなぁ。

「かたし」での出会い、は、いつもいつも、感謝です。

昨日も良い一日でした。

ではでは皆さま、今日も良い一日を!













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by sanahefuji | 2018-11-04 09:29 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

色づく秋に

今年は長野のクルミがたくさん、なので久しぶりにクルミパン(非売品)を焼いてみました。ガスオーブン不在ですが、電気でもまぁまぁ焼けます。しかし、ガスオーブンが欲しいなぁ。シュトレンに間に合うかしら。まだ探してもいないけれど。
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手前のは今日のケーキ、バナナクルミチョコチップ。

本日は差し入れに持っていくから、という方が「大人買い」で、このケーキや「ふくれもち」や米団子などなど、一瞬で売り切れまして、開店1時間後にはお菓子コーナーは終わった感がありました。めずらしいことです。

昨夜は「木ノ口かたし 夜の部」で宴会があって、その片付けが終わらないまま、土曜日開店の「木ノ口かたし」に突入した感もあり、朝からドタバタ&ザワザワ。

こういうザワつく時、というのは、店としては準備が万端でなく、掃除などもきちんと行き届いてないのだけれど、意外と悪くない感じなのです。何か躍動する生き物のような気配に満ちているというか、なんというか。雑然とした感じ、というのは活気も生まれるのです。 

今日は「木ノ口かたし」初の試み、「土曜サロン」の記念すべき第1回、「お片付けの話」がありまして、そういう時にふさわしい気配だったのですね。

初の試みは、なかなかヨカッタのではないか、と思います。

椿の枝が朽ちて、壊れかけていた旧「かたし」からの看板も、また新しい椿の枝をつけてもらいました。
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新しいことをやってみる、というのはいいですね。

今日は、「土曜サロン」に来て下さった方の1歳と3歳の男の子を、外に連れ出して、ジョンと遊ばせたり、お散歩をしたりしていて、1歳の子を抱っこして歩いている時、その柔らかい肌や髪、新しい世界を見つめる瞳に胸がキュンキュンしました。

孫!?

いやいや。

赤ちゃんっていいなぁ、新しいヒトっていいなぁ、と思いますね。

あ、そうそう、第2回の「お片付けの話」は、11月にと思っていたのですが、講師の美保さんが空いているのが11月10日しかなくて、しかし、その日はワタクシが例の合唱の練習があるのです。ワタクシ、それは絶対に外せないので、残念ながら、11月10日は諦めて、その後は2月まで本業で忙しくなってしまう、とのことで、先の先で2月開催となりますが、またよろしくお願いいたします。

その間にまた、何かで「土曜サロン」の開催が出来たらいいですね。何か予想はつきませんけれど。

さて、今日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・ブリの焼き漬け&厚揚げの煮付け
・コンニャクとニンジンとツルムラサキの白和え
・大根サラダ
・大根の皮のキンピラ
・卵焼き
・白菜と大根の味噌汁
・カマド炊きごはん
・バナナクルミチョコチップケーキ

でした。

普段はあんまり「ごはん」を食べないという方が、この「カマド炊きごはん」が美味しかったらしく「めっちゃ食べちゃいました」と仰っていて、そういう言葉が、とっても嬉しい実りの秋でございます。

今までやってきたことの積み重ね、と、新しい試み、と。

錦おりなす、秋です。









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by sanahefuji | 2018-10-20 23:26 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)
台風24号の接近のため、今日の小・中・町内が合同で行う運動会が中止になってしまいました。そして、昨日と今日の「福江みなと祭り」も延期。

ナンテコッタ!

運動会について語り始めたら止まらないワタクシなどは、子供たちの嘆きがよく分かる。本当に、これが自分が子供の時だったら、わが家の子供たちの罵詈雑言&ボヤキなどまだまだカワイイもの、というくらいに、もっともっと激しく天を罵り、ヒトに当たり、絶望の淵に沈んだに違いないのです。

それくらい、運動会が好きだったのですね。運動神経はヨクナイのに。

いや、運動会というのは運動が得意なヒトは楽しい、とかいうレベルの話じゃあないんですよ。あれは、田舎のお祭りそのもの、「ハレの日、ケの日」っていうので言えば、大々的なハレの日なのでございますよ。

少なくともワタクシが暮らしていた集落においては、あんなに晴れがましい祭りは他にない、というくらいのものでした。

今はもう、田舎の学校も学力学力って喧しくって、そこまでの労力をかけた運動会などする術もないけれど、年に一度のお祭りなのには変わりありません。

それがなくなってしまった。

本当に子供たちにとっては気の毒なことです。

「福江まつり」もなくなって、そちらに行く予定だった親子連れの皆さまが「かたしのお昼ごはん」にドヤドヤと来て下さったりして、「木ノ口かたし」にとっては台風24号が思わぬ経済効果をもたらしたんですけれども、やっぱり予定通りに何もかも出来た方が、ヨカッタに決まっています。

そんな昨日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・鯖の味噌煮
・鶏小屋カボチャの春巻き
・ピーマンと鶏肉の炒め物
・大根サラダ
・卵焼き
・ツルムラサキとタマネギと大根の味噌汁
・リンゴと胡桃のケーキ
・カマド炊きごはん

でした。

いつも、家族の昼ごはん、はたまた晩ごはんの足しにもなるように、大量に作るのですが、昨日は何も残りませんでした。

それを知ったサトの車の中でのコメント「嬉しいねぇ、たくさん食べてもらえるってことは。」とのこと。

前の「かたし」と共に生まれたコドモですから、「かたし」と共に育っている、という感じがします。









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by sanahefuji | 2018-09-30 05:21 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

心って自由なのね

先週は一人で「かたしのお昼ごはん」を準備したので、品数が少なめで申し訳ないことでしたが、今週はまた元に戻りました。卵焼きも上手です。
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・酢鶏
・イシダイの塩焼き&大根おろし
・おでん風煮物
・ポテトサラダ
・卵焼き
・大根と人参と薄揚げの味噌汁
・カマド炊きごはん
・レモンピール&オレンジピール入りブルーベリーケーキ ココア味

でした。

新米になってから、土曜日の朝にカマドで炊く米の量を少し増やして、その分を塩ムスビにして置いておくと、子供たちが喜んで食べて、学校にも持って行くのです。その塩ムスビを友達にあげたら、すごく美味しい、と喜んでくれたとか。

そこでワタクシは「ふふふ」とほくそ笑むのです。「うとん山農場」のお米をカマドで炊いて、「さとうのしお」で塩ムスビ、最強なのだ、と。

またある時、わが家の中学生たちが頂いたクッキーを食べながら、話している。「クッキーはさぁ、やっぱりうちのが一番美味しいと思うんだよね。」などと。それを聞いたワタクシ、そりゃあアンタ、地味にしとるけど、わが家の小麦粉とか卵とか実は高級食材なんよ、と、ほくそ笑む。

イマドキは農家でも、包装のデザインとか売り方とかなんとかを、工夫して見栄えよくして、きちんとした商品にして高く売りましょう、という考えが主流になっているんですけど、それはもっともなことで、それは本当にその通りだと思います。

でもわが家はとっても小さな農家で、生産物の量も少ないので、特にいろいろカッコ良くしなくても、こうして分かるヒトが分かる、という感じがいいのかも、と思ったりもするのです。

なかなか活発な経済活動に心から賛同できないがためにその波には乗れず、ボンヤリしておるワタクシですが、この「かたし」や「うとん山農場」の活動が一代で終わらずに続いて欲しい、という気持ちはもちろんあって。なんか、そういう欲が出てきたんよね。

しかしこんなにボンヤリしていたら、この激しい競争社会では生き残れないのかもしれない、という思いと、ワタクシは今のような素朴に心温まる交流をしながらの、この商売がものすごく気に入っている、という気持ちの間で、まぁやっぱり揺れ動くわけです。

このように、心の中で、相反する思いに揺れ動き、迷い、時々何も考えずに発作的に心のままの行動に出たりもして冷や汗をかき、という具合に本当にあまり落ち着かない、しかしながら本来は「不惑」と言われているハズの40代。人間ってそうそう変わるもんじゃないんだなぁ、と日々実感しております。

でも、ですよ、もしかしたら、そんなに変わらなくてもいいのかも、と最近思ったりするんです。

このどうしようもない不安定さ、落ち着かなさ、というのが実は自分の強味というか長所なのかもしれない、と。

これって、オバサンになって図々しくなったワタクシの、都合の良い解釈かもしれないけれど。

でも、人間って変えられるところもあれば、どうしても変わらないところもあるんだな、ということが分かってきて、それを変えようとして、ものすごい労力をかけるのが、もはや若者ではないワタクシにとっては何かもったいないような気もしてきて。

開き直り、なのかなぁ。

現実はいろいろ、ややこしいこともいっぱいあるけど、いくつになっても、心って自由なんだな、ということを、いつも感じています。











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by sanahefuji | 2018-09-23 07:21 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

ここは五島列島福江島 「かたし」とは椿の古い呼び名です。Iターンで新規就農した私達が週に一度だけやっている直売所「かたし」での出来事、農家暮らしの日常などなど。日本の端っこで繰り広げられる人生劇場を綴っていきます。


by sanahefuji