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小学校の田植えが終わった

心配していた天気も、今日は梅雨の晴れ間のカンカン照りで、楽しい田植え日和となりました。
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学校で育てた苗を、これから植えるところ。

今年は少し時間が短かったので、レクは障害物競争とソリのレース、そして綱引きでした。
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ソリのレーズでは、最後の一人を運ぶのに、みんながゾロゾロと蟻のように群がっていったのが面白かったです。

高学年の女子になると、もう泥で汚れるのがイヤ、という気配になってきますが、その点、男子はいつまでも田んぼに飛び込んだりしているので、本当に精神年齢が雲泥の差だということが、このようなことからも分かります。

この泥との関わり方で、その子のいろいろが分かることがあったりして、遊びの観察はけっこう興味深いです。

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あっという間に終了。あちこち曲がっていたり、思いっきり束で植えてあったり、メチャクチャなのが、かわいいなぁ、と思えます。学校の田んぼはいいものです。

田植えが終わったら恒例の「さなぶり」、今日は田植え後の祝宴です。

さなぶり、というのは、「さ」が田の神様のことで、その田の神様が「のぼり」昇る、というのが語源で、田植えが終わって神様が天に帰るための祭礼、ということなのですね。

そのついでに、田植えをした人間も共にご馳走をいただいて、労をねぎらう、というわけです。

だから「さなぶり」は、実に晴れがましく、メデタイのですな。

本当は赤飯を炊きたいところですが、わが家の人間が赤飯があまり好きではないので、いつもの「おこわ」。
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本日の「さなぶり」用と、来られないヒト用に、準備いたしました。

明日は「木ノ口かたし」の営業日ですが、いつもだったら少しでも早く寝よう、とするところですが、なんせ「さなぶり」ですから、心ゆくまでお祝いしたいと思います。

やっぱり田植えが終わるってことは、大切な節目ですから。

とは言え、わが家の田植えはまだ終わってないのですがね。子供たちの田植えが無事に終わったこと、感謝したいと思います。今日は、お父さんお母さんたちも来てくれていて、なんだかとっても嬉しかったのです。

明日は、開店準備がスムーズにいきますように!

ではでは、明日もどうぞよろしくお願いいたします。



by sanahefuji | 2018-06-22 16:52 | 農業 | Comments(0)

とりあえず種を蒔く

本当は12月上旬までにしておきたかったのに、とうとう今まで出来ていなかった小麦の種蒔きに、昨日ようやく着手しました。

まずは、種を蒔こうと思っている畑の面積を測ることから始めました。実は今まで測ったことがなかったのです。

昨日から保育園をお休みして「冬休み」が始まったコータローと、旅行気分でモーニングに行って、その後メジャーで畑の長さを測るのを手伝ってもらいました。
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ココアを淹れてもらってご満悦です。

昨日は測るところで終わってしまったので、種蒔きは今日の朝から始めました。

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測ってみると、この畑は約4畝(4a)でした。

1列ずつ紐を張って、浅い畝を立てて、種を蒔いて土をかぶせて、というのを一人でやっていると昼の時点で3分の1しか終わってなくて、このペースだと今日中に終わらないのは確実、ということが分かりました。明日は29日、まだ掃除も年賀状もお節料理の準備も何もしていないというのに、この作業が明日に食い込むのはマズイ、と思い、家にいた3人に助けを求めました。

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向こうに豆粒みたいに写っているサトとコータローに紐を移動する係になってもらい、夫に畝を立ててもらい、ワタクシが種を蒔いて土をかぶせる、というふうにすると、実に3倍以上の速さになり、暗くなる前に終えることができました。

人間の力ってスゴイ、と思いました。

そして、コータローは、あまり役に立っていなかったのですが、そういう人間がいるのも面白い、ということも分かりました。それくらい「ゆとり」のある働き方が良いのかもしれません。

しかしながら、遅すぎる感は否めない小麦の種蒔きでしたが、なんとか今日中に終わってヨカッタです。

失敗してもいいから、やろうと思ったことは、とりあえずやってみる、というのが大事かなと思います。

まだ年末のいろいろなことは何も手つかずだというのに、既に達成感が生まれてしまい、正月を迎えるための、あれやこれやにとってはヨクナイですな。

まぁ明日からガンバリましょう。




第二回プラチナブロガーコンテスト「くらし部門に応募します」

by sanahefuji | 2017-12-28 22:26 | 農業 | Comments(0)

佇まいは住人そのもの

昨日から中学生が、わが家に職場体験にやって来ていますが、ワタクシは前回書いた通り、農地調査の締切を抱えて、尻に火がついた状態でありますから、今日も8時過ぎには出て行って、地域をぐるりと回りつつ、知らないヒトの家にも訪ねて行って話を聞いたり、ウロウロしたりしているうちに、お昼時も過ぎ、家に戻って来たのは2時半頃になっていました。

午前中は雨が降ったりやんだり、どんよりしていましたが、戻る頃には気持ちの良い秋の空が広がっていました。

ワタクシにとっては、ヒトビトの暮らしの様子を見て歩くための大義名分が与えられたような、この農地調査のお仕事がホントに面白くてためになります。

農地を調べるにあたって、ワタクシなどが傍から見ただけでは場所がどうしても分からなかったりするので、その周辺のお宅に突撃訪問、ということになるのですが、その家の周りの様子や玄関先、佇まい、などなどが、ワタクシの好奇心をくすぐり、どんなヒトが住んでいるのだろう、というのが知りたくてたまらなくなるので、その訪問は実に楽しいものです。

ワタクシがもう何年もそういうことを繰り返していて分かったことは、家の佇まいや空気感、というのは住んでいるヒトそのものである、ということです。

一事が万事、という言葉もある通り、人間のいろいろなことは、全てに現れる、ということなのです。

まぁワタクシの家などに誰かが来た時に感じたもの、というのが、それがそっくりワタクシ自身なのである、ということです。実にそれは恐ろしいことですな。

佇まい、というのは、滲み出るものですから、表面的に取り繕ってもダメなのだ、ということも分かります。

それにしても、そのようにして地域を回ってみるに、家の周りの畑を美しく整え、倦まずたゆまず日々の暮らしを営んでいるヒトビトの姿をそこに見ることが出来て、ワタクシは静かな感動を覚えずにはいられません。

ワタクシ自身は何も出来ていないので、お恥ずかしい限りですが、いつの日にか美しい佇まいの家にしたい、と思います。家が古いとか新しいとかではなく、シャレているとかそういうことでもなく、美しい佇まいというのは、怠けることなく日常の仕事をこなし、自分の内面を磨いていくことで出来上がるハズです。

毎回の農地調査では、そのような気持ちにもなり、そしてまた、地元に生きるヒトビトに尊敬の念を抱く良い機会にもなります。

尻に火がついている状態、とは言え、ありがたいお仕事です。

さて、午後になって家に戻ると、中学生たちとの一仕事、二仕事が既に終わっていました。
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昨日からの雨で稲刈りも出来ないので、午前中は醤油の仕込みをして、午後からは鶏を絞めて解体していました。

すでにお肉になっております。
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明日は、この肉やわが家にある材料も使って料理を作ったり、「木ノ口かたし」のカマドも使ってご飯を炊いたりしてもらって、一緒に昼ごはんを食べよう、という計画です。

まだまだゴチャゴチャとした佇まいのわが家ですが、女子中学生たちにも何か得るものがあれば幸いです。











by sanahefuji | 2017-09-28 17:00 | 農業 | Comments(0)

またしてもギリギリ

9月中に終わらせなければならない農業委員のお仕事、農地調査がまだ終わりません。

今年は、昨年まで調査してなかった地域もたくさんあって、地図を読めないワタクシにはまるで分からない、という場所がいっぱいあるので、夫に一緒に回ってもらうことにしました。
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どのように回るのが効率的か作戦会議を開いてから出発。

道なき道を車でそろそろと走っていたら、罠にかかったイノシシと遭遇したり、
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見晴らしの良い場所で深呼吸したり、
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こういう山道の先に、
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思いもよらないような、よく整備された農地が突如として表れてビックリしたり、
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「こんなところに家が!」というような場所で、ひっそりと営まれているヒトビトの暮らしの様子がワタクシには、いちいち興味深く、面白く、そしてまた、農地についてたずねていった先のお宅のヒトが面白かったりもして、時間はとられるけれど、ワタクシはこういう仕事がけっこう好きかもしれない、と思います。

しかしながら困ったことに、方向音痴で地図も読めない、という致命的欠陥がありますので、相棒がいた方が安心です。

1人で回るより、随分と気分的に楽でした。

今日たずねて行ったお宅のおばあちゃんの一人に、まるで手塚治虫の漫画に出てくるおばあちゃんのように目がパッチリとして、ホッぺがてろんと垂れていて、ちんまりと背中が丸まった小柄なヒトがいました。その方は本当にしっかりシャキシャキしていて、いろんなことをよく覚えていました。

そのおばあちゃんは、夫が手伝っている地域の買い物支援を利用しているらしく、夫もそのヒトを知っていて「オレはあのバアチャンから『若い頃は損をしてでもヒトのために働きなさい』というようなことを言われた」、と言っていました。

それはホントにそうかもしれない、と思います。

亀の甲より年の功、と言いますからね。

もちろんまだ終わってませんが、農地調査のおかげで、またいろいろ学ぶことができました。










by sanahefuji | 2017-09-26 21:51 | 農業 | Comments(0)

最近の家庭菜園

爪楊枝のように細い苗のまま年を越してしまった玉ねぎの苗(本来ならば11月頃には植え付けるというのに)、果たして大きくなるのかしら、と危ぶんでおりましたが、ボチボチと大きくなるものやら、やっぱりあんまり大きくならないものやら、とり混ぜつつ成長し、近頃は葉っぱがパタパタと倒れ始めたので、収穫を始めました。
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二袋の種を蒔いたのに、一つは全く芽が出なかったので、苗を購入しようかと思ったら、秋の豪雨で苗が不足しているとかで手に入らず、残された貧弱きわまりない苗からよくぞここまで大きくなった、と感動しておるワタクシであります。

というのも今まで家庭菜園ですらちゃんと取り組めていなくて、種を蒔いたり苗を作ったりするのは全て夫任せ、ワタクシは収穫を手伝う程度の関わりだったからです。

この度、夫は田んぼのイノシシ対策や「木ノ口かたし」の夜の部「居酒屋えいじ」が忙しくなったこともあり、家庭菜園はワタクシが担当することとなり、いろいろなことが全然分からないながらもとにかくやってみよう、ということで、やたらと種を蒔いています。

しかしやることは他にもいっぱいあって、季節が進むのが速いものだから、既にトマトの苗なんかは大きくなってきて(なりすぎか?)、早く植えねばならないのですが、明日は「木ノ口かたし」のお店だし、日曜日は合唱団の代表者の会議みたいなので長崎に行かねばならないし、しかし植え付ける場所をまだ耕していない、という感じで段取りが上手くいきません。
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でも耕すのは夫に耕耘機でやってもらう予定なので少し気が楽です。夫も忙しいので、自力で鍬で耕す、ということもよくあることですが、そうすると、ホントになかなか進みません。

自分でも機械を扱う、ということも視野に入れなければなりませんな。最初は怖かった草刈り機も、今やなくてはならない道具ですし、これからワタクシもれっきとした「農家の主婦」となれるよう、ガンバリマス。

機械を扱えるようになった農家の女のヒトビトは口を揃えて「機械担当の方が楽(手作業で細々したことを担当するより)」と言いますね。

わが家の畑は小さくてチマチマとしたものですが、自分が家庭菜園担当になると、「お手伝い要員」だった頃より格段に面白い、ということが言えます。やっぱり人間は自分で考えて決めたことを実行するのが面白い、ということなんですね。

ワタクシのようなわがまま人間は特に、かもしれません。

さてさて明日の「かたしのお昼ごはん」に、は新タマネギを使ったメニューを一つ入れてもらいましょうか。

それでは皆さま、また明日。



by sanahefuji | 2017-06-02 15:17 | 農業 | Comments(0)

石抜き機を買いました

今年の「うとん山農場」のお米、イノシシの被害で収穫量も大幅に減って、収入が減ったことも痛手でしたが、さらに追い打ちをかけるように、困ったことがありました。

それは田んぼを踏み荒らされた後の収穫のためか、米に小さな石が混じっている割合が、昨年までとは比べ物にならないほど多くなってしまったこと、でした。

これは本当に困りました。この「石」に当たったお客さまも、もうすでにたくさんいるに違いなく、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、自分たちには今、このお米しかないのだ、という、ある種の諦めもありました。

そしてジリジリと焦りつつも、目視以外の方法しか出来ない日々が続きました。

というのも、石抜き機は高価で、すぐには買えず、今頃になってやっとやっと、買えました。

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お金の余裕がないって、こういう時にホント不便だな、と思います。

いろいろと失敗が多く、未熟なワタクシたちですが、なんとか良い方法を探っていき、これから、より良いものを作っていこうという気持ちは、いつも持っていますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

















by sanahefuji | 2017-02-15 14:39 | 農業 | Comments(0)

夢が広がる畑と庭

畑の端っこに、たったの4列植えたサツマイモがわんさか採れたのが嬉しくて、畑仕事や庭仕事がますます楽しみになっている今日この頃、人間って単純だな、と思います。

それともワタクシが単純なのか。

前に子供と一緒にマラソンを走った、と書きましたけど、その日の飲み会の時に、子供の成長を直に感じられるから親子で走る、というのがこのマラソン大会の目的でもあるのだから、よくぞ走ってくれた、とエラく褒めてくれて、それが本当に自分も嬉しかったと言って下さった地域の方がありました。

なんとか走れただけでも嬉しかったのに、そんなに褒めちぎってもらったことでますますワタクシも嬉しくて、もちろん走るのは遅いし、まともに走れやしないのだけど、少しずつ保育園帰りに距離を延ばしたりしながら走ってみたりしています。

来年も1.5キロ、走れるといいなぁ、と思って。

やっぱり農作業をするには何よりも体力が必要ですから、走るのは仕事のためにもなりますしね。

さてさて今日は、イモの後に麦を蒔くために、草だらけの畑の一部を少し片付けました。雨や行事や用事が多くて、畑の仕事の時間がなかなかまとめて取れないのですが、土の上での仕事がやっぱり一番「たのしー!」と思います。

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種を蒔いた時に混み合いすぎていたので間引いてきた、ちびっこカブ、本日の「木ノ口かたし 夜の部 女子会」のおつまみにしようっと。女子会、って珍しいです。「木ノ口かたし 夜の部」は殆どオジサン+若者少し、という感じなのでね。

畑の収穫物を家はもちろん「木ノ口かたし」で使える、というのがワタクシにとっては一番嬉しいことです。米、卵に続け!野菜にお花。

畑や庭の見回りは一応毎日していますが、離れた方のバラのピエールさんまで何日か行ってなかったら、あっという間に葉っぱを丸坊主にしてしまう青虫がついていて慌ててつぶしたことでした。いろいろ用事が多いと、ついついこういうことにもなってしまいます。

やはり毎日見てあげなければ、と思ったことでした。

畑と庭、夢が広がる仕事です。




by sanahefuji | 2016-11-22 13:49 | 農業 | Comments(0)

農場の力

今日は地域の「子ども教室」で「うとん山農場体験活動~動物たちとのふれあい~」というのがあって、小学生が10数名「うとん山農場」にやって来ました。

わが「うとん山農場」、「うとん山」とは言いながらも、それほど山奥にあるわけではないので、まずはわが家の愛犬ジョンと一緒にお散歩しながら農場に行く、というところから始めました。

林あり、川ありの散歩コースは、子供の足で25分くらい、心地よい秋風を感じつつ、遊びながら農場へ。

農場に着いたら鶏と牛にエサをやり、犬や猫やヒヨコと遊んだり、鶏小屋に入って遊んだり、思い思いに過ごす子供たちは、予想していたよりもずっと楽しそうで、「そうか、田舎に住んでいても実は動物に接する機会って少ないのかも」と思い至った次第です。

「また来たい」「何回も来たい」「まだいたい」などなどという子供たちの声に、鶏小屋が汚いとか臭いとかいって嫌がるんじゃないか、とか、牛を怖がるんじゃないか、とか、そういういろいろな心配は無用で(クサイとは言ってたけど)、そして特にやることを決めなくても、子供はこういうところで自由に過ごすのでいいんだな、とも思いました。

今日はたまたま「うとん山農場田吾作部会」のヒトビトも稲刈りに訪れていたので、農場にはオトナもコドモもたくさんいて、初めてこの場所に来た時の人気のない荒れ果てた土地だった様子と比べると、なんだか隔世の感があります。

人家こそないものの、鶏小屋が建ち、家畜がそこに暮らし、田んぼが復元され、ブルーベリーの畑が出来、「うとん山」は「うとん山農場」になっていきました。

ワタクシは家畜・家禽が好きで、田畑の作物が好きなので、そういうものが息づくこの農場が大好きです。

まだまだ農業の技術などは未熟でどうしようもないけれど、この場所が今、自分たちだけでなく、だんだん他のヒトビトにも豊かな何かを提供できてきた、ということを本当に嬉しく思います。

特に子供たちが、こんなに喜んでくれるとは!

と今日ワタクシは本当にシアワセでした。

農場っていいなぁ。

うとん山農場をもっともっと良くしたい。

そう思ったことでした。



by sanahefuji | 2016-10-10 21:30 | 農業 | Comments(0)

草もいろいろ

こんにちは。暑いですね。

でも昨日までのひどい蒸し暑さから解放されて、やっと夏になった!という感じで嬉しいです。今年はなかなかしぶとい梅雨でした。

それで、甕の中でぽつぽつと白い黴が出たりして、その度にすくっていたけどもう限界!と思っていた梅干しをようやく干しました。
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今年も昨年同様たったのこれっぽっち、なので大事に食べなくては。

今年は特に何もかもが出遅れているので、やらなくてはならないことを追いかけているうちに、夏もあっという間に終わってしまいそうな気配。毎年そんな感じなので、五島に住んでいながら、海になかなか行けません。夏はとにかく草・草・草、どこもかしこも草だらけ、です。

そんな草の勢いに、人間は完全に負けています。スゴ過ぎてゲンナリもしますが、敵ながらアッパレ!という気がすることもあります。あの凄まじい生命力を少し分けて欲しいものです。

ところでその草についてのちょっと面白いことが、先日の旅のお供に持って行った「複合汚染」という本に書いてありました。

それは、「田んぼの雑草である『コナギ』と稲は仲良しである」、というようなことを、とある農家(無農薬・無化学肥料で長年やっている)の方が言っていたことです。これは、以前「現代農業」という雑誌にも書いていたのを覚えていたので、「あ、おんなじことを言っている!」と思ってハッとしました。その時は「稲とコナギは夫婦関係である」というような書き方だったかな。

つまり、コナギという雑草がはびこるから稲が元気がなくなる、というような敵対する関係ではなくて、稲が頑張れない時は私(コナギ)が頑張るわ、という感じで同じ田んぼの中でお互いが助け合っているような関係だと言うのです。上記の農家の方によれば、他の雑草でなくコナギが田んぼに生えてきたら、もうしめたもの、とさえ言っていたのです。

それが本当だとすると、稲がいま一つ栄えないのは、決してコナギのせいではなく、その他に原因がある、ということです。

ただし、それが何かはまだ全然分からないのですが。

農家としては、いくら夫婦の片っぽのコナギに頑張ってもらっても、ちっとも嬉しくないので、稲の方も頑張れるような状態にしなくてはならないのですね。

その説を採用すれば、今、わが農場の田んぼの雑草は、だいたいがコナギなので、そこまでは良い状態だと言えるらしい。そしてあと一歩進んで、コナギでなく稲の方に頑張ってもらえると良い、ということです。

農薬・化学肥料・除草剤などなどを使わない農業は、本当に難しい。けれど、本当にやりがいのある仕事だなぁ、とまたまた確信しました。

それにしても、稲とコナギ、どっちが夫でどっちが妻なんでしょう。

そんなことを考えるとまた面白いですね。
















by sanahefuji | 2015-07-29 14:33 | 農業 | Comments(0)

農協はすごかった


昨日、「JAごとう」の農業まつりのお手伝いに行ってきます、と書きました。

行ってきました。

ものすごい荒天で、一時は雨が殴りつけてテントから滝のように水が流れ落ちたり、突風でテントが飛ばされたり、販売している木が倒れたり、と散々な天気の上に、あちこちで他のイベントもあったりしていたらしく、多分客足は鈍っていたのではないかと思われます。

が、しかし、女性部の中でもワタクシ達若手は朝8時集合で4時くらいまで手伝えばよかっただけなので気楽な感じです。

とにかくものすごい量のごはんとかお餅などなどをひたすらパックに詰めたり、食事コーナーでうどんの具を並べたり、と忙しく働いてはいましたが、年配の女性部の方々は朝の5時集合だったそうなので、ワタクシ達は多分お手伝いの人間の中では最も楽な部門であったのではないか、と思われます。

本当に農家の女のヒトビトというのは、働き者で面白く(下ネタ満載)、パワフルなヒトが多いので、ワタクシなどは、学生の頃の北海道の農家のおばちゃん達から山形の酪農家の働き者で優しいお嫁さんや頼れるお母さん、はたまたこの五島弁バリバリのおばちゃん達に到るまで、尊敬と憧れの気持ちをずっと抱き続けております。

そして、ワタクシなどが後から来て「何をしたらいいんだろう」とボサ―っとしていると、さりげなく道具を渡して「これをやって」と優しい気配で仕事を手配して下さるヒトもいて、ああいう殺気立った中でも後輩に対する気配りを忘れない女のヒト、というのがいる、というのでワタクシはそこでまた、じーん、と感動しちゃったりするのです。

とにかく本当に忙しい!ので、そういう場面では殺気立っているヒトビトも、終わってみればみんな気のいい面白いヒトビトであり、ワタクシなど理屈ばかりこねていてちっとも体が動かない人間などは、こういう所で本当に本当にたくさん学ぶことがあります。

しかも、です。このJAのお手伝いはタダじゃない!日当が出ます。ありがたやありがたや。

他の全ての役役役にも日当が出れば、「役年」万々歳なのだが、などとまた不届きな事を思ってしまうのですが、修行が足りないので仕方がありません。

それにしても思ったのは、JAってのはなんて巨大な組織なんだろう!ってこと。

食事コーナーにいると、半分くらいはJAの職員だったのではないか、と思ったくらいに、JAで働いているヒトが多かったです。

なんだかんだ言っても、地方にとっての「農協」というのは大きなものなんだなー、と改めて思いました。

思ったより若いヒトもいっぱいいるし、知らないヒトビトがたくさんいて、ワタクシの行動範囲がいかに狭くて片寄っているのか、ということも分かりました。

いろいろ勉強になった上に、お金までもらって、本当にありがたいことでした。

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ホッと一息。ハナ作、「夏休みの作品」、活用しております。







by sanahefuji | 2014-12-01 10:40 | 農業 | Comments(0)