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かたし あと22回


いつも金曜日に「かたし」のカウントダウンをしていましたが、今週は木曜日。

なぜかというと、わが家の週に一度のノーメディアデーがいつもは木曜日なのだけれど、子供達から今週は金曜日に変えてほしいと申し出があったからです。

なんで?

と聞くと、今日どうしても見たいテレビがあるから、とのこと。

それは一体何かと思えば、最近毎日3時頃から再放送でやっている「サマーヌード」とかいうドラマの今日の放送分が見たいから、とのことでした。

あーあのトレンディドラマ(死語ですか・・・)みたいなヤツね、とワタクシ。

トレンディドラマって何?と子供達。

人気の芸能人がいっぱい出てきて惚れたのハレたのいうような中身はあんまりないようなドラマのことだよ、とワタクシ。

まぁそんなわけで、そのドラマを見たいから今日はテレビを見てもよくて、パソコンに向かってもいいことになったのでした。

さてさて、ここ3日ほど雨が降らなくてホッとしていたのも束の間、また今朝は雨がふりました。しかし、その貴重な3日の間にわが家では、一番早く(たしか4月30日)に田植えをした田んぼの稲刈りと、梅雨の間中、夏の間中ずっと部屋の隅に丸められたままでカビ臭く、その上猫が寝ていて毛だらけ埃だらけになっていて、視界に入るたびにストレスを感じていたコタツ布団の洗濯をようやくやることができました。

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安物のコタツ布団なので、こうして風呂で踏み洗いできます。最初は楽しかったらしくジャブジャブやっていたコータローですが、「もうおしまいね」などと言って上がってきて、シャツとパンツをさっさと自分で着ていました。飽きっぽいのです。一人前にお手伝いできるようにこれから鍛えていかねばなりませぬな。

その二つの事項が終わった、というだけでもかなり達成感があります。

もうちょっと晴れが続いてくれたらもっとよかったんだけどなぁ。こればっかりは仕方がありませんね。

というわけで、新米が登場するのは来週になりそうです。

今年は8月中に「バァの味噌」を作ろうと思っていたけど、これも雨続きで8月中は断念です。多分、来週になると思います。

いろいろと予定がずれ込んではおりますが、それでもけっこう順調にいろいろ片付いている感はあります。

それもこれも、今年の夏は本当に子供達の力が大きかったからだと思います。本当に大きくなったもんだ!

思えば「土曜日開店『かたし』」が始まってから1か月後に生まれたサトは、生後2か月から「かたし」に通っているし、まだまだ小さかったハナ・アサも家だけでなく「かたし」で育ったようなもの。本当にありがたかったと思います。

コータローも「かたし」が大好きなだけに、途中で終わってしまうのはかわいそうですが、あと22回、いっぱい楽しい時間を過ごしたいと思います。

今週土曜日もどうぞヨロシク!











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by sanahefuji | 2014-08-28 23:56 | 雑記 | Comments(0)

夏がやっと戻ってきた日に


8月14日の日記に、今年の夏は今のところ過ごしやすくて良い夏です、なんてこと書いたけど、あんなに雨が降り続くとは思っていなかった故の記述でした。そのうち夏らしい日々がやってくるものだと思っていたのですね。

ところが、その後は本当に雨続きで、わが農場のブルーベリーは無残な有様です。実が大きくなったかと思ったら殆どが割れてしまい、そして激しい雨に当たってポロポロと落ちてしまう、気温と日照不足のせいか、実がなかなか熟さず、味もイマイチ、という状態。

今年は去年の半分どころか、3分の1、いやもっと少ないかな、という感じです。

というわけで、今年のブルーベリーは貴重です。

そんな中で、雑草の勢いはスゴイものがあります。草にとっては日照不足とかそういうの全然モンダイなしなのね。ぐんぐん伸びています。蔓もスゴイ。土に根を張り、蔓を伸ばし、これまたどんどん絡みつきます。本当にたくましいです。この生命力を見習いたいものです。

さて、昨日は本当に久しぶりに晴れてギラギラまぶしい夏の太陽が戻ってきて、嬉しい一日でした。

そんないいお天気でしたが、ワタクシは8月から新しく農業委員になったので、午前中は新任研修、午後は総会、とほぼ一日中会議で部屋の中でした。

新任研修って一体何をするのかしらと思ったら、農地法など主に法令に関するお勉強でした。

法令の文章ってなんであんなに分かりにくいんでしょうか。あの法律用語というのか、お役所言葉特有の回りくどい書き方で、一回読んだだけではまず全く意味が分かりません。何回か読んで、ようやくなんとなく意味が分かるのですが、何もこんなにわざわざ分かりにくく書く必要もないようなことばかりなんだがな、と思いつつ、自分では普通程度だと思っていたけど実は頭悪いんかな、と思ってしまうくらいでした。

そして、9月からは「恐怖の」全農地調査が始まる、ということで、バサッと分厚い航空写真の地図をもらいました。これは、全国の農地の状態を耕作地、耕作放棄地(程度が軽いものをA、ひどいものをB)、樹木地、という4種類に全て分類する、という大がかりなもので、各地区の農業委員が担当の地区の農地を全部調べる、というものです。

「恐怖」の、と言うのはワタクシにとっての「恐怖」です。というのも、ワタクシは典型的な「地図が読めない女」である上に、地元の人間ではないが故に土地勘もなく、所有者の名前も分からない、という、このようなことを調べるのに最も不適切な人材である、と自覚しているからです。

これがあるから、最初に「農業委員をやってくれんか」と頼まれた時には丁重にお断りしたのです。

がしかし、結局押し切られて農業委員になってしまったので、やってきましたこの夏休みの宿題よりも気が重い宿題。提出期限は10月末までです。あーまた山の中を彷徨ったり、知らないヒトのお宅訪問したり、てくてく歩いて回らなくてはなりません。

自分が農業者と言える程には農作業も満足に出来ていないワタクシが農業委員とは!

この地区の農業者がいかに少ないか、人材が不足しているか、ということを物語っています。

そういった人材不足、耕作放棄地だらけの地図を目の当たりにすると、改めて、農業を産業としてこの地区に残していくことの難しさを感じずにはいられないのです。

それでもワタクシは、農業ってやっぱりいい仕事だと思うので、その魅力を発信していきたいと思っています。

農的な生活と、産業としての現代農業は違うかもしれませんが、基本はやっぱりつながっていると思います。

ワタクシ達は農薬とか化学肥料などを使わない農業を選びましたが、そういうものを使う現代農業を否定しているわけでは決してありません。むしろ、そういう技術のおかげで、日本人がこんなに豊かな食卓を囲めるようになったのだと思っています。

草取りの大変さ、病気・害虫の恐怖、なかなか立派な作物が実らない痩せた土などなど、実感を伴って知っている身には、現代の農業技術を否定出来るはずもないのです。

ただ、農業にもいろんなやり方があっていいし、いろんな考え方があっていい、農業の世界にも多様性があっていいのではないか、と思うのです。

そういう意味では、やっぱり「自然がお手本」だと思います。

農業だけでなく、いろんな仕事でもそうだし、暮らし方もそう、多様性のある豊かな地域、というのを目指せたらいいな、と思った一日でした。










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by sanahefuji | 2014-08-27 06:33 | 農業 | Comments(0)

歌はともだち


昨日、娘たちの合唱団の定期演奏会が無事に終わりました。会場に足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。

五島に来てから、ワタクシは好きでよく聞きに来ていたこの合唱団に、わが娘たちが三人とも入るとは思っていなかったので、不思議な感じもしますが、ワタクシの合唱大好き人生が子供達に受け継がれたことは、素直に嬉しいことです。

とは言え、ワタクシ自身は超田舎に住んでいたので、わが娘たちのように送り迎えをしてもらえるような環境になく、高校1年の冬に街に引っ越すまでは、そういった習い事のようなものには無縁で、ようやく合唱団に入れたのは高2になってから、定期演奏会は一回しか経験していない、という感じなので、こんなふうに合唱団に所属出来る、ということ自体が随分と恵まれている、と思います。

当たり前のように練習に連れて行ってもらっている娘たちが、自分が恵まれている、ということにはあまり気がついていないと思いますが、それに本当に気がついてくると、いろんな困難を越える力がついてくるものだと思います。

そういう力が育っていけば良いのであって、あとは細かいこと言わなくても大丈夫なんじゃないか、という気がしてますが、どうなんでしょうか。

ワタクシのたった一回の定期演奏会で歌った歌の中に、けっこう有名な「歌はともだち」という歌があって、それがその歌そのままに、ずっとワタクシの人生における良き友となっております。

久しぶりに聞きたくなってYouTubeで検索してみたら、ナント!!ワタクシが所属していた合唱団が歌っているものがありました。

先生も当時と同じ。音楽に対して妥協をしない、本当に気迫のある先生で、その定期演奏会は酷評された、という思い出があります。アンタたちの歌はきっさーねぇ(汚い)、特に「ディズニーのメドレー」は気持ちよく歌えるからって、本当に雑で汚かった、というようなことを言われて怒られたなぁ。でも、それはその通りで、知ってる歌、歌って楽しい歌ほど雑になるのです。

短い期間だったけど、先生のそういう音楽に対する厳しい姿勢に触れられたおかげで、ワタクシは今も合唱を続けられているのかもしれません。

先生は今なお現役でそういう姿勢を貫いて指導をして下さっているようです。そういう厳しさ、というのはつくづくありがたいものです。

ワタクシは、ものすごく熱くてメリハリのある先生の指揮のもとで歌うのが大好きでした。



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by sanahefuji | 2014-08-24 16:12 | 雑記 | Comments(0)

かたし あと23回


今日は久しぶりに「くるみレーズンパン」を焼きました。

ワタクシが焼いているパンの中で最も手がかかるパンがこのパンなので、金曜日に会合が入ったり、台風だったり球技大会の練習があったりなんだり、でここ数週間ずーっと忙しかったので、削られてしまっていたのです。

このパンの何に手がかかるって、くるみを炒って、殻を割って実を出すのがタイヘンな手間なのです。だから小さい割に250円もしますけど、日本は人件費高いですからね、これでも安いくらいなのです。

今年はあまり暑くないせいか、夏でもパンの売れ行きが落ちないし、かたしもあと23回ってことは、かたしの台所でパンを焼くのもあと23回だから、せっせと焼かねば、と思ったというわけです。

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小さなオーブンで焼くので、今日などは全部で7回焼くのですが、一種類ずつのパンをこねるタイミングとかそれぞれの発酵具合とかなんとかを調整するのが一番気を使って、また難しいことですが、それがすーっとうまくいくと、本当にいい気分。失敗してひどいパンになると気持ちもペチャンコ、でも、だから面白い、とも言えます。

今日はすーっとうまくいった日でした。パンの出来はまぁまぁですが。

明日も「かたし」繁盛するといいなぁ。かたし あと何回、何回、などという閉店セール商法も効力がなくなったら、今度は「夏物大セールふっふー」、にしようか、などと未だ「アナ雪」ブームが終わらないわが家では言われていたりします。

それにしても、本当にいつもいつも何かとちょうど良くうまくいく、というのは何も「かたし」に限ったことではありませんで、この間大分に行った時でもそうでした。

4人も子供を引き連れて街を歩いたりすると、特に何か大きな買い物をするわけでもないのにお金がどんどん減っていって、帰りの切符なんかは往復で買ってあるから帰れなくなるわけじゃないんだけど、なんだか心もとないなぁ、などと思って電車に揺られていた時のこと。

ワタクシ達が座っているすぐ前の扉から、ワタクシの父親のお兄さん、つまりワタクシの伯父さんがひょいっと乗って来たのです。もう何年も会ってなくて、そして今回も会う予定はなかったのですが、顔を見たらワタクシの祖父にあまりにそっくりだったので、すぐに分かりました。

それで、声をかけたら向こうもビックリしていました。親戚一同の中では常に無口なワタクシですが、なんだかその時は妙に懐かしい感じがしてぺらぺらと喋って、あっという間に伯父さんが降りる駅になったのでした。降りる間際に財布を取り出して、ささっと一枚お札を抜き出して、不肖の姪っ子に渡して、これまたささっと降りて行かれました。80代後半とは思えない軽やかな身のこなしで、うーんカッコいい。そしてありがたやありがたや、と拝んだのは言うまでもありません。とまぁこんな感じ。

同じ電車でも乗る場所が違えば会うことはなかったわけですから、やっぱり何かあるんだなぁ、と思った次第です。

そして、その旅行の時の費用を稼ぐために「むしパン」の売れ行きを伸ばそうと、直前に必死で考え出した新商品が、このブルーベリーむしパンで、これまたずっとよく売れて、助かってます。
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むしパンは、もともとわが家の割れ卵を消費するため考案された商品なのですが、暑くなってくるとこういうお菓子などは売れ行きが鈍るので、とれ始めたブルーベリーと組み合わせでみました。そしたら、これが本当に美味しかったので、ヒット商品になった、というわけです。小麦粉はもちろん濱崎さんの無農薬小麦です。
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コレ。

よく売れた、と言えば、この間写真を載せた、リバティプリントのポーチも4つあっという間に売り切れました。それで、今度はまた新しいポーチが入ってます。
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かわいいですね。

そうそう、明日はわが家の三姉妹も所属しております合唱団の定期演奏会もありますよ。下が切れてますけど、第3部はミュージカルで「不思議の国のアリス」です。
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「かたし」も、こちらもどうぞヨロシク!









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by sanahefuji | 2014-08-22 23:14 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

なんてことはない夏の一日


残暑お見舞い申し上げます、というよりは、天候不順お見舞いでも申し上げたいくらいです。

五島の今年の夏はそこまで暑くないけど、天気が悪すぎで、わが家は農作業が思うように進みませんが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

ワタクシはお盆を挟んで生活のリズムがやや乱れ気味で、コータローを寝かしつける時に一緒に寝てしまって夜中に起きる→風呂や洗濯そして片付けなどをしているうちに眠れなくなり明け方に寝る→朝飯前の農作業が出来ず・・・という忸怩たるサイクルに陥ってしまっていたのですが、ようやく今日はそのサイクルから抜け出せました。

巷でも帰省のヒトビトが減って、だんだん日常に戻ってきた、というところでしょうか。

さて、子供達の夏休みもあと2週間を切りまして、宿題、特に作品作りなどにせっせと取り組んでいるわが家の子供達です。

それを観察していて思うのは、子供って一年で随分と成長するもんだなぁ、ということ。
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料理や手芸など、難しいものが、いつの間にかできるようになっています。子供っていいなぁ、うらやましいなぁ、と思う所以です。ほっといてもどんどん伸びていくのだから。夏草と一緒ですね。オトナの一年ではこうはいきません。むしろ、退化していくのをどうにかとめなければ、というふうになっていきます。

今日の夕方、ごはんを炊こうと思って米を計量カップではかって、さて洗おう、と水道のところに行ったら、そこには既に笊にあげた米があって、自分の行動にビックリしました。コレ、ちょっとまずくないか?と思いました。

親の方はそんな感じなのですが、子供が大きくなるのに伴って、親の体を動かす部分は少し楽になり、そして一緒に楽しめることが増えてきて、前にも書きましたが、今年の夏休みは本当に助かっていて、そして楽しいです。

みんなで協力して作業(食事の準備、片付け&掃除、あるいは農作業などなど)をして、みんなで食卓を囲む、というただそれだけのことですが、子供はいずれ家を出ていくのだ、と思えば、そういうことが本当に貴重な時間だと思います。特別な出来事はなくても、心に残る夏の一日、という感じがします。

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アサ作、初のパウンドケーキ。

そのアサさんは、今朝はパンケーキを焼いてくれました。小麦は三井楽の濱崎さんのもの、卵はもちろんわが農場のもの、ということで、最強の味です!

ちなみに、その小麦粉、今「かたし」で売ってます。1キロ350円です。本当にいい味です。

食糧を作っている、というのは本当に強いなぁ、とつくづく思う今日この頃。

わが農場の早期米の収穫ももうすぐです。













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by sanahefuji | 2014-08-20 23:46 | 雑記 | Comments(0)

ともちゃんの氷の城


昨日も「かたし」は、いろんなものが気持ちよく売れました。ありがたいことです。この調子で最後までよろしくお願いします。「かたし」の「だんご(この地域では「ふくれもち」とも言う、標準語では饅頭)」が食べられなくなる、というのを知って、嘆いて下さるヒトビトが大勢いて、これは早い段階で製菓の製造許可が取れる施設を作らねばなぁ、と思ったことでした。

それに、地域のヒトビトも本当にこちらがびっくりするくらい、みんなが心配してくれて、あれこれ提案してくれたり、夫を飲みに誘って話し合ったりしてくれて、なんともありがたいことで、ワタクシ達は幸せ者だなぁ、と思います。

今の「かたし」の建物は使うことが出来なくなっても、ワタクシ達は確実に、ここで新しいことがまた出来ると思います。全く新しいこと、というよりは、この10年を土台にして、しっかりと地域に根差した新しいことを始められるのですから、なんだかとってもワクワクします。

あまりにもボロボロで、再生不可能だと思われていた「かたし」の建物が甦り、たくさんのヒトビトが訪れる場所になったのは、おそらくなるべくしてそうなった、という感じだったと思います。なので、できるものは難しいことを考えなくても必ずできるものです。また、やらなければならないことは、人間きっとやるものです。そういう流れを体得した今、本当に不安なことはあまりないのです。

それに何よりも、他所から来たワタクシ達をここの住人として迎え入れてくれ、また本気で心配してくれる地域のヒトビトとの繋がりが持てたことが最大の財産なのですから。

さて、話は変わりますが、お盆も過ぎて、日常が慌ただしく過ぎてゆき、このままだと7月末の大分紀行を書かないうちに夏が終わってしまいそうなので、ここらでちょっと忘れないように書いておきたいことがあります。

大分では「アナと雪の女王」を観に行きたい、という子供達の願いが叶い、めでたくTジョイパークプレイス大分という、これまた巨大なショッピング街が映画館と併設された場所にワタクシ自身も初めて行きました。

こういう場所は金を使ってナンボの世界ですから、映画までの待ち時間が長すぎて、ヒマで水で遊んだりしています。
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消費が娯楽、という世界にはなかなか参入できないわが家のヒトビト。でも、映画を見て、お昼ごはんをこういう場所で食べる、というだけでもかなりのワクワク体験です。

「アナと雪の女王」は、何の先入観も持たずに見ましたが、これが予想以上によかったです。まず音楽がよかった。コーラスが美しかったし、歌もよかった、楽しい!そして、絵がきれい。色がきれい。氷や雪の美しさをここまで表現できるってスゴイ、と思いました。

人間の欲望は悪い面ばかりじゃなくて、こういう美しいものを作ることを貪欲に追及することにもつながるんだなぁ、と感心しました。アメリカは戦争ばっかりやりたがる国、欲の塊というイメージが強くて好きになれないんだけど、こういうものも作るのはやっぱりスゴイ、とも思いました。

そして、先にこの映画を見たハルさんが、女王エルサが例の「Let It Go」を歌いながら、自分の力を爆発させて氷のお城を作っていく場面で、解放されたエルサがどんどんセクシーになっていくのが「アメリカの女のヒトの自由」、ってこういうこと、みたいな感じで面白かった、と言っていたので、その場面、エルサのスカートにものすごいスリットが入っていくな、とかドレスの襟がエラく広く開いていくな、髪がばさっと無雑作になっていくな、フムフムと思いながら見ました。

でも、あの雪の模様のマントは美しかったなぁ。

そして、自分は逆に、ああいうセクシーさが女になければならないのだろうか、という思いこみから解放されたかったり、「女」「妻」「母」は「こうあって欲しい」と望まれるような姿から解放されたい、と思っているのだ、ということに改めて気がついてしまうのです。

だからこそ、あの「Let It Go」の歌や「アナと雪の女王」は、窮屈な世間体を全く気にせずには生きていけないワタクシも含めた女たちに解放感を与えてくれるのではなかろうか。

世間一般の女のヒトビトと興味の対象が違い過ぎる、という点では、ワタクシは今までも今もけっこう生きづらい面を抱えています。

お盆の季節に帰省してくる若い子たちが、一様に垢ぬけてキレイになっているのを見るのは微笑ましいものですが、そういう道から完全に外れたところを歩いてきた自分に自信を持つのはけっこう難しく、これでいいんだろうか、という迷いはいつも生まれては消えていきます。

でも、迷いながらも結局は、やっぱり本当に自分が大切だと思うことを大事にしていけば良いのだ、というところに行きつくのですが。

「アナと雪の女王」の映画は、ワタクシにそのような思いをまた新たにしてくれました。子供達のおかげで劇場の大画面でそれを見ることが出来てよかったです。

今回は時間がなくて、故郷の集落にもほんの一瞬お墓参りに行っただけだったのですが、その時に道路の脇の小さな畑を指して叔母さんが、ここはともちゃんがきれいにしちょるようじゃわ、と言ったので、ワタクシにとっては、それが本当に嬉しいことでした。

ともちゃんは、ともちゃんらしく、生まれ育った小さな海辺の集落で、自分の好きなことをちゃんとしているんだ、と思ったからです。

静かに、けれど確実に土に向かい合って、海を見ながら暮らしているんだ、と分かったからです。

氷の城の形は人それぞれ。

自由の形も人それぞれ。

美しいと思うものも、幸せを感じる事柄も人それぞれ。

それでいいのだ。















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by sanahefuji | 2014-08-17 08:46 | 雑記 | Comments(0)

かたし あと24回


先週、「かたし」はあと25回ですとかなんとか書いて、どんどん買って下さいなんてことも書いたら、すごく繁盛して売り上げも多かったので、これぞ「閉店セール」商法だな、と思ったりしました。

実はその後リニューアルオープンです、なんてオチだったら嬉しいんだけど、既に賃貸契約の「解約合意書」なるものに署名捺印したので、それはないなぁ。まだあまり実感が湧かないのですが、来年の夏にはもう「かたし」で「かき氷」を食べることもできません。残念です。
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ちなみに、この「かき氷」は売ってません。無料です。手作りの蜜と「イクリ(スモモのようなもの)」のジャムがかかっています。


「かたし」がなくなるんですよ、といろんなヒトにお知らせすると、「ずっとあるもんだと思ってた」という答えが返ってきます。

はい、ワタクシ達もそう思っていたのです。

いつ何時今まで通りの日常がなくなってしまうかは分からないものですね。災害とか火災とかでなかったのがヨカッタ、と思います(まだ分からないけど)。

「かたし」内の「あこうの木治療院」や「かたしの台所(製パン・菓子)」はどこかに移転、ということになります。

「かたしの台所」の移転場所は、今のところワタクシ達が今住んでいる家の横の物置小屋を改装してからそこに新たに作ろう、と考えていますが、これはまぁいつになるかは予算次第です。とりあえず、今まで手つかずだった物置小屋の解体を、これを機に急ピッチで進めたいと思っているところです。

そこが出来上がるまでは、パンやお菓子、プリンなどの販売も一時休止となりますので、この際、どんどん買っておいてくださいませませ。と、言っておきましょう。ははは。

「かたし」の建物の中にいると、不思議に落ち着いて、これからの未来予想図が、また泉のように湧きだしてくるので、あぁ、やっぱり「かたし」の言うとおりにやっていれば間違いないんだな、と思います。あとはそれに従って動くのみ、です。

さてさて、今年のお盆も無事に終わりました。

13日はお世話になった方の初盆にお参りして、14日は恒例の地区対抗球技大会に出場し、なんとか足を引っ張らずにすんだので打ち上げも楽しく、昨日はお隣にお呼ばれして、こちらに墓がなくてお盆は寂しいワタクシ達もなんだかお盆らしく過ごすことができて、ありがたいことでした。

その球技大会では、帰省してきた若いヒトビトがたくさんいました。多分子供時代に見たことがある、というヒトもいるに違いないのですが、あまりの変わりように、もう誰なんだかちっとも分からないのでした。10代~20代の変貌ぶりは目を見張るものがあります。

若者がいっぱいいるっていいなぁ、とやっぱり思いました。

そして、お酒の席でもいいヒトというのは本当にいいヒトのままなので、そういうヒトとお話すると、こちらまで浄化されるような気がします。そういうヒトビトが地域にいてくれるおかげで、ワタクシ達は今までここで暮らしていけたのだなぁ、としみじみ思いました。

球技はトンと苦手で下手ですが、毎年参加しよう、と思いました。

いいお盆でした。




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by sanahefuji | 2014-08-16 02:38 | 雑記 | Comments(0)

良い夏休み


今年の夏は、今のところ過ごしやすくて良い夏です。

そして、今年の夏休みは時間がたつのが特に早く、あっという間にお盆が来た感じ。

楽しいことがいっぱいだからでしょう。

とは言え、ワタクシ達はただただ草との戦いの毎日です。全体的に見ると、今年はかなり抑草ができていますが、やはりヒドイ田んぼが何枚かあって、その草取りに追われています。難しいことは何にもありませんで、ただただ草をとればいいだけの話ですが、草の成長はものすごく、ちっとも追いつきません。一枚一枚の田んぼごとに条件が違うので、同じようにやっても草だらけになる田んぼとあんまり生えない田んぼがあるのです。奥が深いです。
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毎年、何か良い日よけ帽子はないかと探すのですが、気にったものがみつからないので結局ほっかむりとかして、まるでスイカ泥棒、という感じ。カッコ良くて機能的な日よけ帽子はどこかにないものか。

昨日からお盆なので、朝もゆっくり起きてみんなで農場に行って、ワタクシはブルーベリーの収穫と田んぼの草取りをほんの少ししただけでした。ホントにちょっとだけ。

遠くから遊びに来てくれた友人が、子供達と夫に洋服をプレゼントしてくれたので、それを「盆着」として新しいお洋服を朝から着こんでいた子供達でしたが、農場で水遊びするから、とわざわざ着替えてきました。
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今年の夏休みは、子供達がお手伝いをよくしてくれるので、それが一番嬉しくて本当に助かります。

子供達がだんだん大きくなって、いろんなことが出来るようになってくると、「人の力」のありがたさを日々感じます。

洗濯物を干したり入れたり畳んだり、食事の支度に後片付け、掃除や整理整頓などなど、少しずつでも手伝ってもらえれば本当に楽!

全部を自分一人でしていた時に比べると、体も気持ちも本当に楽!

だから、やっぱり小さい子を抱えたお母さんってタイヘンですね。

こうして久しぶりにゆっくり日記をかいていたら、コータローが起きてきて、「寝よう」と言ってきました。アララ。

なかなかじっくりと文章を書くヒマがないのが少し残念なことですが、でもまぁ、今年も本当に良い夏休みです。

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by sanahefuji | 2014-08-14 04:20 | 雑記 | Comments(4)

カウントダウン 土曜日開店「かたし」はあと25回


また今週も台風ですが、先週の暴風雨でも開けたのだから、今週はまだマシだと思われます。

数えてみると、1月末までの土曜日は26回で、そのうち1月3日はお休みなので、土曜日開店の「かたし」はあと25回しかないのでした。

というわけだから台風だろうがなんだろうが開けねばなるまい。

みなさまどんどん来て、どんどん買って下さい。最後には宴会でどんちゃん騒ぎでもしますか。

「かたし」がなくなるからといって、悲しんだりぼんやりしているヒマはなく(何しろ本当に何事にも余裕がないのでね)、既に次の目標を定めてアーダコーダと言っているワタクシ達です。とりあえず、やっぱり本業の農業はもっとしっかりせねばなるまい、家の周辺、農場周辺も整備せねばなるまい、などなど。

どんどん「かたし」の商品を買って、応援して下されば幸いです。何はともあれ先立つものが必要ですからなぁ。
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素敵な新作も入ってます。

では、また明日。あ、もう今日だ。


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by sanahefuji | 2014-08-09 00:11 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

つくみイルカ島

先週の今頃は大分の津久見にいました。

何年か前に「イルカ島」というのが出来ていたので、そこに行ってみました。

昔、釣り堀だった生けすにイルカやアザラシが入っていて、エサをやれたり、イルカと一緒に泳ぐ体験ができたり(やってない)、釣りも出来たり(やってない)、浅い水たまりのようなところで小さな子供が魚やナマコを触ったりできたり、はたまた本格的なイルカショーも見られて予想以上に面白かったです。

水族館も面白いけど、ここのいいところは、海の上で見られる、というところかな。建物の中より気分がいいです。それに、飲食禁止の看板が出ていたので、モノを飲み食いしようとする子供達に「ダメって書いてあるよ」と言っていたら、アロハシャツふうのシャツを着た係のオジサンが、「全然かまいません。どうぞ飲んだり食べたりして下さい」などと言ってくれたので、なんておおらかなんだ、さすが津久見!と思いました。そのようなアバウトさもなかなかです。
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サメではなくて、イルカの背びれ。
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頭か背中がかゆいのかな。ゴシゴシしてました。
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ぼーっと立っているアザラシ。
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小さい目がかわいく、なめらかな動きが優雅なイルカも、この角度だとガラが悪い感じ。よーよーねーちゃんエサくれよ~

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お見事!

つくみイルカ島、おススメです。ぜひどうぞ。

3年ぶりくらいに戻った津久見の街は、なんだかますます寂しくなったような印象を受けました。でも、よくよく歩いてみると、今までなかった所にかわいいカフェができていたり、新しいお店があったり、シャレたお土産ものがあったり、と、五島もそうだけど、地道に頑張っているヒトビトがいるんだな、ということが感じられて嬉しかったです。

今の世の中、どこも厳しいとは思いますが、なんとか地方で暮らしていこうとしているヒトビトがたくさんいるということは心強く、なんとなく同志という気がして、心から応援したくなります。ましてや自分の故郷なのですから、なおのこと、どうかよろしく頼みます、という気持ち。

ワタクシ達もそんなふうに五島で地道にやっていきますよー、と誰にともなく言いたくなりました。


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by sanahefuji | 2014-08-05 15:07 | | Comments(2)