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かたし あと13回


今年は「厄年」ならぬ「役年」のワタクシ。

農業委員やPTA副会長や地域振興部会長や子供の合唱団の「おやつ係」やその他2つの役を抱えているのですが、ここにきて、農地調査の提出期限、週末のスポーツイベントのための「うどん250食」作りの責任者、部会の招集準備、2人で半年交代制にしていた「おやつ係」開始、などなどが重なって、今年はとうとうわが家の稲刈りに殆ど参加できないまま、わが「うとん山農場」の稲刈りが終わろうとしております。

こんな秋もあるんだなぁ。

まぁしかし、農地調査の方は昨日提出できたので、ヤレヤレです。「おやつ」も昨日買ったし、週末の「うどん作り」が無事に終わったら、部会の準備に取りかかればなんとかなるだろう、という具合に、日々の家事や子供の用事、「かたし」の準備の合間にこなしていくのに必死!!です。

しかし、このような日々の中でも、「かたし」の建物を返還するにに当たって、いろいろ片付けているうちに、けっこう片付けが出来るようになってきた(もともとのレベルが低すぎた、という事実はありますが)、というのが自分の中ではスゴイことだ!と思っていて、人間っていくつになっても成長ってあるのね、と、このような成長の機会を与えられたことをひそかにヨロコンデいるくらいなのです。

ところが、ところがです。

一昨日、夫が飲み友達に飲みに誘われて出かけていき、おかげで合唱練習を休まねばならないのが残念なのに、快く送り出したなかなか良くデキた妻(誰も言ってくれないので自分で言うしかない)のワタクシの耳に、信じられない話を持って帰ってきました。

それは、「『かたし』がなくなるので、さなへさんが精神的にまいっていて、ヤマザキ家は故郷に帰ってしまう」という噂が流れていて、それで心配になったので夫を飲みに誘った、というもの。

それを聞いたワタクシは唖然・・・「なんじゃそりゃ!?」と反射的に言ってました。そのような陳腐なストーリー、やめてくれ!って感じ。

どこかの政治家のコメントではありませんが「事実無根の話」です。

そのデマに対してワタクシは、ここで一曲歌わねばなりません。

「むぎに~つばさ~はなく~ても うたに~つばさ~がある~のなら~ つたえ~ておく~れこきょうへ ここでいきてゆくと~ む~ぎ~はなきむ~ぎ~はさき あ~したへそだってゆく~♪」

ってな具合に平仮名で書くと分かりにくいですが

「麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく」

という中島みゆきの「マッサン」主題歌の中の一節です。この歌を毎朝聞いてコータローと一緒に歌っては、勇気がムクムク湧いてくるいい歌だなぁ、としみじみ思い、そして、あー早くまた五島に「のど自慢♪」来ないかなー、などと思っているワタクシです。

しかし昨日は朝っぱらからそんな話を聞いて、実に気分が悪くなったので、夫に当たったり、もしかしたら、会うヒト会うヒトに毒を吐いていたかもしれません。イライラムカムカ感が終日続いて、ロクでもない一日になってしまいました。

この場を借りて深くお詫びし、反省したいと思います。

しかし、そういう噂を話しているヒトビトは、おそらく「かたし」の店内に足を踏み入れたこともなければ、ましてやこのブログを読んだこともないであろう(読んでいたらそんなこと思うはずがないから、いや、でも曲解するってこともあるか・・)、つまりは、実体を何も知らないヒトビトなのでしょうから、気にすることはなかったのでした。

というわけで昨日一日、損しましたが、そんな日は早く寝るに限る、とコータローとさっさと寝たおかげで、今日はスッキリ目が覚めて、こうして好きな文章が書けるというわけです。

今日は良い一日になりそうで、ホッとしてます。

えーと、ついでに言いますと、今の「かたし」はあと13回で終わってしまいますが、その後、「うとん山農場」の生産物や、竹製品、ハルさんの焼き物などなどを、引き続き売れるスペースを、自宅横の物置に新しく作る予定ですので、「かたし」の機能が全て消えてなくなる、というわけではありません。

もちろん、今の建物が備えていた好条件(広いスペース・広い駐車場・加工施設)はなくなるし、「かたし」内にあった治療院も移転してしまうので、今までとはいろいろ変わっていくと思いますが、「かたし」の9年間の蓄積を次に生かしていく好機だととらえて、ワタクシ達はまたまた新たな挑戦です。

実際、稲刈りがひと段落したので、いよいよ物置の取り壊しに着手しようとしているところです。

その様子もまた、実況中継(?)していきたいと思っておりますので、今後とも「かたし」ともども当ブログもよろしくお願いいたします。

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by sanahefuji | 2014-10-31 04:44 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(2)

農地調査 最終盤

9月29日に「農地調査はじめ」という題名で日記を書きまして、1か月後の今日10月29日、途中、前の農業委員さんと一緒に回ってもらったりもしたおかげで、ようやく終わりが見えてきました。

今日の午前中、回ってきて、まだ終わってないのですが、小休憩で家に寄っているところ。

ここでゆっくりしすぎると後で泣く目に遭いますから、ほんのちょっとだけ。

今日の午前中も、いろいろ発見があって、農地調査はタイヘンだけど、面白いと思います。

しかも、本日の報酬。
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自転車のカゴいっぱいに、野菜やら果物やら頂いて、右の白いのはオムスビで、お昼を過ぎた時間に歩いていて、立ち話で「お昼はまだ」とチラッと言ったら、その方が家に入って急いでオムスビを作ってきて「どこかで食べなさい」とお茶と漬物と一緒に持たせて下さいました。また別の方からオヤツまでもらって、昼に家に帰らなくてもいいくらいでした。

本当に親切なヒトビトが多い地域です。

先日の「街づくり協議会」で、この地域の課題の一つに、若いヒトが少ない、とかいうことなども挙げられていたように、40をとうに過ぎたワタクシであっても、ここらへんでは若い方、ということになるせいなのか、こうして農地などをテクテク回っていると、このようにいろんなものを持たしてくれる、というわけなのですね。

がしかし、来た当時はかろうじて20代だったワタクシ達夫婦も、今ではアラフォー世代になっていて、もう本物の若者ではないので、やはり本物の若者に増えて欲しい、と思います。

大震災以降、価値観はもっと変わる、と思っていたんだけどなぁ。なんだか、まだ経済第一なのはあんまり変わってないような・・・。

でも、本当に豊かなものはやっぱり田舎に残っている、と思います。今の時代は、インターネットもあるし、交通も昔に比べたらずっと良くなっているので、工夫すれば田舎でも暮らしていけるはずです。そういう挑戦を若いヒトビトに、もっともっとしてもらいたい、と思います。

便利な世の中で、生きる気力を無くしているヒトビトが沢山いると聞きます。少しくらい不便な方が、生きる気力は枯渇しないものなのではないでしょうか。

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この写真の右端に白いものが写っているのですが、これは芋畑にいたお婆さんの頭です。声をかけるのも憚られるほど、もう殆ど畑と一体になっているように見えました。けっこうなお年だと思いますが、いつもこうやって畑にいて、芋を作ったりしているんだなぁ、と思うと、人間の力ってスゴイと思います。

この農地の調査結果を10月中に提出したら、今度はその「街づくり協議会」での「空き家調査」が始まります。こちらも担当しておりますワタクシです。

なんとか田舎で暮らす若いヒトビトを増やしたいのです。

だって、楽しいんですよ!特に自然が好きなヒト、動植物が好きなヒト、人間がキライじゃないヒト、には楽しめると思います。

楽しむ方法にもよりますが。

いつもいつでもおススメいたします。









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by sanahefuji | 2014-10-29 15:29 | 農業 | Comments(0)

玉入れの流儀

今日は、小学校と中学校と町内の合同運動会でした。

昨年から学校と町内の運動会が合同になったのですが、今年はワタクシ達がここに来て以来初めての体育館での運動会でした。

昨日までピカピカの晴れマーク、日中は暑いくらいだったのに、今朝からドシャメシャの雨、しかもすぐ近くに雷まで落ちるという、とんでもない朝で、結局体育館での開催になってしまったのでした。

子供達が設営を頑張った運動場のテントや入場門が悲しかったです・・。

体育館での競技は限られていることから、昼には終わってしまい、お弁当も各自で、となって、昔から運動会が大好きなワタクシは、なんとも寂しい限りです。いや、子供達の方がもっともっと残念だったと思うけど。

それで、家に帰って弁当を食べるのもナンだから、小学校の田んぼの横の「カッパ公園」で食べました。
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毎年同じ写真か、というくらい、たいして変わり映えのしない弁当です。ブロッコリーやミニトマトを入れるところが俗っぽいと思いつつ、ワタクシはそのような俗っぽさに憧れの気持ちがあるようだ、ということに気がついたり。海老フライは、例の「マダガスカルの海老」の時に食べたので、魚のフライに変更して、五島なら安くて美味しい魚がたくさんあるので、海老フライである必要はなかったんだなぁ、と思ったり。

よその3世代家族のお弁当などは非常に立派なので、ワタクシはじっくり拝見してみたいと常々思っていて、写真に撮ったりしたら面白いだろうなぁ、ということは前にも書いたかもしれません。本当に記録したら面白いと思うけどなぁ。

面白いと言えば、昔の運動会のことも記録しておきましょう。

都会の学校の運動会は違うかもしれませんが、田舎の学校の運動会というのは地域の「お祭り」なのです。

それで、学校も地域も相当に手間暇かけて準備していたと思います。

例えば、今もあるけど並べられたお菓子を幼児が取りに行く、という競技(?)。今は、お菓子が入った袋を並べているだけなのですが、ワタクシが子供のころは、先生が白い紙に日の丸を朱で書いて一枚ずつ日の丸を作成し、それを誰かが山から採ってきてくれた細い竹に巻きつけて旗を作り、さらにその旗に風船を2個くっつけて、それにお菓子の入った紙袋を下げる、といった手のかけよう。
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そしてそれを並べて、子供達が取りに来るのですな。このように。

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とってきました。30数年前のワタクシ。子供にとってはこの旗が重く、その時の持ち重りのする感覚を、ワタクシは今でもはっきりと覚えているのです。コレ、現代バージョンの紙袋だけではそこまでの感覚が残らないかもなぁ。

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昔の校舎では、運動会の時には窓枠を外して、桟敷みたいのを作って観覧できたので、これもまた楽しかったのです。この特別感、まるで舞台でも見るような感じじゃありませんか。

ワタクシは本当に運動会が好きでした。

そして、運動会については一家言あるワタクシがどうしても、これは昔の流儀でやって欲しい、と思うのが「玉入れ」。

それも「玉入れ」の競技のやり方などではなく、モンダイはその玉の数え方なのです。

今頃はなぜあのように、玉を取り出すのが間に合わないくらいポンポン数えて、しかも、玉を美しく投げないのか、というのがどうしても納得いかないワタクシ。

玉入れの玉をカゴから取り出して数える時には、心を込めて一つ一つ、お手玉の流れを汲むようなやり方で投げなければならないのです。そのためにはある程度、落ち着いて数えなければなりません。「ひとーつ、ふたーつ、みっつ・・・」というように。

そして、これが最も大事なことですが、最後の一つの玉は、あらん限りの力でもって、秋の空に垂直に、高く高く投げなければならないのです。

ワタクシがまだ玉入れに参加している位の低学年の時、玉を取り出していた中学生のお兄さんが、最後の玉を高く高く放り投げた時の肩の形、空に吸い込まれるように高く上がった玉の様子と共に、これまた本当にハッキリと覚えていることなのです。年上のヒトって本当にスゴイ、と、自ずと目上の人に対する敬意まで生まれてしまう、という、たかが玉入れ、されど玉入れなのであります。

玉を数える時にも、それなりの美学というものがあるのですな。それでこそ、全体が絵的にも非常に美しいものになる、というわけです。

などとウンチクを垂れていると煙たがられてしまいますから、ここにこうして記しておくに留めます。

こういう昔の運動会の話なども、おそらく、記しておかないと、誰も知らない話になってしまうんだろうなぁ。

貴重なことです。








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by sanahefuji | 2014-10-26 16:25 | 子供時代の思い出 | Comments(0)

歩いて暮らしたい


前回、地域の農地調査の時に感じたことを、いつかゆっくり書きます、なんて言いながら、多分そのまま忙しくて書かない、というパターンになってしまうので、ヘンな時間に起きたついでに、それについて書こうと思います。

地域の農地を、前任の農業委員さんのやり方で回っていた時に、ワタクシは本当に重大なことが今まで見えてなかったことに気がつきました。

それは、かつてヒトビトは歩いて暮らしていた、という当たり前の事実です。

現代社会は田舎は特に車社会なので、ワタクシ自身も知らず知らずのうちに車で移動する世界しか見てなかったんだ!ということが、本当に衝撃でした。

農地から農地のつながりを見ると、それをつなげる道がこの地域の中の小さな集落へ続いていく様子がよく分かるのです。それは、車の通る大きな道からは見えないつながりで、ワタクシが今まで認識していた、大きな道路を中心とした世界は無機的な冷たい感じで、いまいちつかめていなかった、ヒトビトの暮らしとか、この土地の歴史などなどが、農地を回るうちに何かこう温度を伴ってワタクシに迫ってくるような気配を感じたのでした。

そうか、そうだったのか、ヒトはテクテク歩いていたんだ、川沿いの田んぼから田んぼへ、山の畑から畑へ、そしてここの集落があっちの集落にこんなふうにつながっていったんだ、という発見は、ワタクシにとって、いろんな問題を考える上で重大なことであった、と思います。

農業を始めとする第一次産業が衰退して、田舎がさびれていくこと、美しく趣のあるものが消えていくこと、人の心がぱさぱさに乾いて荒れていくこと、などなどは、何もかもつながっているんだなぁ、ということも見えてきます。

ワタクシが子供だった頃、既に学校は複式学級であったけれど、まだ存続していて、それはそれは楽しい学校だったし、地域の中には小さな店が何軒かあって、お菓子を買ったり文房具を買ったりは出来ていたし、定期船で町に出てウロウロするのは本当に楽しいことだった、と記憶しています。

ところが、今は学校はなくなり、店も一軒もなくなり、定期船は廃止(代わりにバスが通るようにはなったけど不便です)、そして、増えたのは、駐車場と車。

豊かで便利な世の中を誰もが望んでいたとは思うけれど、望んだのはこんな未来だったわけじゃないと思うのです。

普通に歩いて学校に行けて、歩いてお店に買い物に行ける、そんな子供時代がワタクシの故郷では過去のものになってしまっているのです。

なんでかなぁ、とずっとずっと考え続けていて、どうすればいいのかなぁ、とずっとずっと考え続けています。

今住んでいる地域では、幸いまだ学校はあるけれど、お店がありません。え、「かたし」は店じゃないのかって?

うーん、普通の店じゃないのは確かです。

住んでいるヒトに必要なのは「普通の」店なのです。つまり普通の店とは、毎日開いていて(これ重要)、生活に必要なものが入手できる、ということです。

そもそも週に一回しか開かない「かたし」は普通の店にはなりえないわけなのですが、「かたし」が持っている大切なものは良い商品なのはもちろんなのですが、実は一見ムダに見える時間と空間、曖昧さ、です。よく言えば、それを「ゆとり」と呼ぶのかもしれません。ダラダラと喋ったり、お茶飲んだり(タダです!)、子供がバタバタしていたり、誰が店員なんだかお客なんだか分からない、といういい加減なところ、それが短所のようでいて、実は「かたし」の最大の長所であった、と思います。

「かたし」がなくなってしまうのは残念ですが、それは何かまたそれと代わることがいくらでも出来ると思っています。それよりもワタクシとしては、本当は地域には「普通の」店があるべきだ、と常々思っていたのですが、そういう「普通の」店を個人でやるのは大変なので、何かもっといい方法で実現していけないものか、と考えています。

そして、理想を言えば、そういう「普通の」店の中に、「かたし」的なスペースを設けて、地域のヒトビトが作ったものも売れて、お茶飲んだり喋ったりできる空間もある、というのがいいですね。そういう地域の憩いの店、できるといいなぁ。それはただの夢ではなく、ぜひとも実現したいものです。

それも夢じゃない、と思えたのは、この本を読んだおかげでもあります。
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なつかしい杉田先生(帯広畜産大学の教授であられます)!のお名前をみつけて即行借りました。この本の中に、いろんな地域の取り組みが載っていて、そしてまた先生の熱い情熱が伝わってきて、勇気づけられました。

先生は、広大な車社会の北海道に住んでいながら、車を持たずに生活している、という筋金入りのヒトなのですが、そのような哲学を貫く(実際哲学者であられますからね)先生の姿勢をワタクシは大変尊敬しておるわけなのです。

とは言え、ワタクシは農家ですから車ナシの生活はとても考えられず、つい2日ほど前に、新しい(といっても中古ですが)軽トラが来た!と言ってはヨロコンデいるような者なのですが、地域を変貌させた車社会の罪、についてはやはり複雑な思いがいたします。

そうそう、軽トラの話。

前の軽トラは、10月が車検だったのですが、9月くらいからとうとう運転席のドアが外れて(!)、開けるとドアが落ちてしまうので、とりあえず固定して「運転席のドア開閉禁止」の状態だったのです。

だから、常に助手席から乗り込まねばならず、タイヘン不自由な思いをしておったわけです。

で、先日車検に持って行ったら、もうこのドアは直せない、と言われて、代わりの軽トラに乗って帰ってきた夫。

「運転席から乗れるってことは夢のように楽だ!」とのこと。

新しい軽トラは、今までのと比べたら随分と上等な軽トラでしたが、非常にお安くしていただいたのです。

なんだかんだ言っても、こんなワタクシ達に良くして下さるヒトが多くて、五島はやっぱりいいところだ!と思ったことでした。

燃費の悪い車に乗り続けることは、エコに反するかもしれませんが、それでも物を最期まで使い切る、ということは、けっこう大事なことではなかろうか。

ワタクシは、いろいろなものをできればそうしたい、と思います。

そして、自分自身の体とか頭などなども使いきってから死ねるといいなぁ、なんてことも思います。

そのためにはせっせと動かねば!

と言いつつ、この時間・・・・もうひと眠りしたいところです。















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by sanahefuji | 2014-10-25 04:28 | 雑記 | Comments(0)

かたし あと14回

こんにちは。

10月もあと1週間で終わってしまいますね。

なんだか慌ただしく時間が過ぎていきますが、10月はやっぱり良い季節です。

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これは、先週の木曜日に稲刈りが行われた、小学校の田んぼなのですがね、なんといってもお米が実った田んぼって美しいじゃありませんか。それだけでも良い季節です。

小学校のすぐ脇に川があって、そこで休み時間なんか遊べて、その近くには田んぼと芋畑が隣接していて、米や餅米、サツマイモを作って、餅もついて「ゆでカンコロ」も作って五島の郷土食「カンコロ餅」を作ることが出来る小学校、というのは本当にスゴイのです!

ワタクシは、わが子供たちの通う、この奥浦小学校を自信をもってお勧めしたいと思います。子育て中の皆様、ぜひどうぞ!いや、ホントに本気で考えておられる方、相談にも乗りますよ~!

というのも、なんとか子供の人数を増やしたい、学校を存続させたいと願っていて、そのためだったらなんだってする!という覚悟で臨んでおります。本来ならばワタクシ自身が5~6人は産んで貢献したいところでしたが、叶いませんでしたので、あとは勧誘活動に邁進したいと思っております。

ぜひぜひどうぞ、奥浦小学校。ついでに言うと、「平和のばら保育園」もワタクシはとってもいい保育園だと思っています。こちらもどうぞ。



                
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↑刈りはじめ。(田んぼの半分は餅米でこれは前もって刈ってあるので、もう半分のウルチ米から)

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↑そろそろ刈り終わり。

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前もって刈っておいた稲を精米してご飯を炊いてオムスビにする、というのも恒例になりました。

ワタクシは飯を炊いて子供たちにオムスビを作らせている途中で農業委員会の仕事に行かねばならなくて、オムスビを食べることが出来なかったので、非常に残念だったらばですね、帰ったらちゃんとワタクシの分を下さっていたので感激でした。
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塩加減がもう少しでしたので、来年は「塩ムスビ」の指導もきちんとやらねばなるまい、と思ったことでした。塩ムスビはけっこう難しいのです。

最近わが家の子供達はパンをあんまり食べないので、なんでかなぁ、と考えたら、やっぱり新米が美味しいからだろう、という結論に達しました。女が4人いますからけっこうなパン好き家族なのですが、それなのにパンが減らない、というくらい新米は美味しいのです。

計算してみたら、わが家では1か月に35キロ以上の米を食べます。中3(女子)、小5(女子)、小3(女子)、2歳(男子)という構成にしてはけっこう米を食う方ではなかろうか?豊作でヨカッタなぁ。

前にちょっと書きましたが、ワタクシは今期から農業委員になって、9月10月に地域の農地調査をやらねばならないのですがね、それがあまりにも難しいので、前任の方とこの間、半日ほど一緒に農地を回ってもらいました。

その方はもちろん地元の方ですから、どこからどんなふうに回っていけばよいか、というのを的確に教えて下さったのです。

そうやって地域の農地を回ってみると、ワタクシがここにやって来た時には既に完成していた大きな道路、車のための道路、それを中心にした今の地域の姿とは全く違った、小さな道で繋がれた田んぼや畑や家などなど昔の地域の姿がバババッとワタクシの中でも繋がっていくような感覚を覚える、非常に興味深い体験をしました。

田んぼや畑で必死に自分たちの食べる物を作っていたのは、実は今からまだそんなに昔の時代でもないのですね。それが、この数十年でこの変貌ぶり。おそらくどこの地域もそうなのだと思います。

だから、誰にとっても田んぼの風景は懐かしいのだなぁ、となんだかとっても納得しました。

その昔の地域の姿が見えたような体験が、ワタクシにとってはあまりにも大きい出来事だったので、書きたいことはまだまだありますが、そろそろパン焼きに行かねばなりませんので、またいつかゆっくりと記したいと思います。

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美しい、といえば、竹も美しいです。皮も身も、本当にキレイ!「たねわたしの会」も順調です。

「かたし」もあと14回です。

「かたし」の建物を返さなければならないので、少しずつ、片付けを始めたおかげで、最近は家もなんだか片付いてきました。こういうことがないと、ずっとそのまんまだったよなぁ、というような物がどんどん片付くのは良いことです。

きっとまた、別の形の新しい「かたし」も出来ると思います。

ワクワクとする良い季節です。







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by sanahefuji | 2014-10-24 12:39 | 雑記 | Comments(0)

2014年 田吾作部会も無事終了


長雨の夏や週末ごとの台風の影響などなどありましたが、今年の「うとん山農場田吾作部会」も昨日無事に収穫祭を終えることが出来ました。参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

本来ならば、収穫祭(田んぼでの芋煮会)の時に脱穀を終えるところだったのですが、台風の襲来で稲刈りが遅れたため、まだ竹に干されています。稲刈りが終わっていない田んぼも・・・。
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脱穀作業は機械で行います。
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米がコンバイン袋にたまっていく瞬間がやっぱり嬉しいので、田吾作部会のヒトビトには、出来ればこの脱穀作業まで一緒にやってほしいなぁ、と思って、収穫祭と脱穀作業を同じ日にしてみました。

ですが、やっぱり、天気に左右されたり、秋はとにかく行事が多いことから、皆様に忙しい思いをさせているとしたら申し訳ない気もしたりして、毎回のことながら、参加して下さった皆様が楽しんでくれたかが心配になるところです。

わが家で反省会をしてみると、やはりいろいろと不備があったなぁ、とか、もっとこうすればよかった、というような課題がいっぱいみつかります。

でも、この田吾作部会のように、こうして田んぼを体感してもらえる活動というのは、長く続けてこそ意味があるので、よりよくなるようにやっていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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3升あったご飯が残りこれだけに!!

ちょうどわが家で食べる分くらいが残りました。

お米を炊くのも毎回難しく、今回はワタクシ的にはあと少し水分が欲しかったところですが、子供達に言わせると、これくらいの方が美味しいとのこと。好みが分かれるところです。

日常の作業というのは同じことをやっているようで、実は毎回違う、ということが、この飯炊きでは本当によく分かります。

何事も日々精進、ですなぁ。

また来年も田吾作部会、楽しみましょう!

来たれ田吾作!





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by sanahefuji | 2014-10-20 13:24 | 「うとん山農場」のこと | Comments(0)

メシ喰うヒトビト


今日と明日は福江祭りです。

子供達の小学校では今日だけ「ねぶた」に出ました。
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学校の傍の小川などにたくさんいる「カニ」、歩いて保育園に行く時にコータローも見つけてヨロコブ、カニカニカニ・・・そして、これはその名もカニの王者「カニキング」。

学校の稲刈りや農業委員会の仕事、稲刈りの打ち上げや、今日の「かたし」そして「ねぶた」と続き、明日は田吾作部会の芋煮会(収穫祭)なので、小さいけれど里芋を掘ってもらって皮むきしておきたかったのだが・・・今日はもう力尽きそうなので寝る!

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なんせ夫が打ち上げから帰ってきた午前2時から起きているのでね、ワタクシは。なんでこんなにやることがいっぱいあるんだろうと、笑っちゃうくらいなのですが、とにかく一日が無事終わってヤレヤレです。「かたし」がなくなったら楽になるだろうなぁワタシ、と思ったりする今日この頃。

「かたし」の店番から直接「ねぶた」に行ったので、みんなお腹がペコペコ。しかし時間は9時を過ぎている、さてどうする?

と思ったらわが家のヒトビト、お昼の残りを熱々に温め始め、夕方頂いたクロ(メジナ)まで刺身にし始め、こんなしっかりと食卓を整えちゃったんですよ。
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残り物、頂き物、畑の物、と完璧なゴハン。これに汁もつく。しかもワタクシは売れ残りの玄米モチに海苔を巻いて食す。

うーん、なんだかんだ言っても元気ですな、うちのヒトビト。

やっぱり食べ物のおかげですかね。

さて、明日の芋煮と羽釜炊きのゴハンもやるぞー。

じゃ、おやすみなさい。


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by sanahefuji | 2014-10-18 22:30 | 雑記 | Comments(0)

2014 たねわたしの会 その2


今日の竹修行では、竹ひごが午前に4本、午後に4本きっかり出来ました。
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これが午前の部に出来た分。
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こっちは午後の部に出来た分。こころなしか、午後の方が少し雑になっているのは、時間が迫っていて焦って仕上げたからです。

2年目の2回目、竹に向き合う心に随分と冷静さとゆとりが生まれるようになりました。昨年は常に必死、であったと思います。

今年は鉈包丁の角度や腕や手の力加減、竹の繊維の様子などなど、自分が削っていながら、それを第三者のように観察する目が出来た、と感じました。

そうすると、竹かご作りはますます奥深く感じられます。

作業における一定のリズムやスピード、竹の状態、自分の体や心の状態、均一な幅を測る目、などなど、いろんな条件を正しく揃えていくと最終的に竹かごの出来栄えに全てが反映されるというわけですな。うーん、長い道のりだけど純粋に楽しそう!

週の中の貴重な一日の10時から4時頃まで、という時間をこの活動に充てられることにも感謝です。周囲のヒトビトの理解や寛容があってのこと、と思います。

そう思うと、この「たねわたしの会」がワタクシの日常のその他のいろいろなことにも良い影響を与えてきます。

いろんなヒトやいろんなコトを「好きになる」ということはなんて素敵なことなんだ、と思います。

でも、やってみるまではこんなに好きになるなんて思ってなかったわけだから、いろんなことをやってみるのは良いことです。

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作業が終わって裏の竹山から流れてくる水で、手を洗う時の充実感も好きです。

「好き」のパワーは、こういう素晴らしい環境を残すためのこと、それにつながるようなことを本気でやりたい、という力を授けてくれるような気もするのです。







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by sanahefuji | 2014-10-14 23:26 | たねわたしの会 | Comments(0)

台風19号


台風19号、五島は一足先に暴風圏を抜けたようですが、まだ強い風が吹いております。今回の台風は九州全体が暴風圏にすっぽり入っていて、本州も縦断しそうです。今回も五島は台風の西側だったので、まだよかったのですが、東側に位置している地域の皆様は大変だと思いますので、どうぞお気をつけ下さいませ。

昨日は雨が降り出す前に、収穫した後の藁を取り込むため、朝飯前に家族総出で運びに行きました。
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ごはんとか洗濯とかは人数が多いと大変ですが、こういう時は助かります。人数が多いとすぐに終わります。子供でも役に立ちます。
取り込むと同時に雨が本格的に降ってきました。
この田んぼは普通期米の「ヒノヒカリ」という種類の田んぼでしたが、ここも餅米同様、昨年の倍とれました。わが農場の場合、今年が特別よかった、というよりは昨年までが酷過ぎた、ということなのですが、来年以降も良く出来ればたまたまではなく、「ロジカルな田んぼ」の無農薬栽培の技術がここでも多少は確立された、ということになるではあるまいか。

米は一年に一回しかとれないから、米作りもあと数十回のこと、と考えると、一回一回を丁寧に、そして楽しめるといいなぁ、と思います。

少しの作業とはいえ、こうして家族総出で働いたりする時間、というのが財産のような気がしています。

さて、台風です。

家が壊れたりしない限りは、台風が来るといろんなことが中止になったり、ジタバタしても仕方がないことから、実は心身ともにゆっくり休める貴重な時間になってくれます。

それぞれが読書をしたり、お菓子を作ったり、昼寝をしたり、はたまた自分の机スペースの模様替えをしたり、と思い思いにゆったり過ごせて本当にありがたいことです。「休むこと」って大事だなぁ、と思います。

秋は行事が多すぎて、もはや必死でこなすもの、となっているんですね。物にしても行事にしても、少し足りないくらいが幸せなのではないだろうか、と思ったりしています。

ワタクシにとっては、なんといっても台風=読書となっているので、昨日のうちにいそいそと図書館で本を物色してきました。

数冊の小説の他に、なんともトキメク本を見つけて借りました。
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ワタクシは飾り気のない素朴なドイツのお菓子が好きなので、久々にお菓子を作りたい気持ちになりました。最近ではもうワタクシよりも娘たちがなんだかんだとお菓子を作っていて、ワタクシはもっぱら食べるヒト、と化していたのですが、シュトレンの季節もそろそろだし、ここはいっちょ母ちゃんもやるよ、ってとこを見せねばなるまい、などと思っております。が、しかしこの忙しい秋に何か作ることができるかどうか・・・でも作りたいなードイツのお菓子!

そう言えば、台風のおかげで(?)今日初めて新しいNHKの朝ドラを見ました。

ナント中島みゆきが主題歌を歌っているではないか!しかもなんていい歌!

そしてNHK。これは、次に五島市に「のど自慢」が来たら、ワタクシはこれで予選に出るよ、と決意したことでした。

どうぞご期待下さい!?

いやー、いい休日だなぁ。

しかし、台風後の掃除が待っているので、それまでせいぜいゆっくりするとしましょうか。








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by sanahefuji | 2014-10-13 14:31 | 雑記 | Comments(0)

かたし あと16回


遅ればせながら「かたし開店9周年」を祝って明日は朝から「おこわ」を4升蒸かします。おまけに、いつもより早いのですが、餅もつきます。これも4升。

というわけで、今夜はナント8升もの餅米を水に浸けています。

報告いたしました通り、今年は昨年よりも餅米が良く出来て、それは稲束の段階で既に重さが違ったので分かりましたが、実際に脱穀してみると、去年の倍の量がとれました。うーんロジカル!

というわけで、明日は景気良くパーっと「おこわ」を配って、玄米モチも売り始めですよー。

とは言え、今日は「おこわ」などの準備をパン焼きと並行してやっていたら、昼ごはんを食べるのが夕方になってしまいました。しかも2週続けて金曜夜7時からは話し合いだなんてちょっとツライ。

というのも最近のコータロー、夜寝る前に「よんでよんで」と持ってくる本がほぼこの2冊に限定されているのですがね、
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コレ、読んだことあるヒトは分かると思いますけど、寝る前に読んで聞かせる本にしてはけっこう長いんです。

だから、これを全部読んだ上に、さらにコータローが完全に眠ってしまうまで横になっていると、ワタクシもほぼ毎回寝てしまうわけなのです。ここんとこ週の3回か4回はそのまま寝てしまうパターンで、忸怩たる思いと中途半端な睡眠で非常につかれます。

で、今朝もそのパターンで2時に目が覚め、「あぁどうしよう起きなきゃ起きなきゃ」とウダウダして4時にやっと起き上がった、という一日の始まりであったのです。そんなわけで長い長い一日でした。

来週こそはしっかり寝る体制で絵本を読んで、スッキリと早く起きるぞ、などと決意しておりますが、どうなんでしょうかね。

こんなふうに、「のび太」並みに即眠れるワタクシでも、例えば更年期などにはよく聞くように眠れなくなったりするんでしょうか。あるいは年を取ると眠れない、という話も聞きますから、これだけすぐ眠れることが懐かしくなるのかもしれませんね。

とはいえ、目下のところの目標はいかに起き上がるか、あるいは自分も寝る準備をしてから寝かしつけにかかるか、ということに尽きます。

実に低レベルの目標ですが、ガンバリマス。

明日の「かたし」もどうぞヨロシク。

そうそうそれから台風が、ひどくありませんように!







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by sanahefuji | 2014-10-10 23:13 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)