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2014年 徒然なるままに


今年最後の「かたし」も昨日、無事に終了。

週に一度のこんな小さな店でも師走には売り上げがグーンと伸びます。

昨日は昼までに「ふくれもち」や肉まんは完売。パンも早々に売り切れ、野菜もほぼ完売、でした。

そして、先週「ご自由にお持ち帰り下さい」コーナーに大量入荷した毛糸、あっという間に3分の1以下にまで減りました。世の中には編み物上手なヒトビトが大勢いるんだということを知りました。みんな自分で編んだ帽子とかマフラー、などなどを見せて下さいまして、それがまた素敵なんです。

なんともウラヤマシイことです。

「お父さんに帽子ば編んでやろうかね」と言って、紺色の毛糸を3つ4つ持ち帰った方は、「自己流なんですよ」と仰る素敵な茶色の帽子をかぶっておられました。

こうして、燃やされようとしていた毛糸が、誰かの帽子になったりマフラーになったり、はたまたベストかセーターか、そういうの、素敵なことだと思うなぁ。経済成長のためには、新しいものを買って、捨てて、また新しいものを買って、捨てて、を繰り返した方が数字が上がるんでしょうけれど、それが「成長」とは言えませんよね。

「かたし」には手作り大好きなヒトビトがいっぱい来るのですが、竹カゴの師匠の奥様もその一人。毛糸があるんですよ、と話したら、早速もらっていこう、という話から、自分は編み物をして余った毛糸、クズの毛糸ではモップを作るんだ、という話になり、ワタクシ達がそれを見たい見たい言うもんだから、家からとってきて見せて下さいました。

それがコレ。
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かわいい~!スゴイ!!

と大絶賛。柄と内部の横木は師匠に作ってもらい、柔軟な可動域がちゃんとあり、しかも取り外して洗濯可能、ということで女性陣はますます感心して感動したのでありました。

モノを無駄にしない、ということだけでなく、見目麗しく、しかも使いやすいモノを自分で作ってしまう、というバイタリティに脱帽です。

こういう暮らしの知恵や物の交換の場でもあった「かたし」がなくなるのは本当に損失なので、あらゆる手をつくして地域にそういう場や流れを作らねば、と改めて思った次第であります。

この「ご自由に」コーナーには、また最近、洋服もいっぱい持ち込まれて、昨日はそれを広げて見ながら、自分では絶対に選ばないような洋服をあえて着てみる、とかして、みんな来年はイメチェンすれば、なんていう話をしながらわいのわいのと洋服を見るのも楽しかったです。

茶色の肩からはおるようなベストを見ながらハルさんが「こういうの着るとマタギっぽくなるんだよな」なんていう話から、ホントだ、山小屋の囲炉裏端で胡坐かいて鉄鍋から木杓子でシシ鍋(いやマタギだからキリタンポ鍋かな)でもすくって食べてそう、などと大笑いし、そして、洋服に関心が高いヒトビトは、本当に上手に自分に似合うものを選んでオサレに着こなすもんだよねぇ、と感心したのでした。

そんなこんなで、昨日も楽しい「かたし」の日になりました。

そして今日は朝から正月の餅つき。
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約1名を除いて、キレイな丸餅を作れるようになりました。

大掃除もハナが部屋割りまで書いて、計画的に進めてくれているし、で、お正月準備も随分と楽になったなぁ、と思います。

ありがたいことです。

今年は「役年」のワタクシは、家を空けることがとにかく多く、家事や農作業に関しては「忸怩たる思い」というのが正直なところなのですが、それでも、そのおかげで家族が家事を分担してくれたり、コータローの面倒を見てくれたり、でお互いの成長のためになったのではないか、と思います。この「成長」は本物の「成長」だなぁ。

年初めに立てた目標の達成率は・・・うーん、70%くらい、かな?

それでもみんな、元気に過ごせたし、いい一年だったと思います。

来年は、年初めからワタクシには島外出張が3つくらい立て続けに入っているので、公的なお仕事も私的なお仕事も、大きな動きがあるような予感がします。

それに向けて、ピシッと気を引き締めたい年末ですが、日曜日はいつもそうであるように、「かたし」の疲れが出て、動きが鈍くなっております。

のろのろとしておりますが、お正月準備、気を抜かずにやっていかねばなりません。

ま、明日から本格的に、ということで。

それでは、皆様も年越し、お正月準備、ガンバッテ下さいませ。










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by sanahefuji | 2014-12-28 13:52 | 雑記 | Comments(2)

かたし あと5回

今年の「かたし」は明日が最後。

それから、あの「かたし」の建物の中で、土曜日開店のお店をするのも、お茶を飲んだり喋ったりできるのも、残すところあと5回、となりました。

きっと最後(来年1月31日)まで今まで通りなので、本当に終わってしまうまでは実感が湧かないかなぁ、という気がします。

何しろ、2005年の10月1日の土曜日に開店して以来、土曜日が正月にあたった時以外は休まなかったわけだから。初めての経験なのです。

ワタクシの母親はワタクシが子供のころに亡くなったので、ちょっと違うんですけれども、8年前に父親が亡くなった時に、「親はずっといるものだと思っていた」ということを強烈に思ったのですが、それと似ているような感じです。

つまり「かたしはずっとあるものだと思っていた」ということです。

お葬式の会場の玄関の外にある看板に「故○○(父親の名前)」とデカデカと書いているのはとても不思議な光景で、少しも実感が湧かなかったことをよく覚えています。

人間の場合と比べるのもおかしいかもしれませんが、近い存在だとそういうふうになるのかもしれないなぁ、と思います。

そして、月並みですが、亡く(無く)なっても、そういう存在というのは、きちんと自分の中で生きている、ということも同じです。

生きている、活きている、どっちでもいいんですけど、そういうことです。

話は変わりますが、昨日わが家にお刺身を持って来てくれた方がありました。
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その方は、釣ったのではなくて「突いた」魚です、と言って持って来て下さいました。ブリの子供だそうですよ。そんなの突けるんだ!とビックリ。恐るべし五島のヒト!

お刺身があると、食卓は一気にご馳走になります。子供達も大好きだし。そしてその瞬間、他は簡単メニューに決まり。

大根を畑から抜いてきて、チンゲンサイもとってきて、農場の卵ももちろん採れたて。活きのいい魚、野菜、卵がそろって、カンタンだけど、美味しい晩御飯。

活きている、活きがいい、活かす、などなど、そういうのがキーワードの「かたし」です。

今の建物の「かたし」はあと5回ですが、またまた古い建物を「活かす」取組みは始まり、新しい「かたし」が生まれ、ワタクシ達の今までの経験などなどいろいろが「活きて」くると思います。

泣いても笑ってもあと5回!

2014年最後の「かたし」もどうぞヨロシク!





















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by sanahefuji | 2014-12-26 23:15 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

真夜中の仕事再び

クリスマスが近くなるとわが家ではサンタさんへの注文書(?)が張り出されます。
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真ん中の落書きのようなものはコータローが書いたものです。「ハナちゃん書こう」とか言って、ハナと一緒に書いてました。ハナの通訳がついてます。「黄色の車が欲しいです」とのことです。

これは一昨日くらいに行ったお店のおもちゃコーナーにあったのを見て欲しい欲しいと言っていたものです。しかし、値段を見てゲゲッと思ったのと、フリーマーケットで姉達がやたらとミニカーやらリモコンの車やら買ってきて、車はもう家にいっぱいあるので、多分サンタさんは別のものを持ってくることでしょう。

そして多分、それでもコータローは喜ぶと思います。単純なので。

プレゼントのみならず、この時期にはあちらこちらからお菓子を山ほどもらいます。めずらしいお菓子も頂きました。なんと冷凍で届いたのです。マカロンというやつです。ワタクシは初めて見ました。

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今日はケーキまでもらって、さすがに今日は食べられないので明日にしようか、ということになりました。この色とりどりのお菓子もほんの少し食べただけで、また明日、となりました。

恵まれている、と思います。恵まれすぎかもしれません。本当は、足りないところに回せるといいのだけど、と思います。

でも、少しずつ、ありがたくいただきます。

シュトレンは売り切れてしまう前に少しだけとっておきました。12月3日と17日に作った分をとっておいたので食べ比べ。3日の方が断然美味しいです。やっぱり時間をおいた方が良い、ということがまた今年も確認できました。

今年もシュトレンをガンバッテ焼いたので、サンタ業務もなんとか無事終了。

タイヘンではあるけれど、それにも増してサンタ業務は楽しい仕事。

自分がせっせと働いて稼いだお金で、誰かを喜ばせることが出来るという充実感、これ、やっぱりサンタ冥利に尽きるなぁ。

そのように考えると、受けるより与える方が幸いである、というお言葉もナットクですね!















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by sanahefuji | 2014-12-25 01:38 | 雑記 | Comments(0)

輝く一年

今日はようやく行事のない日曜日がわが家におとずれて、みんなで揃っての朝ごはん、楽しいお茶の時間、子供達が中心となって準備する昼ごはん、などなどゆっくり食べられました。それが無性に嬉しいワタクシです。

一時のワタクシの片付け熱は、11月頃からの各方面の役仕事のあまりの多忙さに、すっかり鳴りをひそめた感がありますが、頭の中が整理された感じは継続中で、来たるべき「かたし」の引っ越しの日に向けて、再び「お片付け」の日々に備えています。

それにしても、今の日本で、まだ使えるものが無残にも捨てられて焼却されたり、再生の道をたどらずに、ただのゴミとして処理されている物の多さを考えると、やはりボー然と立ち止まってしまいそうになるワタクシです。

とは言え、わが家でも、普段は買わずに90%くらいは「お下がり」で済ます衣料品を、この時期には特別感を持たせるために、プレゼントとして新しく買ったりします。肌着とかパジャマとか、靴下や手袋などなど。新しいモノを買うのは、やっぱり楽しいし、嬉しいのですよね。

しかしながら、本屋さんには「お片付け本」の類が書棚にズラリと並んでいるし、「実家の片付け」が雑誌の特集になっていたり、とにかく物が多すぎてみんな困っている、ということは間違いないようです。

住む人がいなくなった一軒の家を丸ごと片付ける、というのは本当に大変で、使えるものは多いけれど、それを分類する手間も時間もないために、その多くが焼却場に持ち込まれて処分されたりしています。

そういう事態は、今後どんどん多くなると思われます。

「かたし」に時々来て下さるお客さんの実家も、取り壊すにあたって、物を片付ける、というので、餅米を蒸かしたりする木のセイロや、木のモチブタ(ムロブタ)、などなどはもらってきていましたが、昨日、大量の毛糸もとりあえず「かたし」に貰うことにしました。もちろん「ご自由にお持ち帰り下さいコーナー」に、です。
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今日にでも燃やされるところであったのですが、ひょっとして欲しいヒトもいるかも、といって大工さんに持って来てもらったのです。

大量にありますので、編み物をされる方、毛糸が欲しい方は「かたし」へ来て物色して下さいませ。

この「かたし」の建物、自分たちが住ませてもらっている空き家、使わせてもらっている農地、毎日集める生ゴミ、家族の洋服、物などなど、使われなくなったもの、捨てられようとしていたものを活かす、というのがワタクシ達の基本理念とでも言えるものではありますが、だからといって、新しい素敵なものを買うこと、作ること、を否定しているわけでは決してありません。それはそれで、誰にとっても純粋に喜びであり続けると思うので。

ただ、ワタクシとしては、天寿を全うせずに捨てられるモノ達があまりにも多すぎるのは可哀そうに思えて、せめて自分の出来る範囲で、少しくらい古くてもカッコ悪くても使おう、と思うことが多い、というだけのことです。それにしたってたいしたことはやってないのですが。

誰にとっても快適なのは良いことだし、それを追及するのも自然です。

ただ、今ここにある、快適でないモノをどうする?

ということで、悩める多くのヒトビトがお片付け本にすがるのではないでしょうか。

捨てる、というのが一番簡単な方法ですが、他の選択肢も迷い悩みながら模索していきたい、というのが今のところのワタクシの考えです。モノを粗末にしている罰当たりなワタクシ達、ということは決して忘れない方が良い、と思います。

そういう点で言えば、「かたし」の「ご自由にお持ち帰り下さいコーナー」の継続で、相当の量のモノが動いたので、今年の「かたし」事業の中でもなかなかヨカッタ事ではないか、と自画自賛しております。ただし、それは経済成長という点ではマイナスに働くことでしょうけれど。

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今年の漢字、アサの場合。

ちなみに、ワタクシ達の地域では今「まちづくり」の理念を考えている途中でまだ決定していないのですが、ワタクシが部会長を務める地域振興部会で考えた案は

「幸福度 日本一! 世界に輝く♡おくうら」

というものです。

小さく収めずに、ホラを吹くくらい大きく出て下さい、というコーディネーターのお言葉を鵜呑みにしてのことですが、ワタクシ的にはコレ、なかなかいいと思っているんです。なるべく行政の標語っぽくない方がいい、と思ったので。

それに、幸福度というのは人それぞれで決まるものだから、それぞれの価値観を尊重しよう、という意志も含んでいるところもいいなぁ、なんて。

アサの今年の一字のように、自分で「輝いていた」と誰もが思えれば、「幸福度 日本一」も夢じゃないかも、と思いました。

目立たなくとも静かにキラリと光る、そういうことはけっこう誰の身にも起こり得る、そんなふうに感じることが多い一年であった、とワタクシも思います。














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by sanahefuji | 2014-12-21 14:39 | 雑記 | Comments(0)

もういくつ寝ると・・・


この一年を漢字一字で表すと・・・サトの場合。
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なんだか、字も楽しそうで、何よりですね。

さてさて、ワタクシの一年は漢字で表すと何だろう?やっぱり「役」?いやいや、それじゃつまらんなー。

それはともかく、「かたし」には竹カゴの新作が入っております。
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やはり師匠のカゴは美しい~!買い物カゴやお出かけのカゴに良さそうです。残り少ない「かたし」の日々ですから、今のうちにどうぞ。

そして先週、毎年大量注文して下さる方のために搗いた赤米餅や黒米餅の余りを「かたし」に出したら、それが思わぬ人気であったことから、搗きました。本日餅搗き5回!
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上から赤米餅・黒米餅・玄米餅の三食パック、いっぱい作ってみました。お正月用に、あるいはご贈答用に、ちょっとした手土産に、と、年末年始にぜひお使い下さいませ!

ちなみに赤米餅と黒米餅は玄米餅ではなく白餅です。玄米餅より柔らかいです。

こうして少しずつお正月に向かっていくのはやっぱりワクワク楽しい感じがしますね。

そしてワタクシは禁断の本を借りてしまいました。
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今日、作業をしながらパラパラ読んでいたら、マズイ!ハマる!やめられない!しかもこれは長編小説ですから、この忙しい年末に手を伸ばしてしまってはタイヘンなことになる!とパタンと閉じまして、正月まで封印することに。

久々、読み応えのありそうな本です。最近の本ってすぐに一冊読めてしまうのが多いではないですか。面白くてもすぐに終わってしまうのが残念です。だから、こんなに厚みのある本だと非常に安心です。

お正月!

楽しみです。

その前に、正月3日の土曜日の「かたし」を休む分、この年末で稼がねばなりませんから、シュトレン、パン、お餅、米などなど、せっせと売らねばなりませぬ。

皆様、年末の「かたし」も何卒よろしくお願いいたします。








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by sanahefuji | 2014-12-19 23:28 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(2)

2014 たねわたしの会 人生は竹カゴの如し


今シーズン2つ目の竹カゴを編んでおります。

長い竹を四つ割にして、それを半分また半分、そのまた半分、というふうに割っていって、竹の表面の緑色をした皮の部分をキレイに磨いた後に、その皮部分と、内部の白い身の部分を分けていって、薄くて長い「竹ヒゴ」を作るのが前段階。

その「竹ヒゴ」が、カゴ一つ作れそうなくらいにたまったら、カゴの骨組みになる長さの竹をまた割って割って割って磨いて、皮と身の一対のものを、そのカゴに必要な本数だけ作ります。

ワタクシの今シーズンので言えば、縦6本、横10本の計16本です。

そして、それを組んで、底になる部分に竹の筋交いを入れて、その後ようやく「竹ヒゴ」を編んでいきます。

その時につくづく思うのが、一つ一つの作業の良し悪しが、全体に影響を及ぼす、ということです。

「竹ヒゴ」が薄すぎたり厚すぎたりすると、非常に編みづらく、そして角の部分が乱れます。曲がり角を美しくするためには、前々からの仕事を正確に美しくしなくてはなりません。

そして、また竹の節目節目、というのは皮と身を外す時も編む時も、そこは非常に折れやすく難しい箇所なので、注意が必要です。しかし、そこを越えれば後は楽に感じられたりもします。

編みながら、何故ワタクシはこの「竹ヒゴ」をもっと丁寧に作らなかったのだろう、ということを思います。その「竹ヒゴ」を作ったその時に、出来上がりをよくよく見て、削ったりして厚さや幅を整えておけば、ずっとやりやすく、また美しくなったものを!と思います。

しかし、後戻りは出来ませんから、やりにくくてもそのまま編み進めるしかありません。

それでも進んでいくのです。

すると、もっとこうすればヨカッタ、ああすればヨカッタ、ということが次々と出てきます。

その全てをやり直すことはできなくても、気づいた所から全体がより良くなるように調整していくことはできます。

そして、例えば骨組みを誤って折ってしまった、という場合でも継ぎ足していくことが出来ますし、「竹ヒゴ」の節目で折ってしまった、という時にでも、新しいヒゴを継いでいけば良いのです。

角が開き過ぎた、という時にでも、編みながら骨組みの位置を少しずつずらしていくことが出来ます。

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そして今日はここまで出来ました(左。右は昨年の第一作目)。

うまくいかなくて不揃いなところも、たまたま惚れ惚れするほど美しくできた箇所も、すべてが重なって、一つのカゴになっていく。

そんな編み目の一つ一つをじっくり眺めていると、ワタクシはなんだか泣きたいような気持ちになる。

人生ってなかなかいい、

そう思うなぁ。












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by sanahefuji | 2014-12-16 23:15 | たねわたしの会 | Comments(0)

かたし あと6回


先週は日中も夜もいろいろぎっしり予定が入っていたので、フーフー言いながらも、「一人の人間が一日にできることってけっこうあるんだなぁ」と我ながら感心しました。

完璧にはできませんが、一つずつ終わらせていくと心地の良い安堵感に包まれます。

木曜日、締切ギリギリになって学校の広報紙の原稿を書きつつパンを焼いていたら、(↓このように)
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ついつい原稿に夢中になって、パン生地が発酵し過ぎて、全粒粉のパンがセンベイ状態に!しかし、100円で売ったら売れました。損失は出ましたが、ま、食べてもらえるだけヨシとしましょう。

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原稿ってのは、稲刈りについてだったので、ついつい力が入ってしまったのです。前にも書きましたが、学校田吾作活動、というのがわが農場ではかなり重要な仕事ですから、パンの一つや二つ、失敗したからってどうってことないのです。

さて、その夜に広報委員で集まって、刷り上がった原稿をパチンパチンととめてハイ一丁上がり!とすぐに終わると思っていたら、ここでもまたモンダイが発生。人生と同じく、物事はやってみなければ分からないことも多く、思い通りにいかないことが多々あるのです。しかし、先生方の機転及びご尽力のおかげで無事に出来上がりました。ありがたいことです。

その後は「かたし」に集っていた愉快な面々の飲み会に顔を出したら帰れなくなり、結局最後までいて片付ける羽目に!これは自分自身の意志の弱さが招いた事態ですから仕方ありません。

金曜日もカゴにいっぱいやることを詰め込んで、「かたし」へパン焼き出勤。この日は寒くてパン焼きも時間がかかり、さすがに夜の用事は欠席。それでかなり楽にはなりましたが、後ろめたさは残ります。役年はツライよ、ですな。

土曜日は保育園のお遊戯会、午後からは「かたし」最後の記念写真の撮影、そして夜には忘年会もあって、次の日はバレーの新人戦の応援&子供達の合唱団の出演などなどで時間制限キビシイ中、ダッシュで「かたし」を片付け、せっせと掃除機かけて走るように往復して物を運び出して家に置くと、そのまま中央体育館に走り、帰ってきたらヤレ制服のネクタイの位置がダメ出しされたから、と、スナップボタンの付け替えだなんだとバタバタして今度は文化会館へ。

ふー。

師走ですな。

また今週も昼夜を問わず、いろいろありますが、そして今日はまだ3回分の洗濯物も干してないのですが、今年のシュトレンの味見をかねてお茶でホッと一息。
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「高い」という声もチラホラ聞こえたりして少しメゲそうになりますが、なんのなんの、この中に凝縮された手間と時間と厳選された材料を考えれば・・・そして、肝心の味はどうかと言いますと・・・・美味しい~!!

やっぱりなんとも言えない贅沢なお味でございました。うん、高くない!

自画自賛ですが、本当です。

シュトレンは残すところ、今週20日の土曜日のみの販売となりました。
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来年のクリスマスまでに加工施設が出来ているかどうかは分かりませんので、ぜひとも今年のうちにご賞味下さいませ。

年に一度の贅沢なお菓子です。

ちなみに、今年の「かたし」は27日の土曜日まで営業いたしますので、どうぞヨロシク!







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by sanahefuji | 2014-12-15 11:46 | 雑記 | Comments(0)

かたし あと7回


本日もシュトレン、焼けました~。
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そして、地味ですがクリスマスのイルミネーションも登場した「かたし」です。

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この地味さ加減が好きなのでもう一回載せちゃう。

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ドイツの農家のお母さんにもらった雪だるま&ハルさん作の「かたし」皿。この組み合わせも毎年のことでしたが、この窓から見るのは、今年で最後です。

この窓に初めてクリスマスの飾りつけをした時は、本当に本当に嬉しくて、内から外から何回も見ては、「いいなー」、通る度に「いいなー」と言っていたものです。

だって、それまでは真っ暗だったのですから。

昨日、「かたし」が開店して第一号のお客さん(誰かの知り合いとかでないお客さんということです)から電話がありました。「かたし」が閉店する、と聞いて「お父さんがショックを受けてしまって・・・」ということで電話を下さったのです。今は五島にはいないので、久しぶりにいろいろ話して、そして思い出話にも花が咲き、近況に笑い合い、懐かしい楽しい会話をしました。

「かたし」初期の頃は、宴会をすると赤ちゃんとか幼児たちが10人くらいわらわらといて、なんだかお遊戯会みたいなことになっていたりしたなぁ、と懐かしく思い出しました。

本当にこの「かたし」のおかげで、たくさんの楽しいことや、いい出会いがいっぱいあって、豊かな時間を過ごせたなぁ、と思います。すごい財産です。

そんな「かたし」もあと7回ですよ~。

ぜひぜひ来て下さーい!









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by sanahefuji | 2014-12-10 22:41 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

今年の定演


今日は合唱団の定期演奏会でした。

昨年、ブログに反省事項を書きました→定期演奏会の個人的反省

それをきちんと活かせているか検証してみましょう。

作年の一番の反省点は、「寒さ対策」を疎かにして本番に声が出なかった、ということでした。それで、今年はあのキラキララメラメの化繊の寒い衣装の下に、半袖シャツを2枚&ババシャツ1枚、合計3枚も着込みまして、さらにワタクシはキライというか苦手なんだけどそうも言ってられないと、「貼るカイロ」というやつを気管部分と下丹田部分、及び腰に貼りつけて上半身が冷えて固まらないようにしました。足はもちろん2重3重に完全防備です。

すると、やはり作年とはかなり違って、寒い日だったにもかかわらず、体がポカポカとして声もまぁまぁ出たと思います。

しかしモンダイは別のところにありました。

後頭部あたりから、かなり適当というか間違った音及びリズムの歌声がビシビシと聞こえてくるので、なんとか余韻にマシな音を響かせねば、とか、なるべく正しい音を大きくして上から被せよう、とか小手先の技術というか、言ってみればゴマカシに走ってしまい、全体のハーモニーなどを聞く余裕は全くなくなり、歌を楽しむどころでもなく、自分が何を歌っているのかもはや分からない、というところまで混乱してしまったのでした。

合唱ってムズカシイ・・・。

また一段と合唱の難しさに打ちひしがれた今年の定演でした。

でもまぁ、去年の反省点は改善できたし、目標の「春から運動(エアロビクス)再開」というのも達成出来てるし、「ゆる体操」も続けているし、で、合唱のための体作りは怠っていないので、良しとしましょう。

「合唱のための」などと書きましたけど、こういう運動や体操などは仕事や家事はもちろん、精神面の立て直しなどなど全ての役に立つのです。

いろんなことはつながっているので、意識して続けていれば、少しずつ上達します。

子供のように一気にメキメキと伸びないのが残念なところですが、それでも続けていると、少し伸びたな、というのが自分で分かるくらいにはなるのです。

誰も分からなくても自分では分かる、それが嬉しいですね。
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今日の定演で、お花をもらいました。







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by sanahefuji | 2014-12-07 23:15 | 雑記 | Comments(2)

2014 たねわたしの会 日本人の心・体・技


今日は10時20分から小学校で能楽鑑賞会があったので、「たねわたしの会」は1時間ほど早めに出勤(?)しました。この火曜日の数時間というのは今のワタクシにとって、純粋に自分のやりたいことに没頭できる貴重な貴重な時間なので、そのためならば朝もパチッと早く目が覚め、テキパキと家のことやら子供達関係のことを済ませ、出かける準備万端!となります。いいことです。

それで、学校に行くまでの間に、カゴの縁を巻き終えました。
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ここまでやって、能楽鑑賞会へ。

これがまた面白かったのです。

能に興味を持ったのは確か高校生くらいの時のこと。あれはなんで見ていたのだったか忘れましたが、テレビで能のシテ(主人公)が釣鐘に飛び込む場面があって、その時の心拍数を調べる実験のようなことをやっている番組があって、何の気なしに見ていたワタクシは、そのシテの動きに目が離せなくなりました。

そして、決して飛んだり跳ねたりしているわけでもないのに、そのヒトの心拍数は確か200くらいになったとか越えたとか、とにかく心拍数がそういうトンデモナイ数字になっていったんじゃなかったかな。数字は間違っているかもしれないけど、その場面の緊迫感と迫力がすごかったのです。

ちなみに、その演目(道成寺)は激しい女の恋の執心を描いたものだそうな。うーん、やっぱりな、という感じ。

興味はあっても、そうそう能など観に行く機会などなかったのですが、一度だけ学生の時に、帯広に能楽の公演が来た時に観に行った、ということがありました。その時の演目は「船弁慶」でした。平知盛の怨霊が舞う場面などは本当によく覚えています。でも席が遠かったなー。文化会館みたいなところの殆ど一番後ろでしたから。

それに比べれば、今日の鑑賞会では超間近で見られて、こんなに嬉しいことはありません。

女のヒトのあの「能面」をつけた天人(天女?)が出てきて、ずずっ、ずずっ、とこちらに近づいて来ると、ワタクシの前に体育座りで座っている一年生たちが、ずずっ、ずずっ、と後ずさりしてくるのがおかしかったのですが、気持ちは分かる、という感じ。やはり迫力がすごい。若い女のヒトの面や優雅な装束なども近くでまじまじと見ることができて興味深く、そしてまた太鼓や鼓、笛などなどの囃子がいい!!

西洋のミュージカルなどと同じく、血わき肉おどる、といった高揚感があります。楽器の演奏はもちろんのこと、「いよぉーっ」「ほぉーっ」などというかけ声(?)がまた、カッコいい!!ワタクシ相当ハマりまして、家でもマネしてやっていたら、夫も子供のころにこういう体験学習みたいのをしたことがあったのか、この「いよぉーっ」というのが上手と言われた、とか言って、そう言われればそういうのに向いた声かもねー、それに袴も似合いそう、などなどと能についての話で家族でかなり盛り上がりました。子供達もそうとう面白かったようです。

こういう機会が与えられるってことはシアワセですね。

それからもう一つ、楽器の演奏にしても舞にしても、声の出し方などにしても、体の重心がブレない感じ、というのがビシビシと感じられ、やっぱりこの感じがいいんだ、これが大事なのであるな、と、納得し、午後からの竹カゴ作りの時は、いつもよりスッと背筋を伸ばして重心を意識しながら作業してみたりしてました。

午前中に縁を巻くところまで終わったので、足をつけて、取っ手をつけることになりました。
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右側にある、節節したのは竹の根っこですが、これを曲げて使います。
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熱湯で曲げてもいいそうなのですが、今日はガスで。

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曲がったら、錐で穴を開けて、
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紐で取り付けて、完成。まだ紐を切ってませんが、とりあえず今シーズン第一号が完成しました。

伝統芸能にも触れて、伝統の技にも触れる、良い火曜日となりました。

そして今日を含めた3回の火曜の夜はシュトレンの生地作り。これはドイツの伝統菓子ですな。

今日は夜に何もなかったので助かりましたが、来週、再来週には夜に会合が入っているので、その後から始めるとなると寝るの一体何時になるんだろう、と少々気が重い・・・ですが、今年ももうひとガンバリですね。

いよぉーっ、と乗り切るぞー。















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by sanahefuji | 2014-12-02 23:46 | たねわたしの会 | Comments(0)