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東京だョおっ母さん

東京滞在一日目は、「田舎のヒロインズ」の総会&鼎談会&懇親会がありましたが、二日目は予定では加藤登紀子さんの娘さんが暮らしている「鴨川自然王国」の見学に行く予定でした。ところが、これが参加希望者が少なくて中止になってしまい、こちらも楽しみにしていたワタクシとしてはガッカリでしたが、東京にいる友人が一日つきあってくれました。

ど田舎者のワタクシは東京について、殆ど何も知らないので、行きたいところは?などと聞かれても、まるで思い浮かばないので、その友人が設定してくれた「屋形船出発までの待ち時間に浅草見物→屋形船で隅田川を周遊しながら昼ごはん→東京スカイツリー&すみだ水族館→友曰く『目が合わない系の男のヒト』が一人でやっているフランスワイン専門店のワインバーでの夜の食事」という、自分一人だったら、絶対にやらない(というか出来ない、おそらくスカイツリーに上るための当日券2060円の時点で、まぁ別にいいや上らなくて、となっているところです。)観光コースを満喫いたしました。

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どんな船でも船なら大好きなワタクシ、船のお座敷でごはん、というだけでも楽しい。
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しかも、美味しい、昼間っからビール!
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天ぷらが次々と出てきます。寿司も天ぷらも都会の味、という感じがします。丁寧です。
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この屋形船、屋根に昇ることも出来るんですね。

お座敷では、小粋なお姉さんが、バスガイドさんみたいに(船の場合は何と言う?)通り過ぎていく風景について解説をしてくれていて、帰りにはお座敷で一緒になったお客同士が楽しめるような、船の数当てゲームなどもして、ワタクシはそれが当たって、景品を頂きました。

しかも、「この中で一番遠くから来たと思うヒト!」というお姉さんの問いかけに、もうこれは絶対に誰よりも遠くから来ている、という自信があったワタクシは、「ハイ、ハイ!」と手を挙げて、またまた景品、合計二つの景品(かりんとう)をもらったのでした。お土産を増やすことができまして、ラッキー。
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そして、この「かりん糖」の袋の裏に「カラオケ」と書いてあって、それが当たったヒトには1曲歌ってもらいます、ということで、ワタクシ、歌うことなら、どこででも出来ますから、中島みゆきの「糸」を屋形船のお座敷で歌ってきました。

「農業もして、カラオケもやってるんだねぇ、いろんなヒトがいるねぇ」などと乗り合わせた方に言われつつ、聞いて頂きました。いや、カラオケは農業委員会の懇親会の2次会でしかやってないんだけど、と思いつつ、楽しい時間を過ごしたのでした。

そして、スカイツリー。まず、人の多さに驚く。そして、さっきも書きましたけど、当日券が2060円、さらにその上に行くのに1030円、すみだ水族館に入るのに2050円、という値段に驚く。こんなの家族で来たら一体どうなるんだ、と思う貧しい農家のワタクシ。

そりゃあ、みんなお金が欲しいはずだよなぁ、と非常に納得するワタクシは、もともと「かたし」のお客さまとして出会い、今は良き友人の大判振る舞いに感謝感謝の雨あられ。

スカイツリーを降りたら、お次は「すみだ水族館」。
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今はなんでも、「スタイリッシュ」にしないと、見向きもされない、という時代です。水族館の展示も然り。ワタクシはフツーの野暮ったい展示でも一向に構わない、だって生き物そのものが面白いんだから、と思うのですが、金を稼ぐにはそれではダメなんだなあ、と思います。

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チンアナゴ。このように、面白く展示することで、お土産グッズの売り上げは倍増するに違いない。だってワタクシも買ってしまいましたもの。

今は、どのような事象にも「採算性」がついて回り、とにかく「お金を稼げてナンボ」の世界なのですな。都会に行くと、そのことを、これでもかこれでもか、と思い知らされるのです。それは本当にみんなタイヘンなことではないだろうか。疲れますよね。そんな時ワタクシは、のどかな五島で暮らしていて、ヨカッタなぁ、と思います。

それこそ、前回書いたように、船の着く時間に港にタクシーはいないのです。それでいいノダ!

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スカイツリーは今、ウォーリーの色でライトアップされているそうですよ。「さなへさんってウォーリーに似てますよね」などと言われたことのあるワタクシは、なんだか親近感が持てますな。

しかし、ウォーリーに似てるとか言われても全然うれしくない。

最後は「目が合わない系」の男のヒトがやっているワインバー。薄暗い店内で写真を撮るのも憚られ、写真はないのですが、本物のシャンパンで乾杯。次々と、おフランスのワインを飲みつつ、「木ノ口かたし 夜の部」ではまず無縁、絶対に出ない類の食べ物に感嘆しつつ、東京の夜は更けていったのでありました。

本当にねぇ、自分ばかりこんないい目を見させてもらっていいんかしら、と思いましたが、同じころ、「木ノ口かたし 夜の部」では、ご近所の気の置けないお客さまが来て下さっていて、そちらはそちらで楽しくやっていたようですから安心しました。

それにしても「かたし」のご縁は、本当にありがたいものだなぁ、と思った、「東京だョおっ母さん」の一日でありました。








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by sanahefuji | 2018-10-31 07:54 | | Comments(0)

そんなアナタが好きなのよ

昨日の夜中、五島に戻って参りました。

今、一艘のフェリーがドックに入っていて、一艘で運行しているため、最終便が長崎発20時20分、福江到着が23時30分ということになっているのです。

福江港に着いて、ターミナルの入口から外に出ると、玄関のすぐ前ですら真っ暗。キラキラピカピカ、電力の過剰消費地、東京から戻ってきた身には、その暗闇に「あー、なんて健全なんだ!」と、まず感動しました。

そして、タクシー乗り場には一台のタクシーもいない。

行く時に、帰りの便の到着が夜の11時半だから、タクシーで帰ってくるよ、という話をしていて、タクシーは港にいるかな、と夫に聞くと、そりゃいるだろう、ということだったので、安心していたわけです。

ところが、真っ暗な玄関の外に、個人のお迎えの車は来ていてもタクシーというものの姿がない。念のため、ケイタイにタクシーの番号を入れていてヨカッタ!そして自分でケイタイを持っているって、なんて便利!と今更ながらケイタイの便利さを思い知った東京行きでありました。

それで、他にも何組かのヒトビトがタクシーを自分で呼んだりしておりましたよ。夜の11時半に船が港に着くということは、絶対に需要があるハズと思って待機しているタクシーがいない、というところが、ワタクシは実に五島らしい、と思ったことでした。

あのですね、これは悪口ではないんです。ワタクシは五島のそういうところがダメだなんて思わないし、キライではないんです、いや、むしろ、そういうところが好きなのかも、と思うのです。普通に考えれば、それは欠点のようなところが、そこがあるが故に好き、みたいなこと、ありますよね。人間ってそういうものです。

で、タクシーを呼びまして、無事に家に帰り着いたら、もう12時近くになっていました。長い一日でした。

そして、実に面白い週末でした。

どこまで書けるかは分かりませんが、おいおい書いていきますね!

今回、ますます思いを強くしたことは、「自分の目で見ること、耳で聞くこと、空気を感じること」「実際に会うこと」の重要さ、です。今の時代、ネットなどで、いくらでも情報は得られますが、絶対に自分で見なければ、感じなければ分からないことがあり、そして、実際に人に会わなければ動き出さないことがある、ということです。

もうこれは今の時代、言い過ぎても言い過ぎることはないです、ホントに。

こんなふうに、ワタクシもブログなども書いていて、こんなことを言うのもナンですけどね、ネットなどでは絶対に分からない、伝わらない部分が多い、ということを強く感じました。

ネットを便利に利用するのはいいですけど、過信してはダメなのです。

自分の目で見ること、耳で聞くこと、とにかく実際に感じること、というのを大事にしなければ、と痛感しました。

帰り際に洋子さんが、ワタクシに素敵なご著書を下さいました。
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新聞に連載されていた、洋子さんご自身で描いたイラストと文章をまとめたもので、とっても素敵!
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会いに行ってヨカッタなぁ。

ワタクシ不在の間、夫曰く、アサが相当ガンバッていた、とのこと。それも言われなくても、自らどんどん働いてくれた、と。

ワタクシとアサは似た者同士ですから、ワタクシが不在だと、のびのび出来るんですね、きっと。

これからも心おきなく家を空けよう、と思ったことでした。

ヒトはホントにそれぞれです。自分の力を発揮するための努力は、周りにどう思われようとも絶対に惜しまないことだ、と、本当に本当に思いました。

それはしかし、心が危機的状況に陥るまで、気がつかなかったことです。

自分を生かして(活かして)こそ、世のためヒトのためにもなるのだな、と。

どうぞ、皆さまも、自分を殺さず、自分を生かす(活かす)ことを、いつも考えて下さいませ。

それが本当に世のためヒトのために、きっとなるハズです。

ではでは、今日も良い一日を!











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by sanahefuji | 2018-10-29 09:11 | 雑記 | Comments(0)

会いたい人には会いに行く

ワタクシ、ちょっくら東京に行ってきます。

あれは、まだ旧「かたし」がワタクシの頭の中にある夢でしかなかった時のこと。

どういうきっかけで手に取ったのかは覚えていないのですが、ワタクシは福井県で農業をやっている山崎洋子さんという方の本を読みました。

その本を読んで、タイヘン心を動かされたワタクシは、著者の洋子さんにお手紙を書いたのです。そう、度々ここにも書いているように、ワタクシは手紙女でありましたから、何か心が激しく動かされることがあると、ついつい手紙を書いてしまうのです。もうその情動というのを胸のうちにおさめておくことが出来ない、というような感じになってしまって、書かずにはいられないのです。

これは中学生くらいから始まった性癖でありまして、一番最初にそのような感じで手紙を書いて送った方、それはワタクシがその時代にトチ狂っていたムツゴロウこと畑正憲氏。ここからワタクシの北海道への憧れも始まっておりまして、もう寝ても覚めても考えることは北海道の大地ばかり、という時期がありましたなぁ。

で、その手紙を書いたはいいが、どこに送ればいいのか分からない。それで、本のあちこちを探って、動物王国が北海道の浜中というところにある、ということが分かったので、実に大雑把ではありますが、それと畑氏の名前だけ書いて送ったのです。有名なヒトだから届くんじゃないかと思って。

日本の郵便局というのはタイヘン親切ですから、有名人じゃなくても届けてくれるのですよ。いつだった、わが家の年賀状の中には長崎県福江島、と名前だけで届いたのもあったくらいです。

そのお手紙には、ムツゴロウ氏の奥様から達筆なお返事が届いたのですよ。嬉しかったなぁ。

それで、山崎洋子さんへの手紙ですけど、一体何を書いたのか、というのは全然覚えてないんです。まぁ誰でもそうかもしれませんが、自分が書いた手紙の控えなんかとっているヒトっていないでしょう。手紙女のワタクシも例外ではなく控えなどとってませんから、かなり大切な、というか重要な、と思われるような手紙であっても何を書いたか、というのはすぐに忘れるんです。ホントに全然覚えてない。

もらった方としては全く迷惑な話、ということにもなりかねませんが、でもその時書いたことは全て嘘偽りのない気持ちです、と言っておきましょう(誰にだ)。

それで、その時はワタクシ、自分の連絡先なんかを書いてたのね、多分。だってすぐに洋子さんから電話がかかってきましたから。

そして今度、東京の早稲田大学で「田舎のヒロインわくわくネットワーク」という農家女性の団体の集会があるから貴女も来なさいよ、というようなことを言われまして、そういう場合ワタクシは何も考えずに「行きます行きます」と言うんですね。

子供もまだ小さかったし、金もなかったと思いますが、まぁホントにそういう時って何も考えないんです。

山崎洋子さんというのは、このネットワークを作ったヒトでもあり、その当時も代表をされていました。

何も考えずに返事をしたワタクシですが、そういう場合、必ずそれは実現するもので、東京の早稲田大学に行くことが出来ました。そして、その時に「夢語り」というのに出なさいよ、というふうに、やっぱり洋子さんが言って下さって、それは舞台に上がって自分の夢を1分(3分だったかな)で語り、会場のヒトビトに投票してもらい、上位3位までのヒトは10万円がもらえる、というもの。

ワタクシはまだ始まってなかった旧「かたし」を作りたい、ということを話しまして、見事10万円ゲット、ということもありました。

その洋子さんも、代表を退かれて、今はネットワークの名称も田舎のヒロインズに変わりました。

名称は変わりましたが、一応ワタクシもまだ所属しているのです。この総会が東京で明日行われるのですが、総会だけではなくて、歴代理事長鼎談会&討論会&懇親会というのがあって、この場に山崎洋子さんもいらっしゃる、とのことで、ナヌ!と思いましたワタクシ、これを逃してはもう洋子さんに会えないかもしれない、と思ったのですね。

だから、行きたいなぁ、と思っていました。

なんとなく身辺がザワザワして、いろんなことが起こっていて、また、ワタクシ自身の内部でもいろいろなことが起こっていて、混乱したりすることも多い今の時期に、この集会に行くことは、何か意味があるかもしれない、と思ったら、「行きたいなぁ」ではなく、もうこれは絶対に行かねばならぬ、というふうになる単細胞でありまして、で、それが明日のことですから、五島に住んでいるワタクシは、もう今日には出発せねばなりませぬ。

なので、週末を控えてはおりますが、部活やロボコンも終わって家に居てくれる中学生に「木ノ口かたし」の手伝いを託して、寅次郎のワタクシは東にふらりと行ってまいります。相方は、幸い「男はつらいよ」の大ファンでありますから、快く送り出してくれるハズです?!

ではでは皆さま、ごきげんよう。

フェリーがドックダイヤのため、日曜日は夜の11時半、などというトンデモない時間に五島には戻ってまいります。

そうそう、一応、土曜日のお菓子は作りましたよ。紅玉が売っていたので、すぐに買いまして、リンゴのケーキ。今回は胡桃をいっぱいいれました。
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ワタクシは不在ですが、今週も土曜日開店「木ノ口かたし」をどうぞよろしくお願いいたします!


















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by sanahefuji | 2018-10-25 14:05 | 雑記 | Comments(0)

ふくれもち男子

先週の水曜日、修学旅行生の体験の受け入れがあった、と書きましたが、今日もありました。

先週は「ふくれもち&肉まん作り体験」で、8名の女子高生がやって来ました。その時に、事務局の担当の方に「来週の水曜日も『ふくれもち作り体験』8名いいですか?」と頼まれまして、「あー、いいですよ。」と引き受けてから、その時渡された表をよくよく見てみると、その希望者は、なんと全員男子!

え、男子高校生が「ふくれもち作り」?と、少々うろたえました。なんせ今までは女子しか来たことがなかったし、わが家のムヒコ(五島弁で息子のこと)はまだ小学生で、高校生というのは女子しか分からないワタクシは、一体どうしたらいいんだろう、と。

けっこうそのことが心に重くのしかかっていた本日、体験が始まる直前の昼ごはん時には不安と緊張のためか、まるで食欲も湧かず、ノロノロと準備をしていたのでした。

ところが、案ずるより産むが易しの諺通り、やってみたら、男子高校生8名との「ふくれもち作り」は、とっても面白かったです。
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女子との反応の違いも面白いし、やはりよく言われることではありますが、女子よりも子供っぽいので、その点が楽な部分もあるんだな、と。

そして、部活は何をやってるの?などとワタクシが聞くと、この中の半分(つまり4人)はサッカー部なんですけど、誰か分かります?と逆に聞かれまして、なんとなく、これは確実にサッカー部だろう、という子が二人は分かったので、その二人をまず指摘すると、果たして当たり!

おおっ!

となりました。

そして、多分この子もだな、という子を指すと、それも正解!

そして、また、おー!となり、

最後の1人はちょっと難しいな、と思いましたが、あきらかにサッカー部っぽくない子をまず外し、残った子の中で一番日に焼けている子を選びました。

すると、ビンゴ!

それも正解で、調理場がドッと湧きました。

ワタクシに課せられた人間理解あるいは人間観察の訓練の賜物ですな、ナンテ。

ワタクシ、ボケーとしておりますが、割と人間はよく観察しておるのですよ。こういうところで役に立つこともあるんですね。

さて、その後、和やかに「ふくれもち作り」は進み、本日も上等の「ふくれもち」ができました。
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出来あがった「ふくれもち」と共に写真を撮るのは女子も男子も同じです。「ふくれもち」と共に集合写真も撮ってました。

こういう時に、女子でも男子でも、とりわけ気配りの出来る子、というのが必ず一人くらいはおりまして、そういう子は、なんやかんやと、こちらにも気を配ってくれて、片付けなんかもきちんと積極的にしてくれます。

今回のその子は、お茶を淹れたら、一番にワタクシに持って来てくれました。
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とっても不安だったのですが、男の子がお母さんに優しいように、男子はオバサンに優しい、ということが分かりました。

なので、今度から男子がやって来ても、もう緊張のあまり昼ごはんを食べられない、ということはないと思われます。

そのように相変わらず小心者のワタクシですが、次から次へと頼まれたことを引き受けていると、いろいろな経験が出来て、これがまた人間理解につながるのだ、と思えばありがたいことですね。

体験インストラクターというのは、よく分からない名称ですが、こういうものを引き受けて、たったの2時間やそこらの時間で、何から伝えればいいのか分からないまま時は流れて、とまぁ東京ラブストーリーの主題歌の歌詞のような状態でやっております、にわかインストラクターのワタクシ。

このよく分からない仕事を一体どうすれば良くできるのか、と考えた時、やはり第一は、自分の中の「ふくれもち作り」あるいは「肉まん作り」への情熱や愛を枯れさせないことではないか、と思います。

自分の中に何もなければ、人に与えられるはずもないのですから。

そして、第二には、短い時間の中であっても、人と心を通わせたい、という明確な意志を持つことかな、と。

お茶の世界の一期一会、のようなものかもしれませんね。

不安で迎えた「ふくれもち男子」ではありましたが、また一つ、新しい経験をさせてもらって、感謝であります。

いやーでも、ヨカッタ。

これで、心おきなく出かけられます。

そう、ワタクシ、実は明日のフェリーの最終便で出かけるのでね、これが終わって本当にホッとしました。

さて、準備準備。














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by sanahefuji | 2018-10-24 18:40 | 食べ物 | Comments(0)

今も昔もブラックモンブラン

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おはようございます。コータロー撮影のミーコでございます。写真うつりのせいで人相(猫相か)がタイヘンよろしくないのですが、実物はもっと可愛い子なのですよ。

なんで、このような写真を撮っているのかというと、なんでも宿題の「自学」で絵を描くから、ということらしいです。1年生の自学って、要はなんでもいい、ってことなんですね。

それにしても、写真うつりが悪すぎる!!

猫の凶悪犯のようではないですか。

さて、少し間があいてしまいましたが、それというのも、また「公民館だより」の原稿を書くのに屋根裏にいたからです。しかし、今回は味噌作り講座について書くので、何も難しいことはなく、すぐに書けることだったので、実は原稿を書くと見せかけて、友とメールをしたり、本を読んだりしていたんですよね。勉強から逃避している子供と変わらん。

と、このように人間はそうそう変わるものではない、ということです。

変わらない、と言えば、ワタクシが子供の頃から慣れ親しんだアイス「ブラックモンブラン」への愛も変わりません。

昨日は、お店でこんなものを見つけて即買い!
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ブラックモンブランとチロルのコラボ商品です。このブラックモンブランの包装、そそられますな。買わずにはいられません。

思えばワタクシが子供のころ、田舎の小店で売っているアイスの種類というのは少なかった、と思います。今のように、よりどりみどり、ということはなかったのです。

夏休みの子供が毎日でも買えるような安いアイスの定番は、このブラックモンブランとホームランバー、あるいは「おとぼけくん」か、という感じでした。

その中でもワタクシはホームランバーがあまり好きではなく(第一見た目が小さいんですよ、このホームランバーってやつは)、なのでもっぱらブラックモンブランを選んでおりました。

このアイス、九州しか売ってないんですか?その辺はよく分かりませんが、まぁ分からないヒトも聞いて下さい。

このアイスは棒のついたバー型のアイスで、チョコがコーティングされていて、その上に何かザラザラとしたクッキーのようなナッツのようなものがトッピングされております。ワタクシの旧友の中には、このチョコを器用にはがしながら食べる、というヤツが何人かおりましたが、ワタクシはそれは絶対に認められない、と心ひそかに思ったものです。

これは、アイスとチョコを一緒に食べ進めなければダメなんだ、第一食べかけの見た目が美しくないではないか、と子供心に思っていたのですね。妙な子供です。

そのような学童期を過ごしたワタクシは、大人になってからも、ブラックモンブランが好きなのですが、一時期はアイスがクッキーに挟まれたタイプのヤツなんかに心奪われたり、大人なんだから、と、も少し豪華なものに惹かれたりもし、紆余曲折もありましたが(そう、ワタクシは実に惚れっぽくて浮気者なのです)、今ではもう、この古女房のようなブラックモンブラン一筋で落ち着いております。あ、でもたまには浮気することも、なくはない、と言っておきましょう。

ワタクシは浮気はしない、多分しないと思う、しないんじゃないかな、ま、ちょっと覚悟はしておけ、と「関白宣言」における、さだまさしのように、ブラックモンブランには言ってありますから。

ところが、常々ワタクシがブラックモンブラン一筋、と、そのように主張しておるのに、家の者が「これ、かーちゃんの。」などと言っては違うものを買ってくるわけです。これはどういうことだ!

おそらく子供たちは自分の食べたいアイスに夢中で、母のはテキトーに選んでいる、ということに違いない。

いや、それならばなおのこと、「いつもブラックモンブランでいい。」と言っているのに、おかしいではないか、とワタクシは思うのですが、アイス売り場を目の前にするとコーフンして忘れてしまうのかもしれません。

あー、朝だけどアイス食べたくなったなぁ。

このブラックモンブランには、一つ書いておきたい「思ひ出」もあるのだが、それはまた今度。

くだらないことを書きましたが、今日も皆さま、良い1日を!







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by sanahefuji | 2018-10-23 09:29 | 雑記 | Comments(0)

色づく秋に

今年は長野のクルミがたくさん、なので久しぶりにクルミパン(非売品)を焼いてみました。ガスオーブン不在ですが、電気でもまぁまぁ焼けます。しかし、ガスオーブンが欲しいなぁ。シュトレンに間に合うかしら。まだ探してもいないけれど。
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手前のは今日のケーキ、バナナクルミチョコチップ。

本日は差し入れに持っていくから、という方が「大人買い」で、このケーキや「ふくれもち」や米団子などなど、一瞬で売り切れまして、開店1時間後にはお菓子コーナーは終わった感がありました。めずらしいことです。

昨夜は「木ノ口かたし 夜の部」で宴会があって、その片付けが終わらないまま、土曜日開店の「木ノ口かたし」に突入した感もあり、朝からドタバタ&ザワザワ。

こういうザワつく時、というのは、店としては準備が万端でなく、掃除などもきちんと行き届いてないのだけれど、意外と悪くない感じなのです。何か躍動する生き物のような気配に満ちているというか、なんというか。雑然とした感じ、というのは活気も生まれるのです。 

今日は「木ノ口かたし」初の試み、「土曜サロン」の記念すべき第1回、「お片付けの話」がありまして、そういう時にふさわしい気配だったのですね。

初の試みは、なかなかヨカッタのではないか、と思います。

椿の枝が朽ちて、壊れかけていた旧「かたし」からの看板も、また新しい椿の枝をつけてもらいました。
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新しいことをやってみる、というのはいいですね。

今日は、「土曜サロン」に来て下さった方の1歳と3歳の男の子を、外に連れ出して、ジョンと遊ばせたり、お散歩をしたりしていて、1歳の子を抱っこして歩いている時、その柔らかい肌や髪、新しい世界を見つめる瞳に胸がキュンキュンしました。

孫!?

いやいや。

赤ちゃんっていいなぁ、新しいヒトっていいなぁ、と思いますね。

あ、そうそう、第2回の「お片付けの話」は、11月にと思っていたのですが、講師の美保さんが空いているのが11月10日しかなくて、しかし、その日はワタクシが例の合唱の練習があるのです。ワタクシ、それは絶対に外せないので、残念ながら、11月10日は諦めて、その後は2月まで本業で忙しくなってしまう、とのことで、先の先で2月開催となりますが、またよろしくお願いいたします。

その間にまた、何かで「土曜サロン」の開催が出来たらいいですね。何か予想はつきませんけれど。

さて、今日の「かたしのお昼ごはん」は、
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・ブリの焼き漬け&厚揚げの煮付け
・コンニャクとニンジンとツルムラサキの白和え
・大根サラダ
・大根の皮のキンピラ
・卵焼き
・白菜と大根の味噌汁
・カマド炊きごはん
・バナナクルミチョコチップケーキ

でした。

普段はあんまり「ごはん」を食べないという方が、この「カマド炊きごはん」が美味しかったらしく「めっちゃ食べちゃいました」と仰っていて、そういう言葉が、とっても嬉しい実りの秋でございます。

今までやってきたことの積み重ね、と、新しい試み、と。

錦おりなす、秋です。









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by sanahefuji | 2018-10-20 23:26 | 「かたし」のお昼ごはん | Comments(0)

第1回 木ノ口かたし 土曜サロンのお知らせ

1週間、早いです。

明日はもう土曜日、「木ノ口かたし」のお店の日。

いつものように営業しておりますが、明日の午後はちょっと初の試み、やってみます。

午後2時30~4時までの時間、「木ノ口かたし 土曜サロン」というのを時々やろうかな、と考えていて、明日の第一回目は「お片付けの話」です。

講師は五島に嫁いで16年、パワフル3兄弟の母でもある中村美保さん。もともと前の「かたし」からのお客さまで、本当にいつもお家もご自身も、スッキリ清められている感があり、どうやったらそうできるのか、というのが知りたい、と思い、お願いいたしました。他でも講座をやっていらっしゃいますので、「木ノ口かたし」のアットホームな雰囲気の中で教えてもらえるのは、大変お得ですよ。

2回に分けての開催ですが、1回ずつでも単独で受けることができます。

「木ノ口かたし かわら版」にてお知らせしていましたが、ワタクシ、超間抜けなことに、その2回の内容のテーマを書き忘れていたのです!

ナンテコッタ!

寅次郎ぶりにも程があるってなもんです。最も重要な情報を入れていない「かわら版」だなんて。

それに気がついたのが、昨日、というこれまたアホか!

という・・・。

アホです。

でも、それに気がついたので、せっかくなので、こちらに書いておきましょう。どーんと。

第1回 捨てられない貴女から捨てたい貴女への変わり方。
     ~貴女の家は、家族の寛ぎ空間か、物置か~

第2回 片付いている状態を保つ秘訣。
     ~自分を大事に、物を大事に~

です。

もう、これを書いておかないなんて、ホント抜け作にも程がありますよね。ホラホラ、お片付けの話、聞きたくなってきたでしょ?

明日、まだ空きがありますので、興味のある方はぜひどうそ!直接来て頂いても大丈夫です!

午後2時30分~4時 「木ノ口かたし」にて。

参加費800円で、木ノ口かたしのお菓子&お好きな飲み物、ついてます。なんてお得!

第2回の開催日はまだ決まっておりませんが、単独でも受けられますので、今回が無理でも、また次回に受けてみようかな、という方、要チェックですぞ。

ではでは、最もこの講座が必要な「木ノ口かたし」抜け作店員からのお知らせでした。

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by sanahefuji | 2018-10-19 07:42 | 「かたし」のこと・商品について | Comments(0)

飯炊き女の失業

今日は小学校の田んぼの稲刈りでした。

毎年、小学校の稲刈りの時にワタクシは必ず、田んぼの横にカマドや羽釜を持って来て、ご飯を炊き、高学年の子たちに塩ムスビを握らせて、稲刈りが終わった後にみんなで食べる、ということをやっていました。

種モミの選別から始まって、種を蒔いて苗作り、田植え、稲刈り、と一連の作業の中で、最も重要なのが、このカマドで炊いた塩ムスビを稲刈り後に食べることである、とワタクシは思っていました。

そして、子供たちが最も楽しみにしているのも、この最後のオムスビだと思っていました。

何故なら、余った塩ムスビをめぐる争奪戦が毎年、繰り広げられ、いつの年だったか、一年生を担当していた先生が、いつもは食が細くて給食のごはんを残してしまう子が、オムスビの争奪戦で見事2個目のオムスビを給食前に食べたものだから、これは絶対に給食を食べられないかと思ったら、食べたんですよ、しかも、その後もごはんをよく食べるようになったんです!と言ってコーフン気味に教えて下さったこともありました。

こんなに飽食の時代でも、子供たちは真に美味しいものを、めったに食べられない、とワタクシは思っているので、田んぼの活動の中でも絶対にこの経験だけは外せない、と思っていました。

ところが、です。

今年はこの「田んぼでオムスビ」をしないで欲しい、という要望が学校側から出されました。

その理由というのが、衛生上の問題があるから、とのこと。

「?」

とまず頭にはクエスチョンマーク。

そして「それは正気で言っているのか?」と思い、

単細胞のワタクシの頭にはカッカと血が昇り、もはやケンカ腰で学校に行きそうなイキオイであったのですが、冷静な相方に止められて、さらに一言二言と釘をさされ、思いとどまったのでした。

しかし、まぁ今日の稲刈りには一応行きましたが、ヤル気はゼロ。なんせ失業した飯炊き女ですからな。

この案山子がワタクシの気持ちです。
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ガックリ。

一番大切なことが、何も伝わってなかったんだなぁ、と思っていたら、そんなことはありませんでした。理解ある先生もちゃんといて、そのことを申し訳なく思っている、とワタクシに言ってきて下さったからです。

そうなのです。単細胞のワタクシは反省せねばなりません。組織というのは、そういうものです。みんながみんな「衛生上のモンダイ」などということを、本気で思っているはずはなかったのですね。

この衛生上のモンダイ、の害悪の方を、現代人はもっと考えた方がいい、とワタクシはそれこそ本気で思っています。

午後からは、修学旅行生の体験の受け入れがあり、「ふくれもち&肉まん」作りのインストラクターなどという、御大層なお仕事もしてきました。

この都会から来る修学旅行生たちの、食べ物や動物に対するアレルギーの多さ、というのが、絶対にこの「衛生上のモンダイ」と関係がある、とワタクシは睨んでおります。

今では、腸内細菌がどう、とか、腸内環境がどう、とか、ヒトビトの健康に腸内の細菌が深く関わっている、ということはよく知られています。この腸内細菌の多様性が大事というのは、科学的にも証明されつつあることのようですが、その多様性は、赤子の頃から多くの菌を普通の生活の中で体内に取り込むのが一番なのに、この「衛生上のモンダイ」が邪魔をすることが多いのではないか、とワタクシは思うのです。

ホントにビックリするくらい犬や猫の毛のアレルギーの子、というのも多くて、犬や猫がいるわが家では、体験活動が出来ない、ということで、道具一式を公民館の厨房に運んだりして体験活動をしなくてはならなかったり、ということにもなります。

今日もそうでした。

まぁそれくらいの手間はなんでもないのですがね、動物と暮らせないヒトが多くなる、というのは、残念なことですね。

さて、女子高生8名の皆さまとの「ふくれもち&肉まん作り」、上手に出来ました。
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人生いろいろありますが、「ふくれもち&肉まん」は、いつもと変わらず、美味しかったですよ。
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by sanahefuji | 2018-10-17 18:48 | 雑記 | Comments(0)

消えた運動会に寄せて

書きかけたまま放置していた、先週の金曜日のことを、せっかくだから書いておきましょう。

9月30日に開催されるはずだった運動会が、台風で中止になり、代わりに先週の金曜日の午前中に、小中合同で運動会の発表会的なものがありました。

これは運動会と同じように入場行進があったので、常々「運動会は入場行進が一番重要である」という説を唱えているワタクシとしましては、遅れるわけにはいきません。

明日の「木ノ口かたし」の準備で忙しい金曜日ではありますが、入場行進が始まるかっきり5分前にかけつけました。

8時45分開始であったので、ありがたいことに朝ドラ「まんぷく」を見てから行けました。今度の朝ドラは前のより百倍くらいいいですな。まず歌がいい。北海道帯広出身の吉田美和さんの歌声は、北海道のカラっと乾いた空気や広い空を思い出させてくれます。朝から実に嬉しい。

そして、ヒロインがいい。ワタクシは好きです。さらに、ヒロインのお相手、これも良い。眼鏡をかけていて、立ち姿が美しい、しかもやや不器用そうである、ヨシ!完璧!

というわけで、今のところ見ています。がしかし、油断するとすぐに見なくなってしまうのですが。でも、この歌声は朝にいつも聞きたいなぁ。

あ、運動会の発表会のことでしたね。

その日の入場行進を見て、消えた運動会の無念を思わないわけにはいきません。

子供たちは運動会をしたかっただろうなぁ、と思って。

子供並みにワタクシも運動会をしたかったです。だって、一年に一回しかないのですから。

その日の行程では、入場行進や開会式、徒競争に800メートル走(中学生)、大縄跳び(中学生)、エイサー(小学生)、ソーラン節(中学生)、綱引き、玉入れ(小学生)、リレー、だけが行われ、午前中で終了し、お昼ごはんは、いつもと同じく給食です。

いくら運動会の競技をやったところで、これでは運動会ではありません。

無念じゃ、返す返すも無念じゃ。

子供たちも、運動会がなくなったことを嘆き、そして不満をいろいろとぶちまけていましたが、子供たちにとって、何が一番腹が立っていたか、というのをワタクシがここで教えてあげましょう。

運動会が台風で中止、というのは、まぁ仕方がない。午前中だけの競技、これも仕方がない。弁当ではなく給食、それもそうするしかない。

それらについては、文句を言いながらも、子供も仕方がない、というのは分かっているのです。

では、何が不満だったか。

「先生は本当は残念って思ってないよ。」とのこと。

おそらく、これは、「先生」の部分を「オトナ」としても良い、と思います。

子供たちにとって、このことが一番、憤りを感じる部分だったのです。

まぁ、ワタクシも一応オトナの年齢だから、疲れたオトナの感覚も分かります。行事がいっぱい、やることがいっぱい、頭の中は次から次に用事でいっぱい、心に余裕がないのです。

白状しますと、ワタクシも運動会がなくなって、「弁当を作らなくてよくなった。」ということが頭に浮かんで、そのことは楽だな、と思ってしまったのです。あんなに運動会命!だったワタクシでさえ、年を食うってことは、こんなふうな考えが一瞬でも頭をよぎってしまうのだ、あぁなんということだ!と嘆かわしかったのでした。

だから、消えた運動会に対して、単なる学校行事の一つとしてしか考えていなかったとしても、もしかすると半分「ホッ」とする気持ちが生まれてしまったとしても、それは仕方のないことです。しかしながら、子供に寄り添う先生という職業であるならば、そんなことを思ってしまった自分を恥じ、全力で子供の無念を共有しようとする、少なくともその姿勢が必要ではないか、と思います。

子供たちは本当に本当に無念だった。運動会というのは他の行事とは格が違うのです。ましてや、中3だったら最後の運動会なのですから。

ところが、そのことを全力で心から共感してくれる「オトナ」が、多分、いなかった。いや、もしかすると、いたのかもしれないけれど、「オトナ」の分別でクールにそれを隠していたのかもしれません、だから子供は感じなかった。

子供たちは、そのことに対して怒っていたのです。

忙しい、というのは、よく言われるように、本当に「心」が「亡くなる」ことですね。

子供たちにとって、先生というのはものすごく大きな存在で、ワタクシの経験からしても、家と学校が世界の中心となっている子供の時代においては親の次に影響力がある存在です。

その先生たちが、忙し過ぎて心に余裕が持てない、というのは、教育をめぐる政治のあり方も大きいと思うので、学校自体、先生自体の責任ではない部分が大きいと思うのですが、これは子供にとっても先生にとっても社会にとっても、ホントにいろんな面で損失だ、と思います。

子供たちと一緒に泣いたり笑ったり、先生がそういう熱い人間のままでいられるような環境って、もうそれはとうの昔に過ぎ去った夢、なんだろうか、と思うワタクシ。

消えた運動会を悔しがって泣いてしまう、くらいのみっともない先生がいたら、子供たちの中に、消えた運動会が温かい記憶として、残ったのかも、しれないのにな。





















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by sanahefuji | 2018-10-16 06:09 | 雑記 | Comments(0)

少しずつ戻していこう

今朝、中学生のサトが部活で着るチームTシャツがない、などと家を出る15分前くらいに言い出しました。いつもだったら洗濯も終わって脱水の状態で洗濯機に入っているはずなのでアイロンをかければ何とかなる状態ですが、悪いことには昨夜はワタクシ、家の者が風呂に入っている時に順番待ちで、寒いもんだから布団に入ったコータローの隣で暖まっていたら、そのまま寝入ってしまい、洗濯をしてなくて、朝起きてから始めていたのです。

だから、Tシャツはびしょ濡れの状態。

それでもなんとか着られるくらいにして、サトを車で送って行きました。それが6時50分くらいの話。

さらに今日は、他の学校で練習試合があるから子供たちをその学校まで送る仕事もありました。それは7時半に学校出発、となってました。

学校と家とは近いので、一旦戻って、洗濯物を干したり、片付けをしてから7時半前に再び学校に行こう、と思っていました。

ところが、です。

家に戻って、今日は9時から昨日と同じ合唱の練習もあったので、気持ちの焦点は完全にそちらに向いてしまい、7時過ぎには既に、7時半学校出発、というのが完全に頭から抜けており、あー、今日もまたあの歌の練習が出来るんだ、楽しみだな~と思いながら洗濯物をいそいそと干しておったわけです。

そして、祭壇の上にある丸くて白い時計の針が、7時40分を指していた時、何かとってもイヤな感じがしました。胸騒ぎがする、というか、なんというか。そう、その時点ですぐに思い出してないわけです。

しばし時計を見つめ、

ギャー(心の声)!!!!!

シマッタ~、やってしまった!

と慌てて外に飛び出して、あ、先生のための水を冷やしてあったんだ、それを持って行かねば、荷台が汚いからゴザをひかねば、などなどアタフタして車で向かっていたら、途中まで歩いて来ているサト他2名の中学生たち。スマンスマン。

中学生たちには、まぁホントに申し訳ないことだったのですが、ワタクシは笑いが止まらなくなってしまいました。

妻嫁母女店員夜の女、どれもこれも、心を配り、気を利かせなければ務まらない仕事ばかり、ちゃんと出来てはないけど、よくやっている、と思うべきで、ダメだダメだ、とは、もう金輪際思わないようにしよう、と決意したばかりのワタクシ、20年かかっても「さくら」にはなれないのに、「寅次郎」にはこんなに簡単に戻るのね、と。

洗濯物を干しながら、昨日書いたらしいコータローの落書きが、面白くて写真に撮ったりしていた今朝の7時33分(カメラに記録されてました)。
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もちろん、用事を忘れたり、時間に遅れたり、それは決して良いことではありません。このような失敗をしないように、これからも気をつけるし、忘れない工夫はしますけれど、そのことだけで神経をすり減らしてしまわないように、しなくちゃね。




ずっとずっとずーっと前まで遡って、よくよく思い出してみる。

そこは、大学の研究室。

ドイツの農家で働いていたワタクシは帰国したばかりで、見知らぬ後輩たちと、よく知った先輩たちが一緒にわいわいと何かを話している中にただボーッと座っている。

「お噂は予てから伺っておりました。」

一人の後輩が礼儀正しく、そのようにワタクシに申し述べてきたのではありましたが、その噂というのは何のことはない、先輩たちがワタクシが酔っ払った時の奇行の数々を面白おかしくあることないこと喋っていただけのこと、ということらしいので、「ハァ」とだけ曖昧に言ったような言わないような。

そしてまた、何かの話題の時に、その同じ後輩が「風変わりなヒトって、いいですよね。自分はそういうヒトが好きだなぁ。」というようなことを、その通りの言葉ではなかったかもしれないけど、言っていたな、と思う。

やはりボーっとして、座っていただけで、会話に参加していなかったので、皆が何を話していたのかは覚えてないけれど、その言葉だけをやけにはっきり思い出す。

そこだ!

と思う。

そこまで、ちゃんと遡らねば、と。

そしたら分かった。

誰もワタクシに、良妻賢母など求めていなかった、と。

それなのに、勝手に自分で、そうならねば、と思って苦しくなっていた、と。

良い妻や賢い母でなくても、良かったのだ、と。

出来もしないのに良妻賢母にならねば!などと思い詰めて、しんねりむっつりした女など、つまらないのだ、と。

風変わりなヒト「が」ヨカッタんだよな、後輩くん。























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by sanahefuji | 2018-10-14 18:37 | 家族のこと | Comments(0)