連休前に見た天気予報では明日まではいい天気だったので、タマネギを畑に置いて乾かしておくつもりでした。
がしかし!
予報はコロッと変わって、今日から天気は崩れ、明日はまたまた大雨マーク。
これだけいろんな技術が進歩しても数日後の天気予報ってムズカシイんですね。
夕方くらいまでは持つのかと思いきや、午後からポツポツと雨が降り始めたので、コータロー氏にも手伝ってもらって大急ぎで倉庫に運びました。
こんなふうに予定通りに畑で乾かせなくても、去年から倉庫が使えるようになったのでタイヘン助かります。
雨の前にタマネギも取り込んで一安心して、今日は夕方から近所で上棟式の餅まきがあるというので、行ってみました。
最近ではなかなか見かけない上棟式の吹き流し、ワタクシが子供の頃にはよく見る機会があったような気がします。
そして餅まきも、家の棟上げや船の進水式で、けっこうな大きさの丸餅がザランザランと、それはもう雨のように降ってきていて、当たったら痛かったです。しかもオトナも必死になって周りのコドモに遠慮することもなかったので、ワタクシはオジサンの足が顔に当たって鼻血を出したこともあるくらいです。
そのように、誰も遠慮をしない粗野な餅まきというのは、小さな子供にはアブナイこともあったのでしたが、そのくらいの真剣勝負というのが時々暮らしの中にあるのはいいことのような気がしますが、どうなんでしょう。
イマドキの餅まきは、当たっても痛くない、小さな二口サイズの紅白餅で、しかも汚れてもいいように個包装、どこまでも親切です。昔のような丸餅がたくさんあっても今は各家庭で消費しきれない、ということもあるのでしょう。
時代は変わっていきますが、この餅まきという昔のヒトの知恵はなかなか侮れない、とワタクシは思います。家を建てるという大きな吉事の後に不幸なことが起こらないよう、あらかじめ小さなマイナスを餅をまくことで作っておく、ということですが、そのようなバランス感覚というのは現代の暮らしの中でもけっこう活かせるとワタクシは感じております。
そんなわけで、今日はタマネギ取り込みの時も、餅まきの時にもまだ雨が降らなくてヨカッタなぁ。
ではでは皆さま、ごきげんよう。
また明日。